今最も注目が集まる“あの選手”のジュニアタッグリーグ選出の可能性

SUPER Jr. TAG LEAGUE




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9・16鹿児島大会で8人タッグマッチながら、タマ・トンガから3カウントを奪ったロッポンギ3KのYOH

丸め込みではありましたが、ヘビー級のタッグ王者からの勝利は揺るぎない事実です。

会場に訪れたファンも、YOHの勝利に大歓声で応えます。

 

元はと言えば、9・15別府大会でIWGPタッグ選手権の解説席に座ったYOHの発言が発端でした

KENTAの登場で試合を壊した結果、後味の悪い敗戦に先輩の敵討ちとばかりに、試合後の放送席で公言した約束。

YOH『僕ら行ったろと思うんですよ。明日8人タッグで当たるんすよね。行ったろうと思います』

 

ジュニアのタッグのみならずヘビーのタッグのベルトも狙いたいと語っていたYOHは、翌日に控えたG.o.Dとの試合で“一瞬の隙”を狙っていたことでしょう。

有言実行を果たしたYOHが狙うは、IWGPタッグへの挑戦と11月中旬から始まるワールドタッグの出場です。

 

しかし、今のままの状況ではどちらの挑戦も難しいでしょう。

10月から始まるジュニアタッグの祭典で結果を出すのが、対ヘビー級へのアピールに繋がると思っています。

 

次のシリーズ名も既に発表されている通り、今年のジュニアタッグ最強を決める闘いもリーグ戦になりそうです。

 

『POWER STRUGGLE ~SUPER Jr. TAG LEAGUE 2019~』

 

恐らく、1度タマ・トンガから3カウントを奪っただけでは、ベルトへの挑戦は難しいでしょう。

まずは次のシリーズから始まるスーパージュニアタッグリーグで優勝し、ワールドタッグリーグ出場をアピールするのが先決です。

 

これは過去3年間のスーパージュニアタッグリーグのデータになります。

開催年日程大会形式タッグチーム数公式戦の総数
2019年15大会
2018年13大会リーグ戦8チーム28試合
2017年13大会トーナメント8チーム7試合
2016年10大会トーナメント8チーム7試合

 

前回と今回の日程を考えれば、昨年と同じ8チーム&1リーグ制になる可能性が高いでしょう。

昨年同様の8チームだった場合、ご覧のメンバーを予想しました。

ウィル・オスプレイロビー・イーグルス
エル・ファンタズモ石森太二
田口隆祐ロッキー・ロメロ
SHOYOH
タイガーマスク成田蓮
BUSHICMLLの選手
金丸義信DOUKI
CMLLの選手ナマハゲ

 

個人的にはサプライズ枠として、今年のファンタスティカマニアに現れた「ナマハゲ」のエントリーに期待しています。

 

もしこのメンバーにROHの選手LA道場のヤングライオンが加われば、10チームでのリーグ戦になる可能性もあるでしょう

ちなみに10チームでの総当たりのリーグ戦の場合、公式戦の総数は45試合

45試合を決勝を除く14大会で割ると、1大会平均約3・2試合消化する必要があります。

決して不可能な試合数ではありません。

 

もし例年より出場チーム数が増えれば、今最も注目を浴びる上村優也のエントリーの可能性もあると思います。

パートナーがLA道場のキャプテンことクラーク・コナーズなら、最も応援したいチームが完成するでしょう。

 

 

年連続となるジュニアタッグのリーグ戦は、昨年以上の盛り上がりを期待できそうです。

昨年よりLIVE配信が2大会多く放送される事も決定しており、残りの大会も後日配信されます

 

優勝を狙うSHO&YOHにとって、今年のタッグリーグは茨の道となりそうです。

3連覇のかかる大会となりますが、優勝候補の本命は9・16鹿児島大会でのIWGPジュニアタッグ選手権を闘った2チームとなるでしょう

 

本来なら負傷欠場中の髙橋ヒロムエル・デスペラードの復帰があれば、ファンにとってこれ以上嬉しいことはないでしょう。

昨年まで無かった10・7後楽園ホール大会では、何かが発表されると思っています。

 

ちなみに前回大会のエントリーは、10・8両国国技館大会翌日に新日本プロレス公式サイトで発表されました。

 

今年のスーパージュニアタッグリーグは、誰がエントリーされどんなサプライズが用意されているのか…

優勝チームには、翌月行われるヘビー級のタッグリーグ出場への可能性もあるでしょう。

例年以上にジュニアに注目が集まっているだけに、期待は膨らむばかりです。