世界最高峰のジュニアの闘い!鷹木信悟とウィル・オスプレイが叶える夢とは

BEST OF THE SUPER Jr.




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上初となる両国国技館で開催された、ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア(以下BOSJ)。

 

宣言通り全勝でAブロックを勝ち抜いた鷹木信悟

 

ヘビーのトーナメントを闘い、満を辞してジュニアの祭典に望んだウィル・オスプレイ

 

実力だけではなく、最もファンに支持された2人が決勝に辿り着いたのではないでしょうか。

 

 

とNJPW WORLDの配信とでは、決定的に違う点があります。

それは、観客のリアルな声援

マイクで拾える範囲の声援が聞こえるWORLDと、会場全体に鳴り響く声援を感じることができる生観戦。

リアルな観客の歓声を感じられるのが、生観戦の醍醐味とも言えるでしょう。

 

試合が始まって観客の声援で後押しを受けたのは、リーグ最終戦の岡山大会で新日本愛を語ったオスプレイ 。

鷹木の行動には、珍しくブーイングが鳴り響きました

新日本参戦後、初めてのことではないでしょうか。

 

変化に気付いた鷹木が選んだ選択は、場外へのトペコンヒーロ!

 

このトペで鷹木へのブーイングが一気に歓声に変わります。

観客の声援を技ひとつでコントロールできる鷹木の経験値に、改めて規格外の凄さを感じました。

 

何から何まで出し尽くした2人の激闘は、最後の最後まで勝敗の行方を占うことができませんでした。

ただ、唯一感じた不安があります。

それは…

 

これでオスプレイが負けたら誰が鷹木を止められるのだろう

 

試合後のインタビューでも、鷹木は強気のコメントを残しています

 

『試合中、何度も勝てると思った』

引用:新日本プロレス

 

リーグ戦同様、ラスト・オブ・ザ・ドラゴンを強引に見舞った時は、オスプレイでも鷹木を止めることはできなかったと諦めそうになりました。

しかし、これをギリギリでキックアウトしたオスプレイ。

 

一体、紙一重の攻防に明暗を分けたものは何だったのでしょう?

 

恐らく、それは…

 

新日本ジュニアのプライド

 

オカダカズチカにその才能を認められ、2016年3月に新日本に参戦するようになったオスプレイ。

全てのシリーズに参戦しているわけではありませんが、オスプレイ=新日ジュニアであることは誰もが認めるとことでしょう。

 

今では新日本と、新日ジュニアの為に闘うと公言するオスプレイ。

新日本に対する愛は、生え抜きかどうかでは測り切れません。

 

新日本で闘い続けると決めた覚悟が、鷹木の連勝を止めたのだと思います。

 

平日の中日の水曜日であるにも関わらず、初の両国国技館大会で7,650人の動員を成し遂げたBOSJは、大成功と言って良いのではないでしょうか。

今年、決勝の舞台を両国で開催できたことは、今大会闘ったジュニア選手全員と、過去新日ジュニアを支えてくれた選手とスタッフのお陰だと思います。

 

そして、オスプレイと鷹木がを与えてくれました。

さて、2人が手にした夢とはなんなのか?

 

それは…

ジュニアのタイトルマッチが、東京ドームのメインイベントを飾れるかもしれないという夢

 

来年の東京ドーム大会は、初めての2連戦になります。

私は初日のメインがIWGPヘビー級選手権、2日目がIWGPヘビーとインターコンチのダブルタイトルマッチだと思っていました

 

しかし、ジュニアでありながらヘビー級にも闘いの場を広げる2人の存在が、ジュニアの価値を高めたんだと思います。

 

新日本プロレス英語サイトのみで公開されているオスプレイのインタビューでは、来年ジュニアで東京ドームのメインを飾れるのは自分しかいないと語っています

 

思っていることは、まず口に出すことが重要です。

これからのジュニア選手の活躍次第では、ダブルドームのどちらかのメインを務めることは可能ではないでしょうか

 

東京ドームのメインイベントに求められることは、世界を圧倒できるかどうか。

昨日の両国国技館では、世界最高峰の試合が行われたと言っても過言ではないでしょう。

来年の東京ドームで、夢の続きを見させてください。

 

【お知らせ】

昨日、両国国技館で生観戦してきましたが、時間の関係上あまりTwitterで写真をアップすることができませんでした。

本日他の写真もアップ予定ですので、ご覧になりたい方はトペブロTwitterアカウントをチェックしてください。