レッスルキングダム翌日に組まれる年始早々の注目興行「NEW YEAR DASH」。
昨年まで開催されていた後楽園ホールから場所を変え、今年は大田区総合体育館で行われます。
注目度の高い理由は勿論…
毎年“事件”が起きるから
大小差はあれど、毎年何かが起きるニューイヤーダッシュ。
レッスルキングダムが前年の総決算ならば、ニューイヤーダッシュはその年を左右するような何かが起きています。
2019年は当時ELITEにのメンバーだった高橋裕二郎とチェーズ・オーエンズがNEVER無差別級6人タッグ選手権に乱入。
そのまま元々所属していたバレットクラブに戻りました。
セミファイナルでは、内藤哲也が持つIWGPインターコンチネンタルのベルトにタイチが挑戦表明。
メインイベントでは棚橋弘至をKOしたジェイ・ホワイトが、IWGPヘビーのベルトに挑戦をアピールしています。
例年予想外の事件が多いだけに、2019年はあまり“サプライズ”は無かったと言われていました。
今年はいっ何が起きたのか…
大小様々な事件が起きましたが、まずはタイチが元IWGPヘビー級チャンピオンのオカダカズチカをアイアンフィンガーで急襲した事でしょう。
試合後、タイチは「今なら勝てる」とシングルマッチを要求しました。
タイチがオカダに衝撃のアイアンフィンガー炸裂!
バックステージでは不敵にシングル戦を要求!
「ヘトヘトになった、ボロボロになったお前を俺が狙ってやるよ?」
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— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) January 6, 2020
過去シングルマッチでオカダに負けたことが無いと豪語していたタイチ。
ヘビー級転向後、初めてオカダと相対することになりそうです。
もう一つの事件と言えば、2夜連続内藤哲也と内藤ファンが悪夢を見たことではないでしょうか。
メインイベントで組まれたKENTAとのタッグマッチは、SANADAがジェイ・ホワイトから3カウントを奪うも、後ろから急襲し勝者のマイクを奪いました。
悪態を突いたKENTAは、内藤が持つ2本のベルトをいただくと宣言。
SANADAがジェイに“電撃勝利”!!
だが、試合後はKENTAとジェイがリング上を無法制圧! “二冠王座”強奪を明言!!
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1・5東京ドーム大会で二冠を達成した内藤哲也を襲った以上、IWGPヘビーかインターコンチのベルトどちらかを狙うだろうと思っていましたが…
まさか二冠両取りを狙うとは、心臓に毛が生えているとしか思えません。
東京ドーム大会という年に1度の大舞台で、大それた行動に対してはある程度称賛した内藤。
しかし、KENTAの二冠要求に対しは全面的に否定しました。
「俺はKENTAと遊んでやるよ。シングルマッチ? やってやるよ。ただし、これがタイトルマッチなのかどうか」
「近々発表があるんでしょ? 新日本がどういう判断を下すのかどうか、俺は楽しみに待ってるよ」
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『一昨日・昨日、オカダ、飯伏、ジェイ、内藤、この4人で争ったんだよ。
「伝説を創る」って、モニターでも流れてたよ。それだけのことをやってきたんだよ。
それが、昨日後藤に負けてNEVERを落とした…いや確かに、メインイベント後に入ってくる、それは素晴らしい行動だよ。勇気のいる行動だと思うよ。
でもそれをやっただけで、こんな何でもかんでも認められてしまうほど、この伝説っていうのは、ヤワな伝説だったの?
もう一度言うよ。俺はKENTAと遊んでやるよ。シングルマッチ? やってやるよ。
ただしこれがタイトルマッチなのかどうか、まぁそのへんはさぁ、近々発表があるんでしょ? 次のシリーズとかの発表あるんでしょ?
新日本がどういう判断を下すのかどうか、俺は楽しみに待ってるよ。この判断次第ではさぁ、やっぱり不信感が湧いてきてしまうよね。
伝説を創ったこの男に、まだ嫌がらせをするのか、そして昨日、東京ドームに、大合唱を楽しみにお集まりくださったお客様を、どこまでバカにするのかねぇ。まぁさぁ、新日本プロレスの発表を、楽しみにしてるぜ。カブロン!』
引用:新日本プロレス
2日間に渡って死闘を繰り広げ、やっと手にした2つのベルト。
二冠戦が行われる昨年1年間の経緯も含め、決して安易に挑戦できるベルトではないでしょう。
試合後に襲撃することによりベルトに挑戦できるとなれば、根本的な考え方を変える選手も現れるかもしれません。
あとは新日本がどう判断するか。
本日(1月7日)15時00分からNJPW WORLD(動画配信サービス)で二夜明け会見が行われます。
昨年の東京ドーム大会後の会見は、KUSHIDAの退団発表が行われました。
この時は今後の対戦カード発表はなく、後日改めて発表がアナウンスされています。
もしかしたら本日の会見では、北海きたえーる2連戦と2・9大阪城ホール大会の主要カードだけ発表されるのかもしれません。