正直、行く予定はありませんでした。
複雑な背景があったにも関わらず、立ち上がった団体だったので。
でも、この一言に魅力を感じ急遽後楽園ホールに足を運ぶことにしました。
令和最初のプロレス団体 “ジャスト タップ アウト”
色々あったがここまで来た
色んな偶然と縁が重なり出会った選ばれし8人でプロレス界を動かし変える!くらいの気持ちで今のプロレス界に挑みます
令和最初のプロレス団体
現時点では日本で一番小さい団体
ゼロからの挑戦が始まる
当日券は16時頃から販売#pw_jto でツイートお願いいたします pic.twitter.com/oasroscrrT
— TAKAみちのく (@takam777) July 8, 2019
昨日、旗揚げ興行が行われた、プロフェッショナルレスリング『JUST TAP OUT』(以下JTO)。
令和に生まれた新しいプロレス団体であり、私にとっても初めてとなるプロレス団体の旗揚げ興行観戦。
恐らく、今後の人生でもあまり体験できない貴重な機会となった事でしょう。
JTOはプロレスラーになったばかりの7人+1人。
著名なプロレスラーが参加していたものの、旗揚げ大会で成功できるかどうかは未知の領域だったと思います。
元々行く予定がなく仕事が終わってからの観戦となったので、第3試合までは観ることができず。
後楽園ホール5階に着いた時に聴こえてきた入場曲は、鈴木みのるの『風になれ』。
つまり、鈴木みのるのシングルマッチがメインイベントではなかったということです。
※鈴木みのるの試合は全6試合中4試合目
この日セミファイナルを飾ったのは、JTOを担う女子レスラーの舞華。
タカタイチマニアをギブアップ勝ちで白星デビューを飾った舞華は、対戦相手の雫有希にクロスアーム式の大外刈りを決め3カウントを奪いました。
試合後、兼ねてから対戦を希望していたスターダムの林下詩美に挑戦表明。
すると、客席に座っていた林下が登場。
次回JTO興行『夢』で対戦することが決まりました。
メインイベントはデビュー2戦目の武蔵龍也と、この日がデビュー戦となったKANON。
7月8日(月)18時半後楽園ホール
プロフェッショナルレスリングJUST TAP OUT
旗揚げ戦『始』
KANON(カノン)デビュー戦
武蔵龍也 vs KANON#pw_jto pic.twitter.com/QdbCpOVqrw— JUST TAP OUT公式 (@JUST_TAP_OUT) 2019年6月28日
普通に考えたらありえないメインイベンターかもしれませんが、旗揚げ戦でメインを飾れた事実が2人を大きく成長させると思います。
KANONを下した武蔵(タケクラ)が次闘いたい相手に指名したのは、ドラゴンゲートの吉田隆司。
これで次の大会である『夢』の対戦カード2試合が決定しました。
9月24日後楽園大会『夢』
決定カード
武蔵龍也 対 吉田隆司(ドラゴンゲート)
舞華 対 林下詩美(スターダム)#pw_jto pic.twitter.com/oOIljnWJYV
— JUST TAP OUT公式 (@JUST_TAP_OUT) 2019年7月8日
では、JTP旗揚げ興行は成功と言える大会だったのか?
それとも、失敗に終わってしまったのか?
後楽園北側のリングサイド以外は席を設けず、南側の通路より後ろは殆ど空席でした。
公式の発表では660人。
それでも旗揚げ興行でこれだけのプロレスファンが集まり、次も観たいと思わせるカードが発表できたことは成功と言えるのではないでしょうか。
大事なのは次回大会以降。
660人の内、鈴木みのるや黒潮イケメン二郎目当てで来場したファンも多かったことでしょう。
他団体の闘いたいレスラーを呼ぶことにより、ある程度観客動員は見込めると思います。
しかし、2か月に1度のペースでしか大会を行わないスタンスで団体そのものを存続させられるのでしょうか。
期待も不安も感じる旗揚げ大会でした。
選ばれし7人の原石は、魅力的なレスラーばかりです。
JTOがプロレス団体としてどのように運営し軌道に乗るか分かりませんが、今はただ7人の成長に注視したいと思います。