TAKAみちのくがもう1人闘いたい男とは、20数年来の感謝を伝えたい相手

雑感




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、急遽観戦しに行った「JUST TAP OUT」(以下JTO)の旗揚げ興行。

仕事終わりに行ったので第3試合までは間に合わず。

 

それでもお目当ての試合の1つには間に合いました。

 

TAKAみちのくが直談判して叶った、鈴木みのるとのシングルマッチ。

 

負傷明けの復帰戦に、最恐の相手を選んだTAKAみちのく。

G1ダラス大会に行かず仲間の旗揚げ戦を選んだ鈴木みのる。

新日本のリングでは見れない2人の闘いに、多くのファンが固唾を飲んで見守りました。

 

右足負傷で欠場していたTAKAに対し、鈴木みのるの非常とも思える膝攻撃

最後は必要に攻めた左足の関節を極めて、TAKAのタップアウト負け。

鈴木軍の絆を感じる激しくも尊い試合でした。

 

試合後リングを去ろうとする鈴木みのるに、この日デビューを果たした稲葉ともかが鋭い目つきでにらめ付けます。

この行動に腹を立てた鈴木みのるが、パイプ椅子を持って稲葉を攻撃。

場外に落とした稲葉の背中に、パイプ椅子を叩きつけました。

 

実は後で分かったことですが、稲葉ともかがいつか対戦したい相手に鈴木みのるの名前を挙げていました

子供の頃からの大ファンでしたが、いつの間にかに闘うことを夢見た稲葉。

女子レスラーに手を上げるなんてと思いましたが、恐らく鈴木みのるというレスラーのハードルを示したんだと思います

 

 

密かに楽しみにしていたのが、この日無料配布されたJTO公式パンフレット

 

そこにはデビュー間もない無名のレスラー7人の自己紹介と、TAKAみちのくのインタビューが掲載されていました。

実は今年5月に行われたタカタイチマニアで、闘いたい相手が2人いることを公言していたTAKAみちのく。

 

その1人はタカタイチマニアで実現した外道。

もう1人はいつか必ず闘いたいと述べましたが、タカタイチでは名前を出していません。

 

それが、旗揚げ大会で配られたパンフレットにヒントが載っていました

『あとの一人は、もう時間がない人で年内にやらないければならない。

それを実現させます、JUST TAP OUTのリングで』

引用:JUST TAP OUT公式パンフレット

 

時間がない選手で、年内に対戦を実現する必要がある選手と言えば、1人しかいないでしょう。

 

恐らく…

獣神サンダーライガー

 

記憶が確かであれば2人が最後に闘ったのは、2017年のベスト・オブ・ザ・スーパージュニアの公式戦。

この時、一瞬の隙を突き勝利を収めたTAKAみちのくは、試合後こんなコメントを残しています。

『20数年前よぉ、アナタがいたから俺たちがここに上がれた。

いまの俺がある。それは忘れちゃいねぇよ。

正々堂々いこうとしたけどよ、全然敵わなかった。

でもよ、20数年前の小僧はよ、少しだけど、アナタに近づけたと思ってるよ』

引用:新日本プロレス

 

この後感謝の気持ちも述べましたが、決してライガー超えを果たしていないというのがTAKAみちのくの本音でしょう。

ライガーを超えるためのラストチャンスを狙っています。

 

しかし、残るチャンスは多くありません。

 

JTOの年内興行予定は9・24後楽園大会と11・14後楽園大会の2大会のみ。

実現すれば、JTO興行の目玉になり歴史的一戦になるかもしれません。