遂にBブロックもリーグ最終戦が行われました。
Aブロックに比べ4人に優勝決勝戦の可能性があったBブロック。
勝てば決勝戦進出に望みが繋がるジョン・モクスリーはジュース・ロビンソンに敗れ、5連勝のあとまさかの4連敗で終戦。
矢野通、石井智宏に続き後藤洋央紀も鷹木信悟に敗れ、CHAOS勢は誰一人鷹木を倒すことができませんでした。
この状況にCHAOS勢の負けた3人も黙っていないでしょう。
今後の展開に期待したいです。
このタイミングで優勝決定戦に進む可能性がある選手は、メインイベントで闘う2人に絞られました。
開幕2連敗から尻上がりに調子を上げていった内藤哲也と、まさかの3連敗から5連勝で最終戦に臨みを繋げる形となったジェイ・ホワイト。
勝った方が文句なしで優勝決定戦進出です。
結果はご存知の通り…
ジェイ・ホワイトの勝利
飯伏に“凶行”三昧のジェイ、翌日の優勝決定戦へ不敵なコメント!
「『G1』ファイナル、ブドーカン、おまえにいままで経験したことがないような辱めをしてやろう…」
一方、敗戦した内藤は…。
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試合後はセコンドの外道を場外に下し、呼び出した飯伏と明日の決勝戦に向け握手を求めました。
警戒した飯伏ですが、明日は1対1で闘おうというジェイの発言を信じ握手しましたが…
場外の外道が飯伏の足を掴み、パイプ椅子でジェイから殴打される始末。
最悪なことに怪我をしている左足をパイプ椅子で強打された飯伏。
内藤に劇的勝利のジェイが優勝決定戦に初進出!
試合後、飯伏と握手…と思いきや左足メッタ打ちの凶行!!
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明日の決勝戦に不安を残す武道館大会となりました。
恐らくジェイは明日も外道を従え、レフリーが見ていない隙を突いてパイプ椅子で飯伏の怪我している左足を狙うことでしょう。
最近大人し目だったジェイですが、生粋のヒールレスラーとして決勝戦を闘うことになりそうです。
武道館最終日の決勝戦は、飯伏を応援するファンの声と、ジェイにブーイングを送るファンの声の一色になるでしょう。
果たしてどんな試合展開になり、どちらが優勝するのか…
昨年のG1決勝戦では棚橋弘至のセコンドに盟友柴田勝頼が、飯伏のセコンドには今はいないケニー・オメガが付きました。
恐らく明日飯伏のセコンドには誰もいないでしょう。
現在All Elite Wrestling(以下AEW)に籍を置くケニーですが、実は現在日本にいます。
Twitter上では女子プロレスのスターダムの試合を観戦しに行ったケニーの目撃情報が、多数ありました。
観戦に訪れた著名な方とのツーショット写真も撮られています。
しかし、本日の試合に飯伏が現れることはないでしょう。
残念ながら飯伏は一人で闘うことになると思っています。
そして、ジェイのセコンドには当然外道が付くはずです。
近年、G1の決勝戦にはスペシャルゲストに蝶野正洋さんが解説席に座ります。
もしかしたら、新日本の選手もゲスト解説に加わるかもしれません。
一番可能性が高いのは柴田、次に棚橋、大穴でタイチが解説に加わる可能性もあるのではないでしょうか。
棚橋がゲスト解説に加われば、外道の介入やレフリー不在時のジェイの反則攻撃から飯伏を救ってくれるかもしれません。
そして、リーグ最終戦で石井と真っ向勝負で闘ったタイチは、気まぐれで飯伏を救う可能性もあると思っています。
ジェイと同ブロックだったタイチは、ジェイとの試合後に全面戦争をほのめかしていました。
『「G1」も関係ねぇ。変わってくんだ。「G1」がなんだ。「G1」のブロックなんて関係ねぇ。
マジだ。マジでいくぞ。クソッ。オイ、もう1回やらせろ。
「G1」関係ねぇぞ。総力戦だ』
ジェイの好き勝手な闘い方に、飯伏を助けるのではなく邪魔をしに介入を邪魔する可能性もあるのではないでしょうか。
可能性は低いと思いますが…
恐らく本日の決勝戦も、昨日同様残酷な試合になるでしょう。
偶然を装ったレフリーとの衝突、外道がリングに上がり飯伏を羽交い絞めにするかもしれません。
パイプ椅子を手にしたジェイ。
飯伏を目掛けパイプ椅子を振り上げるジェイの姿が目に浮かびます。
まるでデジャヴのような…
昨年だったら、飯伏のピンチにはケニーが現れるのではないかという希望がありました。
例え今日本にいるとしても、新日本のシリーズに参加していないケニーが新日本のリングに上がることは現実ではないでしょう。
あとはもう正体不明のマスクマンの登場を期待するしかありません。
外道介入阻止と、パイプ椅子を取り上げるだけでいいんです。
今年のG1は例年にはないイレギュラーなことが起きそうな気配を感じます。
それが吉となるのか凶となるのか、神のみぞ知るということでしょう。