6・5両国国技館大会で復帰することのなかった髙橋ヒロム。
ベスト・オブ・ザ・スーパージュニアへの出場は間に合わず、初の決勝の舞台となった両国に姿を表すのではないかと淡い期待を抱きました。
ご存知の通り、ヒロムの復帰は未だ未定。
ただし、『プロレス総選挙FINAL』が掲載された雑誌Numberのインタビューにあった通り、怪我の回復が思うように進まないから復帰できないのではありません。
怪我をする前よりいい状態で、そして最高のタイミングで復帰する為、運命の“Ｘデー”に向けて着実に準備を進めていることでしょう。
復帰のタイミングまでまだ時間がかかるのか、最近は自身のインスタグラムで「Hiromu Radio」を始めました。
久しぶりのヒロムの生声に、多くのファンが歓喜したのだと思います。
大前提として怪我前よりレベルアップした状態のヒロムになるまで、復帰することはないでしょう。
そして、意味のあるタイミングでの復帰が考えられます。
実は公になっている大会日程の内、昨年までなかった大会が食い込まれていました。
2016年から恒例になっているNEW JAPAN ROAD 〜がんばろう！UONUMA〜と銘打たれた魚沼大会。
時期としては１０月最初に行われる大会であり、直後に両国で行われるビッグマッチが『KING OF PRO–WRESTLING』です。
この魚沼大会と両国大会の間（１０月７日）に、今年はNEW JAPAN ROAD後楽園大会が組まれています。
なぜ、このタイミングでの後楽園大会なのか？
このスケジュールを見た時、２つの可能性が頭をよぎりました
復帰シチュエーション①
10・７後楽園大会が、髙橋ヒロムの復帰戦になるという可能性です。
怪我からの復帰戦の舞台には、度々後楽園ホールが選ばれていました。
直近で言えば今年の1・5後楽園大会でYOSHI-HASHIが、昨年の3・30後楽園大会でEVILが復帰戦をしています。
このタイミングで復帰すれば、10・14両国大会にも試合が組まれることでしょう。
復帰シチュエーション②
10・７後楽園大会で、『SUPER Jr. TAG LEAGUE』の出場チームが発表になる可能性です。
前回大会からリーグ戦に変貌を遂げたスーパージュニアタッグリーグですが、昨年は両国大会の翌日に新日本プロレスオフィシャルサイトで発表となりました。
昨年からシリーズ名のサブタイトルにまで格上げされたタッグリーグが、オフィシャルサイトでのメンバー発表とは非常に勿体無いことです。
特にヒロムの復帰戦がタッグリーグからとなれば、尚更のこと。
タッグリーグの復帰が決まれば、パートナーはBUSHIになるでしょう。
そうなった場合、元IWGPタッグ王者の鷹木信悟はどうなるのか？
無差別級を宣言している鷹木は、恐らく１１月から始まるWORLD TAG LEAGUEに内藤哲也のパートナーとして出場すると予想しています。
どちらともあくまで私の勝手な憶測なので、当たるとは限りません。
いや、むしろ期待しない方がいいでしょう。
もしかしたら、G１クライマックス明けにアメリカ西海岸で行われるSUPER J CUP 2019で復帰を果たす可能性もあります。
獣神サンダーライガープロデュースによる豪華メンバーに、髙橋ヒロムの名前があればこれ以上嬉しいことはありません。
獣神サンダー・ライガー選手が、8月のアメリカツアー『SUPER J-CUP 2019』シアトル、サンフランシスコ、ロサンゼルスの全3大会に出場決定!!
※『SUPER J-CUP』トーナメント戦には出場いたしません。
⇒(link: https://t.co/LaU1ZLzyfY) https://t.co/d9qcsadV5G#sjcup #njpw #獣神サンダーライガー pic.twitter.com/tWPEEwTzST
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) July 23, 2019
いずれにしても、ヒロムの復帰は気長に待つことが必要です。
そういう意味でも１０月の復帰はまだまだ先の話ですし、更に先の復帰の可能性もあるでしょう。
ただし、１０・７後楽園大会は何かしら意味のある大会なんだと思います。
過去、このタイミングでNEW JAPAN ROADが組まれていない事実がある限り、何か重大な発表があるのかもしれません。
