ロッポンギ3KのSHOが鷹木信悟のベルトに挑戦表明できない理由

“独り言考察”




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海きたえーるで多くのファンを熱狂させたNEVER無差別級選手権。

王者後藤洋央紀の野望を打ち砕いたのは、新日本プロレスでシングル初戴冠となった鷹木信悟でした。

 

試合後のバックステージではNEVER無差別級のベルトを自分色に染めると宣言しており、いつでも誰の喧嘩を買う準備ができているし、誰に対しても喧嘩を売る準備ができていると豪語しています

さらには、新日本に限らずどの団体の選手でも無差別に闘いたいと息巻きまいています。

 

今のところNEVER無差別級のベルトに対し、具体的なアクションを起こしている選手はいません。

いや、何人かは闘いたい意思を言葉にしていますが、もっとストレートな表現方法でなければ鷹木の耳には届かないのでしょう

 

恐らく、先日のスペシャルシングルマッチでEVILに勝った石井智宏が、次の挑戦者候補に一番近い位置にいると思います。

2・4後楽園ホール大会でも、鷹木の方からちょっかいを出していました。

石井が具体的な行動に出るよう、誘っているのかもしれません。

 

本日の2・6後楽園ホール大会では、NEVER無差別級6人タッグマッチで、鷹木と石井が直接対決で闘います。

このまま行けばNEVER無差別級選手権は鷹木信悟 vs 石井智宏が濃厚でしょう。

 

んな無差別級戦線ですが、真っ先に立候補したいと思っている選手がいます。

恐らく、多くのファンがその選手と鷹木とのタイトルマッチが組まれることを望んでいるでしょう。

その選手とは…

ロッポンギ3KのSHO

 

北海きたえーるのNEVER無差別級選手権でも、ゲストとして放送席に座り鷹木のNEVER戴冠を悔しがっていました。

しかし、真面目な性格が災いしているのか、鷹木への挑戦表明を踏みとどまっています。

昨年から始めたポッドキャスト『SHOのしびれない話』でも、事あるごとにNEVERへの挑戦と鷹木へのリベンジしたい気持ちを口にしていました。

 

そんな心境でもSHOの気持ちをストップさせているものは、一体なんなのか?

恐らく、IWGPジュニアタッグ王者の責任とパートナーであるYOHへの感謝の気持ちでしょう

 

対等な関係に見えるロッポンギ3Kですが、SHOがYOHに感謝しているだろう忘れないエピソードがあります

昨年の2・11エディオンアリーナ大阪大会。

あの日、試合が無かったロッポンギ3Kの2人は、IWGPジュニアタッグ王者だった鷹木とBUSHIの前に現れ挑戦表明しました。

 

当時のジュニアタッグ戦線はロッポンギ3Kとロスインゴの鷹木&BUSHI、そして鈴木軍の金丸&デスペラードの3組だけでの抗争。

ファンの間では「またリマッチ」「また3WAY」とジュニアタッグ戦線への風当たりが強かったことを覚えています。

 

それでもタイトルマッチを盛り上げようと、試合が無かったのにも関わらずタイトル挑戦表明だけのために大阪入りした3Kの2人。

サプライズで登場したにも関わらず、会場で起きたのは聞いた事がないくらいの大ブーイングでした

例えるなら今年の1・5東京ドームで内藤哲也の大合唱を阻止したKENTAへのブーイングと同等くらい。

※どちらの大会も会場にいてブーイングを体感しています

 

大ブーイングと野次、様々な罵声の中、ロスインゴへの挑戦表明をマイクでアピールしたのはYOHただ1人でした

あの状況でジュニアタッグへの挑戦表明を成功できたのは、心臓に毛が生えたYOHのお陰でしょう。

頼もしきパートナーに感謝しつつ、SHOはサプライズでの挑戦表明にトラウマを持ってしまったのかもしれません

 

あれから1年が経ち、SHOも変わろうとしています。

『今年は、去りゆく先輩が多くて、ライガーさんもそう中西さんもそういずれ俺もその時が来る引退するときが。

その時に、その時にもっとこうしとけば良かったとか、あの頃、もっと行動しとけば良かったんじゃないかって、引退する時にね、後悔したくないんで今年こそ俺のやりたいようにやらせてもらう!』

引用:新日本プロレス

 

でも、まだ葛藤があり一歩踏み出すことにネガティブな感情を抱いているのかもしれません

『もしかしたらタッグとシングル、両立できるほど俺は器用じゃないかもしれない。そんな不器用なことも自分でもわかってる。

だけど、欲しいタイトルは沢山ある。高橋ヒロムが持ってるシングルベルトもそう、鷹木が持ってるNEVERもそうだ……。だから……俺の中で毎日葛藤してるんだ。何が一番最善の答えなのかずっと探してるんだ。

でも、それでも昨日ちょっと感じたんだ。

ちょっとでも昨日の俺にSHO行けって、SHO挑戦しろって思ってくれた人がいたなら、俺は絶対諦めない。必ずチャレンジャーになってやる!』

引用:新日本プロレス

 

ヘビー級へ転向した鷹木への挑戦は、NEVER無差別級のベルトを保持する今しかないでしょう。

もし次の挑戦者として石井が濃厚であると思っているなら、自身の挑戦表明にブーイングが起きる可能性を危惧しているのかもしれません

 

私は声を大にして言いたい。

『SHO選手、鷹木選手に挑戦してください!』

 

鷹木と石井の対戦を見たいと思うファンは大勢いるでしょう。

でも、それ以上に多くのファンがSHOの挑戦表明を見たいはずです

 

だから、今がチャンスです。

SHOの挑戦表明は必ずファンに受け入れられ、会場の熱気はハイボルテージになると思います。

 

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