アメリカ人のジョン・モクスリーがイギリス国旗を身に付ける理由とは

“独り言考察”




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最もプロレスファンの間で検索されているレスラーと言えば、ジョン・モクスリーかもしれません。

 

26日の日曜にはAEW旗揚げ興行にサプライズ登場

27日の月曜には新日本プロレス参戦を示唆

28日の火曜には両国でのUSヘビー級選手権が正式に発表

会見に現れた対戦相手のジュース・ロビンソンは、 かつて同じ団体に所属し先輩レスラーとして慕っていたモクスリーを、自分が求めていた挑戦者だとして全力で闘うとこを誓いました。

ジュースの本気度が物語るほど、モクスリーは多くの実績を残しているとのことです。

詳しくはこちらをご覧ください。

 

過去2人に接点があったと分かった以上、なぜモクスリーがジュースを狙うのか今後明らかになるかもしれません。

 

しかし、未だ不明な点があります

 

それは…

なぜ肩にイギリス国旗を付けているのか

 

ジョン・モクスリーはアメリカ人です。

過去、ディーン・アンブローズとして多くの実績を残してきたレスラーですが、SNSやネットでもイギリスとの関連性について記載する内容はほとんど見かけませんでした。

イギリスの地名に関係するという呟き以外。

 

【ブラックカントリー】という言葉を知っていますでしょうか。

 

ブラックカントリーとはイングランド、ウエストミッドランズの地域で一般的にダドリー、サンドウェル、ウォルソール、ウォルヴァーハンプトンの4つの大都市型自治区の全部、またはその一部を示す工業地帯の総称です。

産業革命の最中に、英国で最も産業化された地域のひとつ。

しかし、工業の発展に伴い急増する人口に対する都市の整備は進まず、多くの貧しい労働者が煤煙(ばいえん)の中暮らした劣悪な環境だったそうです。

そのダドリー、ウォルソール、ウォルヴァーハンプトンのちょうど中心に位置する住宅街がモクスリー』と呼ばれています。

 

かつてインディー団体でモクスリーという名前を付けていた男が、なぜ再びモクスリーを名乗ったのか…

アメリカ人のモクスリーが、イギリスの地名を名前にした理由は分かりません。

出身であるオハイオ州シンシナティは、度々「全米の危険な都市」ワースト25に入る治安の悪さと言われています。

※ウィキペディアより

 

数々の輝かしい実績を残してきたモクスリーですが、レスラーになる前は劣悪な環境で育ったのかもしれません。

あくまで想像に過ぎませんが、ブラックカントリーと呼ばれるモクスリーの街並みにシンパシーを感じて付けた名前ということなのか…

 

いずれにしても、イギリスに“モクスリー”と呼ばれる住宅街が存在することは事実です。

もしかしたら、謎の男の映像はそのモクスリーの街並みを再現したものかもしれません。

 

 

うひとつ気になることがあります。

それは…

【DEATH RIDERS】が複数形であるということ


同じブロガーのロージャさんもこの件に触れていますが、映像の男が着ているブルゾンに刻まれた文字は“DEATH RIDER”ではなく“DEATH RIDERSと書かれています。

これは単純に、“DEATH RIDER”複数いることを示しているのではないでしょうか。

 

昨日の記事でも書きましたが、モスクリーは5・30大阪大会にジュースを急襲しに来ると予想しています。

もし、両国まで何も起こらなくともモスクリーが普通に試合するとは思えません。

USヘビー選手権は荒れた試合が予想できますし、違う“DEATH RIDER”介入の可能性もあると思っています。

 

AEWでも“パラダイムシフト”という言葉をキーワードに挙げたモクスリー。

※パラダイムシフトとは、その時代や分野において当然のことと考えられていた認識や思想、社会全体の価値観などが革命的にもしくは劇的に変化すること

 

注目すべきは試合の勝ち負けではなく、新日本初登場のリングでどんな事件を巻き起こすかではないでしょうか