ヨシハシとザックのG1出場枠争奪戦にファンが望む理想の結末

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本日決戦の日を迎えたブリティッシュヘビー級選手権&G1出場枠争奪戦

連日のYOSHI-HASHI(以下ヨシハシ)のマイクアピールに、この一戦に賭ける意気込みを感じます。

 

元々はタイトルマッチだけの予定にG1出場権まで加わり、チャンピオンのザック・セイバーJr.にとって負けはリスクが非常に高い一戦となりました。

 

では、何も賭けないヨシハシには何もリスクは無いのか?

 

正直、勝っても負けても茨の道しかありません

ベルトなど賭ける“モノ”が無くても、ヨシハシには勝っても負けても失う“モノ”があるでしょう。

 

勝てば優遇されたと批判され、G1の公式戦はザックと同レベルの内容を求められます。

ザックは代わりは存在せず、ヨシハシはヨシハシの試合しかできません。

 

負ければヤングライオンからやり直せと言われ、なぜザックの『付け人』にならないのかと揶揄されることでしょう。

 

とは言っても、ザックとAブロックのメンバーとの公式戦を期待していたのも事実です。

唯一無二のサブミッションを持つザックのスタイルは、誰が相手でも勝敗の予想がつきません。

特に同じイギリス人として、レボリューションプロレスをバックボーンに持つウィル・オスプレイとの一戦を期待しているファンも多いと思います。

 

後戻りのできなくなったこの一戦に、理想の結末は存在するのでしょうか。

 

もしかしたら、どちらが勝ってもスッキリしない一戦になるかもしれません

ザックが勝てばホラ見たことかという空気に、ヨシハシが勝てばザックの試合が観たかったとブーイングを起こすファンがいる事でしょう。

 

また、どっちが勝っても他の選手の乱入騒動になる可能性もあります

 

ザックが勝てば、負けたヨシハシを蹂躙し続けることでしょう。

さらに、鈴木軍の他のメンバーも登場してザックに加担する可能性もあります。

その状況にオカダカズチカが救出に現れれば、G1でのオカダ vs ザック戦は公式戦の1試合以上の意味を持ちます。

 

ヨシハシが勝った場合、鈴木みのるがG1出場権を強奪しに来るかもしれません。

この一件でG1開幕のダラス戦の第0試合にYOSHI-HASHI vs 鈴木みのる戦が決まれば、納得するファンもいるでしょう

 

 

ずれにしてもヨシハシが勝てば、良い意味でも悪い意味でも注目を浴びることでしょう。

非難や批判は覚悟の上です。

それでも勝つことに意味はあるはずです

 

借りに今回ザックが負ければ、当然今年のG1には出場できません。

来年のG1出場も危ぶまれ最悪の場合ザック落選、YOSHI-HASHI出場の可能性もあります

 

ではそうなった場合、YOSHI-HASHIは何て言うでしょうか?

 

『ザック・セイバーJr.、俺と「G1」のエントリーを懸けて闘え!』

 

YOSHI-HASHIとはそういう男なのではないでしょうか。