「WORLD TAG LEAGUE」の公式戦最終日となった広島大会。
ビッグマッチらしいサプライズがいくもありましたが、私にとっての1番のサプライズはドラゴン・リーの獣神サンダーライガーと闘いという意思表示でした。
※11月の大阪大会が年内最後のビッグマッチではなく、広島大会が年内最後のビッグマッチでした
ドラゴン・リーから改名した、リュウ・リーがVTRで登場!
なんと獣神サンダー・ライガーに対戦表明!
これを聞いたライガーは…?
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— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) December 8, 2019
ドラゴン・リー改めリュウ・リーと名乗ったリーですが、予想もしないVTRに会場も歓喜に沸いていたと思います。
もしかしたら、当分会えないと思ったファンも多かったでしょう。
サプライズとなったリュウ・リーのVTRですが、今回の登場で分かった事が3つあります。
①新日本プロレス出場への許可が下りたということ
ドラゴン・リーが所属していたメキシコの団体CMLLをクビになったことは、ご存知の方も多いことでしょう。
10月のシリーズ「Road toPOWER STRUGGLE」のスーパージュニアタッグリーグに、出場する予定だっただろうドラゴン・リー。
ティタンと対になった写真が、公式戦が行われる各都市のポスターに載っていました。
タッグリーグが始まる前に起きた解雇劇によって、ドラゴン・リーは出場することが出来ず。
この時点では当面日本には来日できないだろうと思っていましたが…
恐らく、新日本の菅林会長が直々にCMLLへ交渉しに行ったのでしょう。
CMLLとの関係も良好に保ちつつ、「リュウ・リー」として新日本のリングに上がる許可を得たんだと思います。
高橋ヒロムとのライバル関係がなくとも、日本のファンから確固たる信頼を得ていたリー。
ファンの想いが、ドラゴン・リーの新日本参戦を叶えたのかもしれません。
アレナメヒコ❗ pic.twitter.com/9nDc0m6cAu
— 菅林直樹 (@NJPWSUGABAYASHI) November 16, 2019
②高橋ヒロムと初タッグを組む可能性
獣神サンダーライガーへ挑戦表明をしたドラゴン・リー改めリュウ・リーですが、ライガーがリング上でリーとの挑戦を受けた上で、もう1人闘いたい相手がいることを告白しました。
リーのラブコールを受けたライガーは…!
「闘いたい人がもう1人います。 首のケガから復帰したばかりの“あの選手”です!なんなら2人まとめてかかって来い!」
バックステージでは、獣神が組みたい選手の名前も!?
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— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) December 8, 2019
『闘いたい人がもう1人います。
首の怪我から復帰したばかりの“あの選手”とは、勿論高橋ヒロムのこと。
リュウ・リーの挑戦表明に「2人まとめてかかってこい」といいましたが、恐らくこの発言で2つの可能性が生まれました。
まず、大前提にこの試合は1・5東京ドーム大会で行われる獣神サンダーライガー引退試合になると思われます。
そして、リュウ・リーとライガーの意向を会社が承諾したなら、行われる試合は3wayかタッグマッチになるでしょう。
3wayとは単純にライガー対リー対ヒロムになるということ。
もしタッグマッチになれば、リュウ・リーと高橋ヒロムが新日本のリングで初タッグを組むことになります。
ヒロムとリーがパートナーとしての試合となれば、これ程感動的な再会はないでしょう。
ライガーと誰が組むのか考えてことも、ファン冥利に尽きます。
③リュウ・リーが新日本プロレスに再び参戦する可能性があるということ
龍 リー 🐲🍃 pic.twitter.com/LiWFZeDzyb
— Dragon Lee ドラゴンリー (@dragonlee95) December 8, 2019
今回の改名及びVTR登場で、再び新日本に参戦する可能性が出てきました。
そもそも大会中にVTRを流すこと自体異例なことでしょう。
それだけ新日本がリュウ・リーを必要としているんだと思います。
現在はCMLL以外で試合をするリュウ・リーですが、今後はどの団体の所属選手として参戦するかも気になるところです。
もしかしたら、近い将来新日本プロレス所属になる日も近いかもしれません。
今回の一件で、長年新日本ジュニアを支えてきた獣神サンダーライガーの引退試合の相手は、新日本の生え抜きの選手にすべきだという古株のファン?の意見を目にしました。
しかし、ライガーに比べたらまだ数年しか新日本に関わっていないドラゴン・リーも、その貢献度は計り知れないものがあるります。
ましてや、プロレスラーをイベントに招く側の人間が、選手を差別するような発言には疑問しか残りません。
ライガー引退試合をより多くのファンに楽しんで貰うための対戦カードを考えるのが、新日本の仕事です。
全てのファンが納得する対戦カードを組むことは、物理的に不可能でしょう。