川田利明さんの最多連続防衛記録に並んだ、現三冠ヘビー級チャンピオンの宮原健斗。
記録更新がかかる次の挑戦者は諏訪魔に決定しました。
偉大なる記録に並んだ宮原は、今週号の週刊プロレスの表紙を飾っています。
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— 週刊プロレス (@shupromobile) February 18, 2020
6回という最多戴冠記録を持つ諏訪魔ですが、全日本プロレスの現役レスラーで最も実績のあるレスラーであり全日本の顔と言える選手でしょう。
どちらが全日本プロレスの象徴なのか。
ファンが最も見たい三冠戦が決定したのではないでしょうか。
この日の三冠戦も超満員札止めとなった後楽園ホール大会ですが、全日本プロレスの社長が週刊プロレスで今後のビジョンについて話しています。
三冠戦が行われる後楽園ホール大会は常に満員の観客で埋めれるようになりましたが、タイトルマッチ以外でも平日休日問わず常に後楽園を満員にできるようになることが指標だと語りました。
ビッグマッチができるようになるまで今はまだ体力を貯める時期と語っており、2年後の全日本プロレス50周年での開催を目指すと宣言しています。
さらに、2年後のビッグマッチで元は一緒だった2つの団体とも一緒にできればと語りました。
一緒だった2つの団体とは、2000年に旗揚げしたプロレスリング・ノアと2013年に武藤敬司が立ち上げたWRESTLE-1のことでしょう。
3つの団体の所属選手が惜しみなく共演すれば、オールスター戦と言えるビッグマッチになりそうです。
詳しくは今週発売の週刊プロレスをご覧ください。
両団体とも円満に団体を立ち上げた訳ではありませんが、時代も経営者も変わり考え方も柔軟になっているでしょう。
特にNOAHでは3月8日の横浜文化体育館大会で行われるビッグマッチに、諏訪魔と石川修司という全日本最強タッグコンビが参戦します。
また、全日本のチャンピオンカーニバルには、現GHCナショナル王者である杉浦貴のエントリーが発表されました。
NOAHとレッスルワンは現在交流があり、全日本とレッスルワンの関係がポジティブであれば2年後の3団体によるビッグマッチも不可能ではないでしょう。
どんな会場でどんなカードが組まれるか、今から妄想が膨らみます。
そもそも複数団体による交流戦や合同興行に対し、プロレスファンはどう考えているのでしょうか。
新日本プロレスのオカダカズチカのオールスター戦発言もあり、実現するのかどうかファンも注目しています。
投票していただいた方もいるでしょうが、先日当ブログでオールスター戦開幕の賛否について、アンケートを取っていました。
『団体の垣根を越えたオールスター戦は賛成か、反対か?』という問いに対し総投票数1599票。
賛成 1240票
どちらかというと賛成 178票
どちらかというと反対 61票
反対 78票
賛成でも反対でもない 42票
賛成票の割合が77%、どちらかというと賛成票も合わせれば88%となり、約9割の方がオールスター戦開催に賛成しているという結果になりました。
勿論、これがファンの総意イコールとなるわけではありません。
あくまで当ブログを見ているプロレスファンの意見であり、男女比率でいうと圧倒的に男性票が多いという結果になりました。
ちなみに、年齢別の割合はこちらになります。
以前、節分のイベントで三冠王者の宮原健斗は、オカダカズチカのオールスター戦発言について『めちゃくちゃ興味がある』と言っていました。
一方、『ファンの皆さんの声次第』とも慎重な姿勢を見せています。
一定数のファンの声はありました。
2年後の全日本プロレス50周年記念大会へ向けての3団体合同によるビッグマッチは、着々と話し合いが進められることでしょう。
しかし、直近のオールスター戦開催はまだまだ雲を掴むような漠然とした話です。
水面下で動いているのかどうかファンには分かりませんが、開催実現に向けて『◯◯◯何周年記念大会』など理由が必要なのでしょう。
例えば、アントニオ猪木デビュー60周年を記念して行うとか…
踏み出せばそれが道となるのです。
「道」
この道を行けばどうなるものか、
危ぶむなかれ。
危ぶめば道はなし。
踏み出せばその一足が道となり、その一足が道となる。
迷わず行けよ。行けばわかるさ。アントニオ猪木 pic.twitter.com/wP185drwup
— アントニオ猪木 (@Inoki_Kanji) February 20, 2020