クリス・ジェリコが自身のSNSで、新日本に帰って来ると呟いていました。
I’m coming back…I will return… @njpw1972 @ Alpha Club https://t.co/kKi90MIvOi
— Chris Jericho (@IAmJericho) January 29, 2019
海外のプロレスニュースサイトでも、ジェリコが新日本の棚橋弘至との一戦を熱望していると報道しています。
これでレッスルキングダムの試合後に語ったコメントも、本気だったということが理解できました。
『東京スポーツも、週刊プロレスも、ゴングも、ニューヨーク・タイムスも、しっかりと記事にしろよ!
「クリス・ジェリコは、IWGPヘビー級のベルトに挑戦し、チャンピオンになる」とな!』
引用:新日本プロレス
では、いつ、どのタイミングでジェリコが現れるのか?
恐らく試合が組まれる前に、突然急襲しに来ることでしょう。
昨年は2回インターコンチのタイトルマッチを行いましたが、その2回が新日本のリングに上がった回数ではありません。
1・5NEW YEAR DASH、5・4レスリングどんたく、10・8KING OFPRO–WRESTLINGと、試合をした回数より襲撃しに来た回数が多いという事実があります。
クリス・ジェリコが狙うベルトがIWGPヘビーであるならば、そのターゲットは現チャンピオンの棚橋弘至です。
以前のインタビューでも棚橋の名前を、闘いたい選手の1人に上げていました。
早速、SNSでも2・11『THE NEW BEGINNING in OSAKA』に現れるのではないかと、噂されています。
ただし、1つ疑問があります。
ジェリコが現れるなら2・11大阪大会のメインイベント、IWGPヘビー級選手権試合が終わった後でしょう。
棚橋の対戦相手は、レッスルキングダムでオカダカズチカを破っているジェイ・ホワイトです。
勿論、勝つ可能性もあるし、負けることもあるでしょう。
棚橋が負けたら、ジェイを襲撃することになるのか?
そんなことを考えていたら、違う可能性に辿り着きました。
話しは変わりますが、今週末札幌でビッグマッチが行われます。
2DAYS行われる興行の2日目のメインイベントは、IWGPインターコンチネンタル選手権…
内藤哲也 vs タイチ
この試合に向けて、タイチは札幌大会で事件が起きると予告しています。
『冬の札幌、いつだったかの藤原喜明以来、何も起きてねえな。これといったものは。
何年ぶりだ? 調べたのか?
何年ぶりにあれ以上のことを起こすかもな。
楽しみにしとけよ。アディオス、カブロ〜ン!』
引用:新日本プロレス
『いつだったかの藤原喜明事件』の詳細は、こちらに載せました。
この時はタイトルマッチ直前に乱闘騒ぎが起き、結果ノーコンテストに終わっています。
タイチが何を企んでいるか分かりませんが、内藤はこの可能性をあっさり否定しました。
『札幌でのインターコンチネンタル王座戦まで、あと4日……。冬の札幌は何かが起こるんだろ?
要するに、タイチ選手が何かを起こすんでしょ?
いったい何が起こるのかなあ……楽しみだなあ……
でも……どうせ何も起こらないでしょう。
期待させるだけさせておいて、何も起きないよ』
引用:新日本プロレス
いずれにしてもタイチが事件を起こすなら、内藤に勝つことが前提になるでしょう。
ここからは私の妄想です。
もし、第三者が事件を起こすなら、内藤が勝とうがタイチが勝とうが関係ありません。
むしろ、試合中に乱入して内藤もタイチも襲ってノーコンテストにでもしたら、それこそ大事件です。
タイトルマッチがノーコンテストになったら、1984年の『冬の札幌“藤原テロ” 事件』以来になるのではないでしょうか。
もし、その介入者がクリス・ジェリコなら、“藤原テロ”事件以上の…
大・大・大事件です!
では、何のために内藤とタイチの試合に乱入するのか?
内藤を襲う理由はレッスルキングダムで負けた腹いせでしょう。
そして、タイチの発言に便乗し、大事件に乗じて新日本にリングに足を踏み入れる理由は…
棚橋弘至への宣戦布告
この日のメインイベントの前には、IWGPジュニアタッグ選手権とIWGPタッグ選手権が行われます。
もし現チャンピオンであるロスインゴのメンバーが両方とも敗れたらどうなるでしょう?
内藤を助けに駆け付けられる仲間はいません。
オカダカズチカとYOSHI-HASHIに好かれ、勢いに乗る棚橋ならこのタイミングで内藤を助けられる選手は自分しかいないと思うことでしょう。
それが…
チャンピオンをレイアウトするということなのかもしれません。
ここまで全部私の妄想に過ぎませんが、できれば想像もつかない大事件を目の当たりにしたいという“欲”が出てきました。
札幌大会2連戦まで、あと1日。
大事件は札幌で起きるのか、起きないのか。
その答えは勿論…