Twitterのやり取りで盛り上がりを見せた、NEVER無差別級のタイトルマッチ。
何度も挑戦を“却下”された飯伏幸太から、逆転で挑戦を認めさせた後藤洋央紀が遂に挑戦を認めさせました。
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今回は12.9岩手で行われるNEVER無差別級選手権試合。その決定経緯をピックアップ!
動画はコチラhttps://t.co/t6YWMFtK7E#njpw #njwtl pic.twitter.com/h9MVkzhRoC— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) November 20, 2018
この件に関して賛否ありましたが、私は好意的に受け取っています。
純粋にあの後楽園のやり取りは、今まで魅せたことのない後藤の話術を体感することができました。
今まで以上に自由なベルトと強調した後藤ですが、12・9岩手大会で行われるタイトルマッチ以後期待されるのは、東京ドームのNEVERのカードがどうなるのかというところ。
それぞれ勝った場合、誰を指名するのでしょうか…
後藤がNEVERを防衛した場合
『今年1年、このNEVERとかかわってきて、賛否両論あれど、ほかとは違ういい色はついてきてるかなと。
あとはこの色のついたベルト、いかに利用するか、この俺が。
NEVER王者としての第2章は、岩手から始めます』
引用:新日本プロレス
後藤の言う第2章とは、どんなビジョンがあるのか。
今やNEVERは誰がチャンピオンになっても、誰がチャレンジャーになっても不思議ではない。他のベルトとの差別化に成功したベルトだ。飯伏選手が何をしたいのか、他に戦いたい奴がいるのか?それはわからないが自由にやりたいんだろ?自由にやればやるほどNEVERの価値は上がる。他に無いぞ
— 後藤 洋央紀 Goto hirooki (@510njpw) November 13, 2018
他のベルトと差別化できたというのは、時期も場所も選ばずタイトルマッチができるベルトになったということかもしれません。
過去、台湾やシンガポールで開催されたことのあるNEVERのタイトルマッチですが、アメリカ興行(7・7カウパレス大会)で行われたのは初めてです。
また、短期間でタイトルマッチが行われるのもNEVERの魅力。
そういう意味では自由ですし、好きな時に好きな場所でタイトルマッチを組むというのが、後藤が目指す第2章なのかもしれません。
今までは誰の挑戦でも受けると言ってきた後藤ですが、今後は自ら挑戦者を指名するのではないでしょうか。
後藤がベルトを防衛し、次の挑戦者にタイチを選んだら…
予想以上に面白い展開になるかもしれません。
飯伏がNEVERの新チャンピオンになった場合
『単純に、後藤さんとやれることもうれしいんですけど、何よりもNEVERのベルト、これはすごい自由なベルトと僕は聞いたんですけど。
実際、どうなんですか? 自由ですね!
自由。自由です。
だから、僕はやりたかったんです。
それ(挑戦のチャンス)、待ってました』
引用:新日本プロレス
自由という言葉が一番似合う飯伏ですが、近年はいろいろ迷いがありました。
今年スポーツ紙のロングインタビューで、DDTと新日本の両団体に同時契約してた時のこと、昨年ぐらいから迷いがなくなったことなど語っています。
『2団体を同時に辞めてからですけど。
その頃は考えてプロレスをやっていたんです。
自分がどうやったらいいんだろうとか、考えるプロレスをやってしまって、ダメになった。
(中略)
みんな、考えたプロレスをやっているんです。
その影響を受けた部分もあって、自分も考えてみようみたいな。
でも、自分はそういうタイプじゃなかった。感覚で動いてきたプロレスラーなんで。
結局、今振り返ると、自分の感性が一番なのかなというところに戻ったというか。今、はっきり、それが分かったという感じです。
それが当時はぶれていたんです。
(中略)
去年のG1の後くらいからは気持ち的に「あれ、もしかして感覚でやった方がいいんじゃないか、やっぱり」みたいな。
11月くらいのシリーズに全部出て、棚橋さんとタイトルマッチ(インターコンチネンタル選手権試合)をやったあたりでは、もう、そうなってました』
引用:スポーツ報知
今年の1・4東京ドームでCodyと闘った時は、すっかり迷いはなくなったとのことですが、最近の飯伏を見ているとまた迷いを感じます。
もうね他人に消費されるのは嫌だ。
新しく何か何か動き出さないと始まらないね。今頃とかじゃなくね。それはタイミング。
言われたから忠実にやりましたが、全く意味ない事だったのかもね。
でも、騙されない。誰にも。
別に誰もなにも伝わらなくていいんですよ!気持ち言葉は明日には変わっているから— 飯伏 幸太 (@ibushi_kota) October 27, 2018
飯伏の真意をTwitterで探るのは不可能に近いですが、現状に満足できていないことは分かります。
それが後藤とNEVERのやり取り以降、迷いがなくなったような…
後藤の指名を幾度も却下し続けた飯伏ですが、実はずっと闘いたかったと言っています。
ということは、『まだ響かない。まだ何も始まっていない』と対戦を否定し続けた“あの選手”と、実は闘いたいということではないでしょうか。
飯伏『やりたかったですからね。
ドームでオスプレイと闘えるなんて。正直楽しみかなと。
なんですか? 何がおかしいんですか?
決める記事を書いてもらっていいですか?決める記事でお願いします』
※妄想です。
自由なベルトを手にした飯伏がメイ社長を巻き込み、『絶対怒られないベルト』に塗り替えてしまうのか…
“え?そんな決まりがあったの?…お、おぅ。”
引用:メイ社長