レッスルキングダムの第0試合でスターダム提供試合が組まれる意味

雑感




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、新日本プロレスから発表された追加カード発表に様々なファンの意見が出たことでしょう。

1・4東京ドームのダークマッチに、スターダムの“提供試合”が開催されるというニュースに。

 

12月24日のクリスマスイブに行われた、スターダムの後楽園ホール大会。

メインイベント終了後、大型ビジョンで新日本プロレスの1・4東京ドーム大会にスターダム参戦決定とアナウンスされました

 

新日本プロレスからは、翌日のクリスマスに正式アナウンス。

恐らく、スターダムのこれからを象徴する4人が選ばれたのでしょう。

スターダムを見たことのない私でも、殆ど知っている選手ばかりでした。

 

新日本の親会社のブシロードが、女子プロレス団体スターダムを傘下に入れたのは、今年の10月。

ファンの間では新日本の大会にスターダムの試合が組まれるのではないかと、様々な憶測が呟かれました

 

このビッグニュースに対し新日本からのコメントはなく、不安を感じたファンも多かったんだと思います。

当ブログで行ったアンケートにも、沢山の投票がありました。

累計2,472件の投票は、予想以上に賛否意見が分かれる結果となっています。

 

ただし、この情報も一概に鵜呑みにできるものではありません。

約4割と言われる新日本プロレスの女性のファンの回答は255票。

男性の回答が1,870票だったので、約12%のみの回答となります。

※性別を回答していない347人の回答は含まれません

 

当ブログのアンケート結果だけで言えば、女性より男性の方が女子レスラー参戦の可能性に、意見を言いたいファンが多かったということでしょう

 

ブシロードの買収劇から約2ヶ月しか経っていない状況で決まった、新日本の大会でのスターダム試合提供。

この2ヶ月という短いスパンで、なぜレッスルキングダムに参加することになったのか?

木谷オーナーの『当面新日本プロレスと(スターダムは)混ざることはないです』は嘘だったのか…

 

 

シロード傘下に入ったスターダムは、今月12月から新体制をスタートさせました。

まず、着手したのが所属選手の技術アップ

男女共に指導経験のあるミラノコレクションA.T.さんがコーチに就任し、技のかけ方などの基礎を中心とする指導を行なっています。

 

新日本の解説でお馴染みのミラノさんのコーチ就任に話題性ばかり注目されますが、先週号の週刊プロレスのインタビューを読む限りかなり本格的な指導をしていることが分かりま

話題先行の人選でないということは、週刊プロレス2020年1/1号の40ページを読めば分かることでしょう。

週刊プロレス 2020年 1/1号 No.2045【電子書籍】[ 週刊プロレス編集部 ]

 

また、小島聡選手や元プロレスラーの井上亘さんにも指導を受けています。

 

同じブシロード傘下だからといって、グループ会社から無償でコーチングしてもらえる訳ではないでしょう。

年内最後の新日本プロレス後楽園ホール大会では、裏方スタッフとしスターダムの選手が興行の手伝いをしています。

 

実際、5階エントランス入口では新日本のスタッフに混じり新日本オフィシャルグッズのビラを配り、試合中は極力邪魔にならないように選手の試合を見学していました

※恐らく岩谷麻優選手と中野たむ選手

 

ブシロード傘下に入ったことでスターダムに求められることは、女子プロレス界の新日本プロレスを目指すということ

知名度、集客力、収益の大幅アップを数年で達成しなければならないということでしょう。

 

そして、彼女らに課せられたミッションは、全ての面においてのレベルアップ

その為には今までの環境にプラスして、新日本から多くのことを学ぶ時間を作る必要があるということでしょう。

 

スターダムと選手らに課せられたミッションは高く、キャリアのある選手でも初心に戻り、世界2位のプロレス団体のノウハウを吸収しようと努力しているんだと思います。

東京ドームで行われるスターダムの試合は提供試合であり、新日本が披露するスターダムの試合ではありません

スターダムと彼女らに与えられた、最大のチャンスとうことです。

 

ブシロードの傘下に入ったから、新日本プロレスとグループ会社になったから、スターダムの成功が保証されている訳ではありません。

2020年で結果を出さなければ、来年もチャンスが与えられるとは限らないでしょう

今まで以上の結果を出さなければならないという、茨の道を歩む必要があるということです。

 

私自身も献身的な彼女達の活動を知って、2ヶ月前と考え方が変わりました。

エリート街道を歩むことを義務付けられた彼女達のチャンスを、応援したい気持ちでいっぱいです。