来週末に迫るは、8・31ロンドン大会『NJPW Royal Quest』。
IWGPヘビー級選手権、ブリティッシュヘビー級選手権、NEVER無差別級選手権、IWGPタッグ選手権が行われるビッグマッチであり、9月のシリーズの方向性が決まる重要な大会となるでしょう。
そして、ビッグマッチが多数存在しいくつものタイトルマッチが行われる9月からのシリーズが…
Road to DESTRUCTION
昨年は衝撃的な事件が多発し、未だに印象に残っているファンも多いことでしょう。
9・23神戸大会の棚橋とオカダのIWGPヘビー級挑戦権利証争奪戦の後、ジェイ・ホワイトが乱入し2人を襲撃。
YOSHI-HASHIが救出に現れるも、ハプニングで負傷。
満を辞して現れた外道が、オカダを裏切りバレットクラブに寝返るという大事件が起きました。
オカダ・カズチカ「(外道の裏切り行為は)ことさら『コノヤロー』となることもなかったですし、『凄く悲しい』っていう気持ちにもならなかったですね」
※インタビュー序盤をWEBで無料公開!
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⇒https://t.co/S3NM0t86On #njpw #njwk13 pic.twitter.com/iki42jTLVg— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) November 9, 2018
これ以上の事件はなかなか起きることはないでしょう。
それでも“何か”を期待してしまうのが、プロレスファンの性かも知れません。
大事件を起こす側のレスラーと言えば、この人でしょう。
ありとあらゆるパターンで相手選手を襲撃し、新日本プロレスのファンの度肝を抜いたクリス・ジェリコ。
今現在はALL ELITE WRESTLING(以下AEW)所属ですが、今後も新日本への参戦が可能な契約になっています。
そう言えば今年のドミニオンでのIWGPヘビー級選手権後、オカダと棚橋にこんなメッセージを残していました。
『オカダよ、またいつか闘おう。
タナハシ、いやバカハシよ、お前と闘うことも約束しといてやる』
引用:新日本プロレス
丸め込みで負けた腹いせに、試合後にもかかわらずオカダを襲撃。
場外でテーブルへのパワーボムを狙ったところ棚橋に邪魔され、バックステージで暴言を吐いた後のコメントです。
恐らくどこかのタイミングで、オカダや棚橋を狙い襲撃するでしょう。
しかし、10月からAEWのウィークリーのテレビ番組がアメリカで始まります。
そう考えると、ディストラクションシリーズに現れる可能性が高いのか…
ということでクリス・ジェリコのスケジュールを調べてみると、9月は自身のバンド“FOZZY”のツアーで殆どスケジュールは埋まっていました。
かなりの過密スケジュールな為、9月にジェリコがお忍びで来ることは考え難いです。
では、9月は何も事件が起きないのか?
個人的に気になる2人がいます。
1人目は現在鹿児島でPR活動中の飯伏幸太。
【飯伏選手in鹿児島】9月16日(月・祝)鹿児島アリーナ大会PR!続きましては、タワーレコードアミュプラザ鹿児島店さんにてインストアライブを行いました!お集まり頂きました皆様ありがとうございました!
本日のPRはこれにて終了!明日の続報にご期待くださいませ!#njpw #njdest pic.twitter.com/48yxSAweY7— 新日本プロレスリング株式会社営業部 (@njpw_nyao) August 20, 2019
今夏のG1を圧倒的主役感で優勝した飯伏は、内藤が週刊プロレスのイベントで語った通り棚橋の後継者的な扱いになっています。
試合ではないとはいえ、PR活動も疲れが溜まることでしょう。
新しいシリーズが始まれば、挑戦権利証を巡る争いでG1で怪我した左足首を狙われるかもしれません。
G1以降も逃げない、負けない、諦めない、裏切らない覚悟が必要です。
もう1人気になる選手は、柴田勝頼を裏切りバレットクラブに加入したKENTA。
8月末のロンドン大会で、王者石井智宏とNEVER無差別級選手権が組まれています。
何事もなければ、どちらも勝利する可能性があるでしょう。
新日本での実績と実力では石井が有利でしょうが、石井はあまり防衛戦に勝利するイメージがありません。。
数々のベストを繰り広げた石井ですが、イレギュラーなことが起きなければ勝つ可能性は五分五分だと思います。
しかし、バレットクラブに入ったKENTAはどんな手段を使うか、予想できません。
バレットクラブの多くのメンバーを揃えるロンドン大会は、介入・反則なんでもありの試合が予想されます。
つまり、ロンドンでのNEVER無差別級選手権はKENTAが勝つ可能性が高いでしょう。
となると、飯伏の最初のIWGPヘビー級挑戦権利証争奪戦の相手は、EVILになる可能性が高い思われます。
恐らく場所は、9・22神戸大会でしょう。
過去、挑戦権利証が他のレスラーに渡った実績がないことを考えれば、飯伏が防衛する可能性が高いかもしれません。
問題は飯伏が勝った後です。
恐らくKENTAを始めバレットクラブの面々が試合後の飯伏を襲い、蹂躙することでしょう。
散々痛めつけた後、次の挑戦者に名乗りを上げると思っています。
バッドエンドになるかもしれない神戸大会に、救いの手は現れるのか…
(KENTAがNEVERを保持していれば、もしかしたら…)
昨年と同様なら、次の防衛戦は10・14両国国技館。
短い準備期間で、満身創痍の身体にムチを打って前哨戦も闘い続けることでしょう。
全ての前哨戦で怪我した足を狙われるかもしれません。
新日本の中心に立つということは、いろんな覚悟が必要なのでしょう。
KENTAが飯伏の体をDESTRUCTION(破壊)しない事を、祈るばかりです。