珍しくプロレスの夢を見ました。
おぼろげに覚えているのが、オカダと内藤が日本武道館で闘っているという夢。
恐らくG1クライマックスの決勝戦だったのでしょう。
あくまで夢の話ですが…
内藤哲也がジュース・ロビンソンを降し、無傷のジョン・モクスリーが矢野通にまさかの敗戦を喫してしまいました。
★第6試合
『G1 CLIMAX 29』Bブロック公式戦!
5戦全勝のモクスリーに矢野がまさかの先制攻撃!
※8.1『G1 CLIMAX 29』福岡大会を新日本プロレスのスマホサイトで独占詳報中!https://t.co/SaGOpJYeql#njpw #g129 pic.twitter.com/rsgyFbhqea
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) August 1, 2019
優勝決定戦進出の可能性が限りなくゼロに近かった内藤ですが、少しだけ現実味を帯びてきたと言えるのではないでしょうか。
未だ負けなしのオカダカズチカですが、IWGPチャンピオンはG1を優勝できないというジンクスに苦しめられます。
近年、リーグ後半戦まで無敗で勝ち続けた選手は、終盤失速してきました。
これだけ無敵な強さを誇るオカダでも、ジンクスには勝てないのでしょうか…
無敗だったモクスリーが初黒星を喫し、Bブロックの行方が分からなくなってきました。
しかし、現チャンピオンはリーグ突破できず、優勝決定戦にはジェイ・ホワイトが上がるだろうというファンの声は少なくありません。
Bブロックのチャンピオンはモクスリー(US)、内藤(インターコンチ)、石井智宏(NEVER)。
そういう意味で言うと、私の予想もベルトを持たない選手でした。
やはり、インターコンチネンタル王者である内藤の決勝戦進出は難しいのでしょうか…
でも、ジンクスはいつか破られるからジンクスなんです。
オカダの圧倒的強さと内藤の試合後のコメントが脳裏から離れず、優勝決定戦に進むのはこの2人なのかもしれないと思えてきました。
『「G1」に出ている以上、優勝することが目的でね、このリーグ戦にエントリーしているわけで、2勝2敗、非常に苦しい状況だし、情けない状況ですよ。
でもさぁ、リング上で言った通り、ここから「逆転の内藤哲也」、お見せしますよ。
まぁ楽しみに待っててください』
根拠もなくあくまで予感でしかありません。
しかし、2人が決勝で闘い内藤が優勝したら、この後の展開が今まで以上にドラマティックになりそうな気がしています。
昨年は9・23神戸大会で、IWGPヘビー級王座挑戦権利証争奪戦が行われました。
10・8両国国技館大会でも、IWGPの挑戦権利証争奪戦が行われています。
インターコンチネンタル選手権に関しては、11・3大阪大会のみでした。
つまり、インターコンチネンタル王者がG1クライマックスを優勝しても、タイトルマッチや挑戦権利証争いには影響はないということではないでしょうか。
仮に挑戦権利証争奪戦が1回しか行われなくても、スケジュールが被ることはないと思います。
ここで問題になってくるのが、来年の1・4東京ドーム大会。
インターコンチ王者の内藤がG1を優勝し、ベルトも挑戦権利証も防衛したら1・4東京ドームで行われるのはIWGPヘビー級選手権。
インターコンチネンタル選手権は、翌日の1・5東京ドームで行われることになるでしょう。
実は、挑戦権利証というシステムに不安要素があると思っています。
いや、嫌な予感と言った方が正しいでしょうか。
この挑戦権利証さえ持っていれば、新日本の選手でなくてもG1クライマックスに出場していなくても、1・4東京ドームでIWGPヘビー級選手権の挑戦者になれるということです。
G1に出ていなくても、この挑戦権利証を絶対欲しい選手は何人かいると思います。
恐らくどこかに潜んで、挑戦権利証を持つ者を急襲することでしょう。
最もその可能性が高いと思われるのは…
クリス・ジェリコ
6・9大阪城ホール大会のIWGPヘビー級選手権で、王者オカダに丸め込まれたクリス・ジェリコは、あの敗戦を1ミリも納得していないでしょう。
そして、あのような結末は誰も想像していなかったはずです。
AEWと契約していながら新日本にも出場できる契約をしているジェリコは、もう一度オカダが持つIWGPを狙うことでしょう。
しかも、東京ドームの舞台となればジェリコの野望も達成されるかもしれません。
来年の1・4東京ドーム大会に向けて、IWGPヘビー級に確実に挑戦する方法は…
G1を優勝した者から挑戦権利証を奪うこと
仮にG1の優勝決定戦で優勝した内藤が、9月のシリーズで挑戦権利証の防衛にした直後、何者かが現れたらそれはクリス・ジェリコかもしれません。
※あくまで妄想です
もしジェリコが10月の両国大会で挑戦権利証争奪戦に勝利したなら、東京ドーム大会では今度こそレインメーカーで3カウントを奪う姿を見たいと思うのは私だけではないでしょう。
ドミニオンの結末に納得いかないファンは多くいました。
そして、1・4東京ドームのメインイベント後に、オカダのこんなマイクを期待しています。
『また明日も東京ドームで試合あるよね?
今年はダブルドームだから。
明日は、本来闘うべきだった相手と試合がしたいんだけど、皆さんはどう思いますか?
IWGP王者とインターコンチネンタル王者の試合、見たくないですか?
見たいよね?
(大声援)
聞こえてたかな、内藤さん?』
最早こんな現実味の無い妄想でも、最高のエンディングが想像できました。
そうなると、やっぱり実現したらいいなと思います。
武道館3連戦の最後のリングに立つ2人は、オカダと内藤であって欲しいと。