オカダカズチカ世代と宮原健斗時代は交わるのか

“独り言考察”




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ディソン・スクエア・ガーデン(以下MSG)大会でチャンピオンのジェイ・ホワイトを破り、約10ヶ月振りに王者に返り咲いたオカダカズチカ

 

試合後の会見では、NEW JAPAN CUP(以下NJC)決勝で闘ったSANADAを次の挑戦者に指名しました。

NJC優勝後のマイクパフォーマンスでもう一度闘いたいと公言していたので、有言実行の対戦が実現します。

『今までずっと、年上だったり先輩とやってきましたけども、こうやって同世代の人たちと、またプロレス界を盛り上げていけたら、いいんじゃないかと。

(中略)

せっかくこうやって、同世代で勢いがあるタイミングだからこそ、熱いうちにやっといた方がいいんじゃねぇかなと思います

引用:新日本プロレス

 

同世代のSANADAというライバルの出現を歓迎し、再びIWGP王者として新日本プロレスを、そしてプロレス界を盛り上げたい気持ちがあるのでしょう。

 

24歳でIWGP初戴冠したオカダも、気付けばもう31歳になりました。

プロレスラーにとっての30代前半は、レスラー人生最初の全盛期。

※あくまで主観です

 

そう考えるとSANADA以外にも、同世代でオカダと肩を並べる選手が現れるかもしれません。

オカダ世代にはどんな選手がいるのか?

そこで、30代前半のレスラーがどの程度いるのか調べてみました

※今回ヘビー級に絞って調べています  

 

【新日本プロレス】

オカダカズチカ 1987年11月生まれ 31歳

SANADA 1988年1月生まれ 31歳

EVIL 1987年1月生まれ 32歳

ザック・セイバーJr. 1987年7月生まれ 31歳

ジュース・ロビンソン 1989年4月生まれ 30歳

 

【全日本プロレス】

宮原健斗 1989年2月生まれ 30歳

ジェイク・リー 1989年1月生まれ 30歳

 

【NOAH】

中嶋勝彦 1988年3月生まれ 31歳

※2019年4月11日現在

 

私が観戦したことある新日本、全日本、NOAHに絞って調べましたが各団体を象徴する選手が該当しました。

 

5・4『レスリングどんたく』福岡大会のメインイベントで、オカダがSANADAとタイトルマッチを行いますが、この勝者に誰が挑戦するかも気になります

このIWGPヘビー級選手権の前に行われるのが、石井智宏EVILのスペシャルシングルマッチ。

 

EVILが石井に勝った際には、同世代としてオカダに挑戦して欲しいと思っています。

以前、“タイミング”を強調していたEVILは、その“時”をじっと待っているはずです。

 

レスリングどんたくの次に行われるIWGP選手権は、6月9日の大阪城ホール大会となるでしょう。

オカダが防衛してもSANADAが初戴冠しても、ドミニオンで同世代対決は最高のタイミングです

 

同世代というキーワードで言うと、先月のタイトルマッチで全日本宮原健斗“時代”という言葉を使ってこの年代最強説を強調していました。

 

『今日対戦した野村直矢、言わずと知れた“新時代”だ。

ただ、俺は彼らのように“新時代”ではない。なぜなら俺は、30歳だから。

彼ら“新時代”はジェイク・リー、野村直矢、青柳優馬のことだ。

俺は“宮原健斗時代”だ。

なぜ、俺だけ“宮原健斗時代”か分かりますか?

俺みたいな最高なプロレスラーは、同じ時代に2人もいらない

※ジェイク・リー、野村直矢、青柳優馬は次の全日本を担うネクストブレイク選手

引用:全日本プロレスTV

 

オカダの発言も宮原のマイクパフォーマンスも、それぞれが所属する団体のレスラーに向けての言葉です。

しかし、もしそれぞれ同世代としてお互いを意識していたら…

物凄く面白いことが起きるかもしれません

 

 

回の記事で、全日本の宮原がG1に出場する可能性について言及しました。

 

決して可能性はゼロではないと思っています。

同世代の2人がお互いを牽制するような発言をしたら、瞬く間にライバルストーリーが出来上がるでしょう。

G1で同じブロックに入ったオカダと宮原が、リーグ最終戦で決勝進出を懸けて闘う姿を見てみたいです。

 

ちなみに宮原が新日本のリングにスポット参戦するなら、G1が適正だと思っています。

超短期参戦ではなくG1に出場して欲しい理由を、いくつかピックしてみました。

 

▪︎長いリーグ戦を戦うことで、新日本のより多くのファンに宮原健斗を露出できる

▪︎G1なら多くの選手と対戦が組まれるので、他団体のエースとの対戦で刺激を得られる

▪︎宮原にとって、チャンピオンカーニバルより過酷なスケジュールのG1を体感できる

▪︎世界と日本全国に、全日本の宮原をアピールすることができる

 

何より全日本ファンと宮原健斗ファンに、期待を抱かせ夢を見せることができるのではないでしょうか。

ベルトを持っている選手に勝ったら、オカダカズチカに勝ったら、決勝戦に宮原が進んだら…

 

いずれにしても、団体の垣根を超える展開にはファンが最も夢を抱けるシチュエーションが必要だと思っています。