2月13日に突如アナウンスされた、ロスインゴのBUSHI×SOUL CALIBURコラボレーションマスク同タイブ『プロ仕様本物マスク』の販売。
【2月14日(木)午後12:00からスタート!!】
BUSHI選手×SOUL CALIBURコラボレーションマスク同タイブ『プロ仕様本物マスク』をアソビストアで数量限定発売!!https://t.co/X8b6b2xTkA#njpwshop #ソウルキャリバー pic.twitter.com/8NAguGWl1k— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) February 13, 2019
翌日のバレンタインデーの正午から発売となったのは、30個限定販売の超レア商品です。
過去にも内藤哲也の入場マスクとコラボで話題になったソウルキャリバー限定モデルは、制作も『PUKUPUKU工房』製でプロ仕様の物。
新日本プロレス公式サイト
インタビュー使用
ドラゴンハーフ&ゴースト加工 pic.twitter.com/Veyf6vxq54— PUKUPUKU工房 (@LLUV5Il3JqZygMT) December 29, 2018
※PUKUPUKU工房とはBUSHI選手の試合用マスク&オーバーマスクを制作している1社です
新品未使用なことは勿論、内側タン裏にBUSHI選手の直筆サインが入って¥55,000(税抜)という破格値でした。
破格値とは勿論、通常より安いということ。
実は私もBUSHIマスクに憧れ購入を検討していた時期もあり、今でもたまにデポマートをチェックします。
デポマートとは選手が着用した本物のマスクを販売するプロレスマスクの専門店で、様々なレスラーのマスクを取り扱っています。
毎試合違うマスクを制作し着用することで有名なBUSHI選手ですが、このデポマートで誰でも購入することが可能です。
デザインによっては一瞬で買い手が見つかるBUSHIマスクですが、安くても6万円前後、高ければ10万円前後もします。
基本すべて1点物なのでどれも貴重なBUSHIマスクですが、ファンの為に作られたコラボモデルというのは非情に珍しく、値段も破格値ということで一瞬で完売しました。
運良く購入できたBUSHIファンは喜んでいると思いきや、怒りを露わにしています。
それもそのはず、即完売したコラボBUSHIマスクの一部が…
転売サイトで売られていたから
私が確認したY社のオークションサイトでは、定価の倍近い10万円で売られているものや購入権利だけ売られているものが、5点もありました。
他のサイトも調べたらもっとあるかもしれません。
30人のファンしか買えない限定商品が、5点以上も転売されるなんて…
※ブログ更新後(2月16日23:50頃)確認したところ、3点に減っていました。もしかしたら2点は売れたのかもしれません
ここからは痛みを伴う話しです。
BUSHIファンも、限定マスクを購入できたファンも、できなかったファンも憤りを感じる今回の一件。
転売が違法にはならない以上、手を打ちようがないでしょう。
いや、今回ならまだ対策が打てるかもしれません。
それは…
BUSHI限定コラボマスクの販売延期
オークションサイトY社のガイドラインの【興行チケット以外の予約商品】について、こんな記載がありました。
“原則、出品時において出品者が既に当該商品等代金を支払済であり、落札者が確実に確保できる状態で出品すること”
実は今回の商品の発送は、4月以降に設定されています。
“お届け予定:2019年4月~予定”
引用:新日本プロレス
幸いにも商品は発送されてません。
もし、今回の商品の発送予定を延期して未定に変更できたら、Y社に出品しているBUSHIマスクは『落札者が確実に確保できる状態』に違反することになります。
そして、新日本は今回の商品の延期に対してプラスαの記載をするべきでしょう。
“購入者は定価以上の転売を禁ずる”
これに限らずですが、こういった注意事項を追記することにより他の転売サイトのガイドラインに引っかかる可能性があります。
その矛盾を指摘すれば、転売サイトも出品者に注意を促すことができるのではないでしょうか。
しかし、その反面自分の為に購入した方には商品到着を待たすことになり、反感を買ってしまいます。
ちゃんとした説明も必要になってくるでしょう。
恐らくこれはイタチごっこであり、関係者の大きな負担になります。
そもそも、私が考えた通り上手く行くとは限りません。
ただし、今回は高額の商品であり商品数も非常に限定された物です。
新日本側としても、限定BUSHIマスクがどうしても欲しいファンに買って欲しいと思っていたことでしょう。
本来ならこういう事は、プロレスブログが指摘するべきことでは無いと思っています。
それでも何かできないかと考えたのは、プロレスが好きなファンとして指をくわえて静観する訳にはいかないと思ったからです。