ノーコメントを貫く内藤哲也が伝えることを辞めた理由

“独り言考察”




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閉ざす内藤哲也に、妄想を膨らますファンは多いことでしょう。

両国国技館でのビッグマッチ後すぐに始まった新シリーズRoad toPOWER STRUGGLE」

その両国大会でコメントを残して以降、新シリーズでは一言も言葉を発していません

『時間がないのは分かってるよ。でも、俺は諦めないよ。

なぜなら、うっすらとその道が見えてきたから』

引用:新日本プロレス

 

後楽園大会2連戦以降、NJPW WORLD(ライブ&オンデマンドサービス)で配信があるのは、スーパージュニアタッグリーグの公式戦の後日配信のみ。

動いている内藤を見ることができず、不安さえ募ってきます。

 

そんなファンの気持ちを汲み取ってなのか、11・4大阪大会でスペシャルシングルマッチを内藤と闘うタイチは、いつも以上に饒舌です。

「思っていることは口にしないと誰にも何も伝わらない」が信条の内藤が話さなければ、対戦相手のタイチも不安を抱いているかもしれません。

 

では、なぜ内藤は伝えることをやめたのか?

もしかしたら…

タイチが発するキーワードを待っている

 

年内最後のビッグマッチでタイチとのシングルマッチは決まりましたが、東京ドーム大会で二冠達成の為のタイトルマッチ挑戦は何も決まっていません

現状IWGPヘビーとインターコンチの二冠達成には、現在ジェイ・ホワイトが持つインターコンチ挑戦しか残されていないでしょう。

この件に関しては以前の記事にまとめていますので、こちらをご覧ください。

 

仮にタイチに勝ったとしても、今のままでは東京ドームでタイトルマッチに挑戦できるかどうかは不透明です。

自力でタイトルマッチ挑戦は難しく、他力本願と言ってもいいでしょう。

 

そういう意味では唯一の希望が対戦相手のタイチであり、タイチの口から発する言葉が重要になると思っています

では、ここまでのタイチは内藤が求めるキーワードをまだ話していないのか?

シングルマッチが決まって以降の、タイチのコメントを振り返ってみたいと思います。

 

【10・17後楽園ホール大会】

『諦めちゃいねぇんだろ? アレのこと。アレだよな。アレったらアレだろ? 諦めちゃいねぇ。そうだ、オマエにもっとやる気出させてやってもいいぞ。昨日、勝手に決まった次期挑戦者、後藤。俺のこと言ってんだろ? 俺とやってやってもいいぞって、俺のこと言ってんだろ? オマエに発言権があるなら俺にもあるって、俺も言ったもんな。いいじゃねぇか。内藤も諦めてない。俺も誘われてる。だったら、内藤とのシングルマッチ、勝った方が、勝った方が次に行こうじゃねぇか

引用:新日本プロレス

 

【10・19新潟大会】

『お前とやって、前王者に2連勝すりゃ、文句なしだろ。たとえ俺がジェイ・ホワイトに負けてても。まあ、後藤だったらなおいい。無条件で、俺に決まってんだ。俺が勝てばどっちかに』

引用:新日本プロレス

 

【10・21秋田大会】

大阪で勝った方が、次、勝ったヤツにいけばいいじゃないか。ホワイトか後藤か知らないけど。それでいいじゃねぇか? お前も、そこの最後の道に懸けてるんんだろ? もう1回、挑戦したいんだろ? 』

引用:新日本プロレス

 

【10・22岩手大会】

『怖ぇのか、やるのが? それでだんまりしてるんだったら、それでいいよ。俺はお前とやらなくたっていいんだ。俺とお前がやんなかったら、俺はあと何を願うかっていったら、後藤の勝利だけだ。俺は後藤を応援してやるよ、そういう場合は。あいつが勝てば、俺は無条件で(挑戦)できる

引用:新日本プロレス

 

【10・23福島大会】

『あいつに勝って、全部、俺の道は開けるけどね。お前の道はどうした? どうすんの? やるの? やらないの? 条件のむの、のまないの? 俺はやんなくてもいいんだぜ』

引用:新日本プロレス

 

ここまでのタイチのコメントを振り返ると、内藤が求めているだろうキーワードは発していません

恐らく、内藤はこの言葉を待っているのではないでしょうか?

 

『内藤と俺、勝った方がインターコンチに挑戦させろ』

 

あくまで憶測ですが、内藤はタイチの口から「インターコンチ」というキーワードが出るのを待っているのではないでしょうか。

そして、会社からのアナウンスがなくとも内藤とタイチの一戦が次期インターコンチネンタル王座挑戦者決定戦の既定事項になることを狙っているのかもしれません

決して諦めない内藤哲也が、タイチの口から「インターコンチ」というキーワードが発せられるのを、トランキーロで待っていることでしょう。

 

【お知らせ】

新日本プロレスのメイ社長が、公式コラムで重大発表しているので絶対読んで欲しいとのことです。

私もあとで読んでみますが、気になる方は下記ツイートのリンク、もしくはこちらからお読みください。

もしかして、もしかすると、今話題“アノ事”かもしれません。