メイ社長が【ハロルドの部屋】に全日本の宮原健斗を載せた理由

“独り言考察”




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ディソン・スクエア・ガーデン(以下MSG)大会が大成功を収め翌日、早速新日本のメイ社長は自身のコラム『ハロルドの部屋』で、簡単な大会総括を述べていました。

 

コラムを読めば今回の海外興行の運営の難しさ、スタッフの苦悩、成功させる為の強い意志を感じることができるでしょう。

運営に失敗もあったかも知れませんが、多くの経験を積み次回の興行に活かせるはずです。

 

コラム内では、何人かの選手との2ショット写真をアップしていました。

以前、渋谷モディで行われたスペシャルトークショーで、日々の社長業務に追われ選手との交流を持つ時間がないと言っていたメイ社長。

大会運営の空いた時間で多くの選手に会い、コミュニケーションが取れたことでしょう。

もしかしたらプロレス談義に花が咲いたかもしれません。

 

ところで、ハロルドの部屋にアップされた画像に気になる写真がありました。

それは、1970年代~80年代半ばまでの新日本プロレスとMSGとの歴史について特集が組まれているという…

 

『週刊プロレス』の写真

※写真には楽天ブックスのリンク貼っています

 

新日本プロレス以外を見る機会がない方にとっては、いつもの週刊プロレスです。

しかし、全日本プロレスも好きなファンにとっては、全日の顔である“宮原健斗”が新日本プロレスの社長のコラムにアップしていることに注目したことでしょう

 

メイ社長はMSGの特集が載っている週刊プロレス2005号を、ただアピールしたかっただけかも知れません。

新日本の社長であれば、毎週無償で送られてくるでしょう。

もしかしたら、自分で毎号買っているかも知れません。

宮原健斗が載っている2005号だけ所有しているということはないと思っています。

 

なぜ、敢えて全日本のエース宮原が表紙の週刊プロレスの写真をコラムに載せたのか?

 

1つ前の号の週刊プロレスは、NEW JAPAN CUPを優勝したオカダカズチカが表紙であるにもかかわらずです

※写真には楽天ブックスのリンク貼っています

 

何か意図するものが無ければ、オカダが表紙の週刊プロレスを載せる方が自然ではないでしょうか?

 

ここからは私の憶測です。

 

なぜ、メイ社長は自身のコンテンツのコラムというメディアで、全日本プロレスの選手の写真をアップさせたのか

 

もしかしたら…

全日本に宮原健斗のG1出場を打診しているのではないでしょうか?

 

そして、返答を待っている状態。

自身のコラムに宮原の写真を載せたのは、全日本への『良い返事を待っていますね』というアピールなのかもしれません。

 

これは、あくまで私の憶測です。

決して、妄想の域を出るものではありません。

本当に何も意味は無かったかもしれませんが、宮原や全日本の社長である秋山準がこれを見たら何か感じることでしょう

 

ちなみに、2月19日のジャイアント馬場没20年追善興行で棚橋弘至と対戦した宮原は、新日本のエースに最大級の賛辞を送っています。

『ボクが背中を追いかけて来たプロレス界でただひとりの人。これからもその背中を追っていきたい』

引用:Number WEB

 

そして、棚橋も宮原にエールを送りました。

『宮原選手は本当に宝だなと思いました。本当に明るい光を放っているので、まるで昔の棚橋、いやボクを超える素材になるんじゃないかなと思います』

引用:Number WEB

 

正直、2人の共演を見たいと思うのは私だけではないでしょう。

 

昨年2018年のG1を振り返ると、あまりサプライズはありませんでした

ハングマン・ペイジの初出場はあったものの、目新しい選手の出場はなし。

強いて言えば、ケニー・オメガ飯伏幸太が同じブロックになったことが最大のサプライズでした。

 

2017年はどうだったのか?

ザック・セイバーJr.の初選出と2015年振りの飯伏の出場はサプライズだったと言えます。

 

近年でもっともサプライズがあった年は、2016年のG1だったのかもしれません。

NOAHから丸藤正道中嶋勝彦が参戦し、ヘビーに転向したケニーがG1初出場を果たしました。

※結果、ケニーの初優勝で幕を閉じる

 

まだ先のことなので深く言及しませんが、昨年G1に出場していた20人の内3人は新日本を退団、又は離脱しています

今年のG1はサプライズ選出に期待したいです。

メイ社長のコラムの写真が実は宮原健斗へのオファーだったと切に願っています