グレート・オーカーンがSNSで伝えたかったメッセージ

グレート・オーカーン【撮影:koba】
“独り言考察”




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本時間の27日午前中に行われたAEWxNJPW合同興行「Forbidden Door」で、ROH世界タッグ&IWGPタッグ選手権 3WAYマッチに臨んだグレート・オーカーンとジェフ・コブ。

勝利がROHとIWGPのタッグのベルトを総取りできるルールで行われたタイトルマッチですが、ダックス・ハーウッドがロッキー・ロメロから3カウントを奪ったことによりFTRがタッグ二冠を達成しました。

結果、オーカーンとコブは直接勝敗に関与しなかったものの、IWGPタッグ王座は海外に流出。

この状況を理不尽と憤怒したオーカーンが、複数の女性に慰められる写真をTwitterに投稿しました。

 

このオーカーンのツイートですが、早速海外メディアが報じたところ、大きな反響を呼んでいます。

FTRが勝利し、グレート・オーカーン&コブが保持していたIWGPタッグ王座を奪取しました。

グレート・オーカーンは王座を奪われた後、日本に帰国し、“Japanese porn star”と慰安旅行をしている。

彼は負けをしっかり受け止めているようだ。

グレート・オーカーンがラスベガスに来て、AEWダブル・オア・ナッシングの前にAEWダイナマイトにサプライズ出演したのは有名な話だ。

引用:Fightful Wrestling

 

「Forbidden Door」前に度々AEWダイナマイトに登場し、FTRやロッポンギ・ヴァイスに挑発行為をしていたオーカーン。

ラスベガスの夜を謳歌していた写真をSNSにアップしてきたので、海外でも有名になっていたのでしょう。

今回のツイートを額面通り受け取れば、ヒールレスラーであることを誇張しているとも取れますが、もしかしたらもっと深いメッセージを伝えたかったのかもしれません

 

マイノリティの居場所を守る漢、グレート・オーカーン

 

プロレスとはかけ離れた話題になりますが、「AV新法」施行により仕事を失った女優のツイートを、オーカーンが引用ツイートしていました。

 

被害者救済の為に施行された「AV新法」ですが、出演者が無条件で契約解除でき、配信停止や回収が義務付けされるというもの。

詳細には触れませんが、この新法施行によりフリーで働く女優さんや関係者が仕事ができない状況になっているということです。

 

オーカーンがSNSにアップさせた写真がプライベートの延長なのか仕事として女優の方達に出演してもらったのかは定かではありませんが、後者なら仕事を失った女優の方々に仕事を斡旋したと言えるでしょう。

「AV新法」に関しては5月位には既に国内のメディアで取り上げられていたと記憶しています。

ラスベガスで卑猥な形のロデオに乗り、ラスベガスの夜を謳歌している写真をアップしていたのも同時期です。

この時は『何をしているんだ…』と困惑してしまいましたが、もしかしたら「AV新法」の問題点を指摘するための布石だったのかもしれません

 

時に本質は見えにくいもこともありますが、グレート・オーカーンの言動には常に理由が伴うのでしょう。

無意味と思える写真や発言も、全て意味や背景があるのかもしれません。

 

オタクを守ることも、子供を守ることも、仲間の居場所を守ることも、女優を守ることも、すべてオーカーンの正義感故の行動なんだと思います。

目の前で困っている人がいたら自然に体が動く。

当たり前のことでも、誰もができることではありません。

生まれながらに持つ正義感と、プロレスラーというプライドがオーカーンを衝き動かすのでしょう。

これからもオーカーンの一挙手一投足に刮目したいと思います。

 

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