私自身全く意識していませんでしたが、マディソン・スクエア・ガーデン(以下MSG)大会に向けての内藤哲也のインタビューを見て、“唯一の日本人対決”を意識するようになりました。
【直撃インタビュー“序盤”をWEBで無料公開!】
渡航前の内藤哲也を緊急キャッチ!
4.6MSG前に“試練続出”のメキシコ~コスタリカ遠征へ!
さらに『NJC』飯伏戦“敗戦”の原因にも言及?
☆新日本プロレスのスマホサイトで“全文”掲載中!
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※インタビュー序盤の無料部分だけでも楽しめます
『(4.6MSGでは)俺と飯伏の試合だけが“日本人同士”じゃないですか。
“いまの新日本を見せる”という意味では非常に重要な一戦なんじゃないかなと思いますね』
引用:新日本プロレス
内藤がこのインタビューで“日本人同士”の唯一の対戦と言うまで、その事実に気付きませんでした。
私自身、『日本人対決こそが新日本のプロレス』という意識は低く、内藤哲也と飯伏幸太の対決は純粋に楽しみにしていた試合です。
勿論、『日本人対決こそが新日本だ』という意見も否定しません。
棚橋弘至が新技を見せるかどうか注目しているザック・セイバーJr.戦。
各団体のトップレスラーが、3wayで闘うジュニア唯一のタイトルマッチ。
次のIWGPを担うリーダーを決めるオカダカズチカ vs ジェイ・ホワイト。
新日本の選手が出る試合は、すべて“新日本プロレスの試合”だと思っています。
それとは別に内藤のインタビューツイートを読んで感じた、“いまの新日本”というパワーワードの意味を考えさせられました。
“いまの新日本を魅せる闘い”とは何なのか
内藤哲也「(4.6MSGでは)俺と飯伏の試合だけが“日本人同士”じゃないですか。『いまの新日本を見せる』という意味では非常に重要な一戦なんじゃないかなと思いますね」
☆新日本プロレスのスマホサイトでインタビュー“全文”掲載中!
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MSG大会前にメキシコとコスタリカに遠征した内藤も、ケニー・オメガのAEW入りの誘いを断り新日本に残留した飯伏も、世界的にも知名度のあるレスラーだと思っています。
勿論、メインイベントを闘うオカダやジェ、ブリティッシュヘビーのベルトを懸けて闘う棚橋やザックも、3wayマッチを行う石森太二やドラゴン・リーやバンディードも…
世界のプロレスファンから知名度のあるレスラーであり、期待されている試合でしよう。
しかし、日本国内のプロレスファンにとってはどうなのか?
普段殆ど新日本を見ないファンにとっては、ジェイ・ホワイトなど外国人レスラーのことは意外と知らないものです。
ジェイもザックもドラゴン・リーも知っている他団体のプロレスファンが、どれぐらいいるのか…
そういう意味では日本のプロレスファンの知名度が高いレスラーは、内藤哲也であり飯伏幸太と言えるのかもしれません。
今回MSGでプロレス興行を行うということで、普段新日本をあまり見ないプロレスファンも注目していることでしょう。
もしくはファン以上に日本人レスラーが注目する一戦は、内藤対飯伏戦なのかもしれません。
『いまの新日本を見せる』というのは、MSG大会を見る海外ファンだけに向けた言葉ではないと思っています。
日本のプロレスファン、日本人レスラーに向けての言葉でもあるのかもしれません。
そして、もうひとつ。
圧倒的な選手層を誇る新日本は、外国人レスラーの存在感も抜きんでています。
今回タイトルマッチが組まれたベルトの持ち主で、日本人レスラーは内藤と石森の2人。
その内、MSGで唯一の日本人対決を実現させたのは内藤哲也です。
そもそも内藤はなぜ、飯伏を挑戦者に選んだのか?
勿論、NJCの敗戦が主な理由です。
もうひとつ理由があるとしたら、プロレスファンが何を望んでいるかファン目線で考えたからではないでしょうか。
『当時の内藤少年』ならMSGという舞台で、どんな試合が見たいと思うのか。
世界に新日本を広めるという舞台でも、日本人対決が見たいと思ったことでしょう。
内藤が言う“重要な一戦”とは、『少年の夢を叶えた試合』ということなのかもしれません。
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内容もお勧めですが、注目は本の最後に内藤選手のインタビューも掲載しているということ。
この本とインタビューを事前に読めば、MSG大会のインターコンチ戦ももっと期待感が増すかもしれません。