遂にオカダに初勝利!SANADAはロスインゴにいるべきなのか?

真夏の祭典『 G1 CLIMAX 』




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動的で愛に溢れた空間でした。

滅多にマイクパフォーマンスすることのないSANADAの言葉は、新日本で一番盛り上がるエンディングと言っても過言ではないでしょう。

 

7戦目に初めてオカダカズチカに勝ったSANADAは、敢えて“ライバル”という単語を使ってオカダ越えをアピールしました。

『やっと、やっと、ライバルに勝ちました。(中略)

本当のことを言うと、去年、ここ、この会場、大阪でライバル、オカダ・カズチカに負けたので、大阪が嫌いでした。

が! 今日を境に日本で一番、ここ大阪がメッチャ好きやねん。オイ! 大阪! シー・ユー・ネクストタイム!』

引用:新日本プロレス

 

今夏のG1で、一番の盛り上がりを見せたエディオンアリーナ大阪。

EVILがオスプレイ相手に意地を見せ、飯伏が“神越え”を果たし、会場の雰囲気は最高潮に達していました。

事前の勝敗予想アンケートでもSANADAへの期待が高く、ストップ・ザ・オカダをSANADAに託すファンが多かったんだと思います。

 

試合内容も圧巻でした。

 

オカダのレインメーカーをポップアップ式TKOで切り返し、2回連続のラウンディングボディプレスで勝負あり。

一連の流れに棚橋の後継者を感じるファンも多かったことでしょう。

SANADAは誰もが認める人気レスラーです。

 

果たして、SANADAはこのままロスインゴにいて良いのでしょうか?

もしかしたら、真田聖矢に戻って本隊入りを期待するファンも多いのかもしれません。

 

昨日の試合だけで言えば、すべてが純粋なSANADAへの応援だった訳ではないでしょう。

この日オカダが負けなければ、棚橋やEVILのリーグ戦敗退が決まってしまいます。

棚橋ファン、EVILファンの後押しもSANADAの大声援に繋がりました。

 

それでもSANADAの人気は本物です。

しかし、今のままでは内藤哲也を超えることはできないのかもしれません

昨年のG1で初対決を果たしましたが、まだ内藤の余裕を消すことができませんでした。

『数年前までのSANADAだったら、こんなに追い込まれることはなかったでしょう。もっと余裕で決着ついてたでしょう。

手強い相手でしたよ。さすが、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンのメンバーっすね。

まぁ、頻繁に戦うことはないにせよ、また近い将来、戦う時が来るでしょう。

その時はさぁ……まぁ今日も余裕はなかったけどね、これ以上に余裕のない戦いになるでしょう。

いいんじゃない?そのSANADAを余裕で倒せるぐらい、同じユニット内だけど、お互い刺激し合って、もっと高いレベルに持っていきたいっすね』

引用:新日本プロレス

 

CHAOSのオカダに勝ち、本隊の棚橋も飯伏も破ったことのあるSANADAが、内藤にだけは勝利したことがありません

 

ロスインゴを抜ければ闘う頻度は増えるのかもしれませんが、内藤が同じユニットにいるからSANADAがより輝くのも事実です。

同ユニットでもベルトさえ持っていれば、内藤に挑戦することも指名することもできるでしょう。

 

いつかIWGPヘビー級チャンピオンになったSANADAが、未だ勝ったことのない内藤を指名する場面が訪れるかもしれません。

その時はSANADAのセコンドにEVILが、そして内藤のセコンドには髙橋ヒロムがいて欲しい…

 

未だ実現していないロスインゴ内でのタイトルマッチのためにも、やはりSANADAはSANADAのままでいて欲しいと願います。

SANADAじゃない真田が会場を聖夜に変える日は、まだ先でいいのかもしれません。