先日のブログで、次期社長ハロルド・メイ氏が掲げる動画配信加入者の伸び代について、ベストオブザスーパージュニア(以下BOSJ)のLIVE配信が必要な理由を書きました。
しかし、BOSJに限らず今後の新日本プロレスの興行面での発展には、ジュニアの選手の活躍が非常に重要になってくると考えています。
ではどうすれば、興行面でプラスになるのか?
私が考える提案は3つあります。
ひとぉーつ
BOSJを全日程LIVE配信&実況付き
これに関するメリットは、以前書いたブログの通りで、海外の有名レスラーが多く参加するBOSJこそLIVE配信してオンデマンド会員増に繋げるべきだと書きました。
ふたぁーつ
ジュニア版ニュージャパンカップ開催
これはジュニアの新しい大会を設けるというだけではなく、複雑な理由あります。
ジュニアのシングルマッチは、1本のベルトとBOSJのリーグ戦しかありません。
タイトルマッチでもタッグマッチでは、シングルマッチの経験にはならない。
例えばロッポンギ3Kの2人もタッグでは魅力的なチームでも、シングルになると経験不足を露呈します。
勝つことよりも試合の組み立てができるかどうかが、プロレスラーの基盤になるものだと思うので。
また、ジュニアのトーナメント大会を開催することにより、BOSJのようにヘビーの選手が休めたり海外の他団体の興行で啓蒙活動することが可能になります。
海外戦略を進める上でも、ジュニアの新たな大会が必要となりそです。
みぃっつー
ジュニアの選手にもスペシャルシングルマッチ
先程同様、シングルマッチの経験不足を補う為にも、ノンタイトルマッチが必要だと思っています。
また、普段の試合から遺恨が生まれることも多く、スペシャルシングルマッチを組むことにより、その日の興行に付加価値を与えるでしょう。
今年で言えば、ヘビーはジェイ・ホワイトvsデビッド・フィンレー、ヘナーレvs石井智宏など、スペシャルシングルマッチが組まれました。
それが平日の興行に開催されたなら、観客動員増にも繋がるのではないでしょうか。
ここまで言いたい事を勝手に言いましたが、新日本プロレスのジュニア選手の所属数は少なく、来年も同じメンバーが残るかどうかは毎年不透明です。
ヘビー級に転向するリスクと、“そっち”に引き抜かれるリスクがある以上、会社がジュニアの選手に注力を注げないのは重々承知。
でもです!
BOSJ以外のジュニア選手メインの興行って、今後需要がでてくると思うんです。
今は世界的に無差別級が主流であり、それがトレンドと言えます。
しかし…
トレンドは必ず移り変わる
それはどのマーケットでも一緒。
ひとつの流れが流行れば流行るほど、人間は飽きる生き物です。
世界がやっていないジュニアというマーケットを、新日本が再度発信したら何が起こるのか…
選手達は結果を出しました。
BOSJの真っただ中ですが、すでにお客様はジュニアの祭典に魅了されています。
すなわち、ファンの信頼を得たということ。
次は、会社がお客様の信頼を勝ち取る番ではないでしょうか?