先日、DESTRUCTIONシリーズのカードが発表になりましたが、その中で個人的に気になるカードが2つあります。
1つは9・17別府ビーコンプラザ大会のメインとなる…
内藤哲也 vs 鈴木みのる
次のシリーズで、唯一のスペシャルシングルマッチです。
この2人の対戦は4・29熊本で行われたIWGPインターコンチネンタル選手権。
内藤とみのるの初遭遇とあって、期待値もかなり高い一戦となりました。
ただし、今回はノンタイトルマッチ。
みのるは前回負けているので、闘う理由があるでしょう。
『おい!内藤よ。よそ見してんじゃねぇよ。
てめぇとの決着はこれっぽっちもついてねぇんだよ。そうさ、これっぽっちもな。
内藤よ、なによそ見してんだよ。お前の首狙っているのは、あいつらだけじゃない。
もうお祭り騒ぎは終わりなんだよ。
おい、内藤…こっちを見ろ。オレを見よ。
このオレ…鈴木みのる。プロレス界の王が貴様のことを許すとでも思ったか。』
引用:新日本プロレス
では、内藤はどうか?
正直、勝って得るものが見えません。
鈴木みのるは連敗は出来ない状況で、負けは許されないでしょう。
内藤も東京ドームを見据えて、ここで負ける訳にはいきません。
それどころか、別府大会まで幾度も前哨戦があることから、古傷の膝が悲鳴を上げ欠場に追い込まれる可能性もあります。
勝者のメリットが分からないという意味で、もっとも気になる試合がこの一戦です。
シリーズが始まればその答えが見えてくるかもしれません。
その時何かが見えれば、新たな記事にしたいと思います。
そして、2つ目の対戦が私にとっての大本命です。
9・7後楽園大会のスペシャルタッグマッチ
9・13大阪大会のスペシャルタッグマッチ
両方ともメインイベントに組まれた同一カード…
ウィル・オスプレイ&石井智宏 vs 飯伏幸太&ケニー・オメガ
広島大会でのIWGPヘビー級選手権に向け連日前哨戦が行われますが、後楽園と大阪だけスペシャルタッグマッチが組まれています。
この試合の大きな意味合いは、石井とケニーのリアルな前哨戦。
そして、再びコンビが組まれるゴールデン☆ラヴァーズに期待される方も多いでしょう。
しかし、私が注目しているのは…
オスプレイと飯伏の再戦
この2人ですが、過去何度かタッグマッチで闘っています。
直近だと6・4後楽園大会。
そして、4・6ROHニューオリンズ大会で行われた、SUPERCARD OF HONOR XII 。
Revolution Pro wrestling @RevProUK @wrestlecon
Apr.6th,New OrleansFlip Gordon,Kota Ibushi & Shane Strickland vs Rocky Romero,Will Ospreay & Chuckie T pic.twitter.com/1EvZNeAghI
— NJPW news (@njpw1972_eng) April 2, 2018
2014年を最後にヘビー級に転向した飯伏と、2016年に新日本マットに上がったオスプレイ。
二人は元ジュニアヘビー級のチャンピオンです。
ジュニアの舞台でもヘビーの舞台でもシングルで闘ったことのない二人が、近い将来対戦するのではないかとと予想しています。
ヘビー級転向を匂わせるオスプレイ。
『ジュニアではできる限りのことはやったかもしれない』
引用:新日本プロレス
ベルト戴冠のためどんなチャンスでもモノにしたい飯伏。
『まあ自分はウェイト的にはジュニアヘビーなんで、いつでもジュニアでもヘビーでもやりたいなと。
タイトルマッチをやりたいなと思います。』
引用:新日本プロレス
夢のようなシングルマッチですが、闘う理由が表面化しなければ組まれることはありません。
次期シリーズで何度もタッグマッチが組まれている2人。
6・9大阪城ホール以来の来日となるオスプレイと、テーマが見えない飯伏の遭遇。
石井とケニーの前哨戦以上に、何かが生まれる気がしてなりません。
この二人のシングルマッチが組まれれば、タイトルマッチを超えるカードなるのではないでしょうか…