『旗揚げ記念日 一夜明け会見』で急遽発表となった、獣神サンダーライガーの引退表明。
一昨日のタイトルマッチを見ればまだまだ闘えると思ってしまいますが、『まだやれるのに』にと惜しまれつつ引退したいという自身の美学を貫くことになりました。
本日引退会見をさせていただきました♪東京ドーム引退試合まで約10ヶ月!全力でプロレスします。応援よろしくお願いいたします❤ #引退会見☆ pic.twitter.com/5ekO05TBRk
— 獣神サンダー・ライガー ☆ Jyushin Thunder Liger (@Liger_NJPW) March 7, 2019
とは言っても引退となる舞台は、来年の1・4東京ドーム大会。
その間約10ヶ月は、可能な限り試合に出続けたいと語っています。
闘いたいと手を挙げてくれるなら誰とでも闘いたいと語ったライガーですが、このコメントを聞いた様々なレスラーから、引退する前に闘いたいと沢山のツイートが呟かれました。
そしてこの会見をライブ配信で見ていただろう髙橋ヒロムからも、記者を通じてこんなメッセージを贈っています。
『自分がライガーさんとやりたいです。伝えてください』
しかし、このコメントを聞いたライガーはあまり意味がないと発言。
まずは、怪我を直して欲しいとコメントしました。
そして、その直後に呟いたヒロムのツイートがこちらです。
“絶対に呼び起こす、イニシャルK”
絶対に呼び起こす、イニシャルK。
— 髙橋ヒロム Hiromu Takahashi (@TIMEBOMB1105) March 7, 2019
このブログでも、何度もヒロムの“イニシャルK”発言については考察してきました。
※私の予想は飯伏幸太でした
イニシャルKを元新日本の金本浩二と予想する方が大半でしたが、ヒロム本人がこれを否定し結局“K”は分からずじまい。
昨年、初優勝を果たしたベストオブザスーパージュニアのバックステージで、髙橋ヒロムはこんなヒントを残しています。
『最後に一つだけ。知ってるぞ。
この会場で、アナタが、アナタが見てたこと、知ってるぞ。
イニシャル“K”!』
引用:新日本プロレス
あの日、決勝が行われた後楽園ホールで試合が組まれたイニシャル“K”のレスラーは、ご覧の通りです。
YOH(小松洋平)
金丸義信
オカダカズチカ
飯伏幸太
しかし、もう一人イニシャル“K”が存在しました。
以前は予想も付きませんでしたが、今なら自信を持って言えます。
それは、この日解説席にいた…
獣神サンダーライガー(鬼神ライガー)
髙橋ヒロムがライガーの引退会見の途中で“絶対に呼び起こす、イニシャルK”と呟いたということは、鬼神ライガー=イニシャルKということで間違いないのではないでしょうか。
平成元年にデビューを果たしたライガーは、約30年間のレスラー人生で様々な“顔”を見せています。
その中でも異彩を放っていたのが…
鬼神ライガー
ライガーのレスラー人生で数えるほどしか登場していない鬼神ライガーですが、私が唯一印象に残っているのが1996年のグレート・ムタ(武藤敬司)との一戦。
どんな映像で見たか覚えていませんが、その試合のインパクトだけは覚えています。
白いコスチュームに、マスクの下にペイントされた顔、毒霧や手段を選ばない反則攻撃の数々…
もう2度と見れることはないだろうと思っていました。
さて、イニシャル“K”が獣神サンダーライガーなら、いつ、どこで鬼神ライガーを呼び起こすのか。
ヒロムの復帰の時期に依存する形となりますが、ライガーも憧れるマディソン・スクエア・ガーデンでの一戦が可能性が高いのではないでしょうか。
来年の東京ドーム大会を含め、ビックマッチでのヒロムのタイトルマッチが決まる可能性もあります。
MSGで石森太二とドラゴン・リーのタイトルマッチが濃厚である以上、同タイミングで鬼神ライガーを呼び起こせればアメリカ興行も大いに盛り上がることでしょう。
ここからは私の願望です。
髙橋ヒロムは、鬼神ライガーとシングルマッチで闘いたいと思っているでしょう。
しかし、ライガーが鬼神になるということは礼儀を知らない対戦相手に怒りのライガーになるということ。
今のヒロム相手に、ライガーが怒る理由がありません。
では誰が相応しいのか。
私の希望は…
鬼神ライガー&髙橋ヒロム&BUSHI vs タイチ&金丸義信&エル・デスペラード
タイチとは以前、鬼神ライガーとして闘っています。
ライガーにとって鈴木軍は、ずっと因縁深い相手です。
鬼神ライガーを援護するためにも、ロスインゴとのドリームタッグが実現して欲しいと願うばかりです。