2月22日に東スポから販売された夕刊に、ケニー・オメガの独占インタビューが掲載されました。
残念ながらその夕刊を購入することはできませんでしたが、翌23日の11時に東スポWEBでも同内容が公開されています。
インタビューではオールエリートレスリング(以下AEW)を選択した理由、新日本との考え方の違い、飯伏幸太が新日本を選択したことについて語っています。
AEWを選択した理由
ケニーの言うCHANGE THE WORLDは、次の段階に来たのかもしれません。
新日本ではできないことを、AEWならできると感じたのでしょう。
そのひとつが、女子レスラーを参戦させること。
AEWでは副社長という肩書もあり、プロレス以外の部分でも新しいことに挑戦できる喜びを感じているのかもしれません。
AEWだからできることが、ケニーにしかできないことが詰まっているんだと思います。
ケニーを知り、プロレスに興味を持ち、ケニーのプロレスを見て勇気や活力を貰った日本のファンは数多くいることでしょう。
今度は世界中のプロレスファン、非プロレスファンに、勇気や活力を与えたいと感じているのかもしれません。
新日本との考え方の違い
前述で述べた通り、新日本でできるCHANGE THE WORLDはある程度やり切ったのかもしれません。
新日本が海外戦略も強めると同じ様に、ケニーにとってAEWはブルー・オーシャンを開拓できる市場なのでしょう。
※ブルー・オーシャン=競争相手のいない未開拓の市場
AEWと契約した以上、簡単には新日本のリングに上がらないかもしれません。
でもそれはすでに多くのファンが理解していることでしょう。
そして、必ず然るべきタイミングで新日本に戻ってくる日が来ることも…
ただ、それは今ではありません。
G1優勝、IWGPヘビー級のベルト戴冠、1・4東京ドームのメインイベントを務め、ゴールデン☆ラヴァーズとして1年間素晴らしい試合を見せました。
やはり、ケニーが今の新日本プロレスでやれることは殆どやり尽くしたのかもしれません。
そう、今の新日本では。
ケニーがいない間に新日本の勢力図は変わり、新たな選手が台頭することでしょう。
そして、いつか必ずケニーの力が必要となるはずです。
それがいつになるかは分かりませんが、ケニーはその瞬間が来ることを知っているはずです。
次にケニーを必要とする時代が訪れることを、私は待ちたいと思います。
飯伏幸太が新日本を選択したこと
新日本で様々な偉業を達成したケニーに対し、飯伏はまだまだやり残したことが沢山あります。
飯伏が新日本を選択したことは当然の結果だと思う反面、飯伏を一番理解しているケニーにとって共に(AEWで)闘ってくれる可能性も信じていたことでしょう。
だから、飯伏が大阪で選択した答えは“落胆”半分、“応援”半分だったんだと思います。
またいつか。
頑張って。— Kenny Omega (@KennyOmegamanX) February 11, 2019
ただ、飯伏がいるところには必ずケニーが現れます。
2人の間には2人にしか分からない“友情”がある…
いつでも再会できるから、今は別々の道を歩むことを選択した
次2人が再会するときは、去年の札幌大会を上回る感動が訪れることでしょう。
それだけは絶対です。
2人を応援し続ける限り、その瞬間は必ず訪れると信じています。
ハッピーバレンタイン。
いつもあなたのことを考えてるよ。 pic.twitter.com/AmBNrGLpUz
— Kenny Omega (@KennyOmegamanX) February 14, 2019