約1ヶ月間に及ぶリーグ戦も終わり、オカダカズチカの2連覇という偉業で終わった今夏のG1クライマックス。
昨年に比べ1日多い20大会で行われた2022年のG1クライマックスは、前年比171%、2万人増の動員を記録しました。
まだまだコロナ禍の影響はあるものの、盛況だった大会と言えるのではないでしょうか。
G1CLIMAX32 応援ありがとうございました!心より御礼申し上げます。
ご来場者は、昨年の2.8万名を大きく超え【4.8万名(目標達成率96%)】となりました。
この熱と勢いを絶やさず、50周年の集大成1.4ドームに満員のお客様をお迎えできるよう、全社一丸となって取り組んでまいります。#G1FINAL pic.twitter.com/K3T59Bkkqp
— 大張高己/Takami Ohbari (@TAKAMIOHBARI) August 18, 2022
昨年は飯伏幸太の怪我により、不本意な形での優勝となったオカダカズチカ。
オカダに非がなかったとしても、少なからずトラウマになっている可能性はあるでしょう。
誰よりも試合中の怪我に敏感であろうオカダにとって、優勝決定戦は見えない敵との闘いだったと思います。
そんなオカダの心情を察知しただろう同じCHAOSのYOSHI-HASHIは、優勝決定戦前にセコンドに付くことを直訴したそうです。
約1ヶ月間のG1CLIMAX32は今日で終焉を迎えました。
決勝戦に挑む試合前のオカダに4回位セコンドに着こうか?と聞いたけど
一人で大丈夫です
とニコやかに言っていたのがとても印象的でした
試合も伝説になりそうな凄い試合
そして2連覇おめでとう!
お疲れ様でした— YOSHI-HASHI (@YOSHIHASHICHAOS) August 18, 2022
対戦相手はハイフライヤーであるウィル・オスプレイ。
不安がゼロな筈はないだろうオカダでしたが、このYOSHI-HASHIの優しさは遠慮する選択を選びました。
それだけ50周年イヤーのG1クライマックスに賭ける覚悟が据わっていたのでしょう。
逆に申し訳ない💦
ゆっくり休んでください https://t.co/A5CZG56401— YOSHI-HASHI (@YOSHIHASHICHAOS) August 18, 2022
一方で、前回の優勝決定戦で怪我をしてしまった飯伏はオカダの優勝に何を想うのか。
試合を見ていたかどうかは分かりませんが、オカダの2連覇を間接的に祝いました。
おめでとう。本当に。もう10ヶ月か。
— 飯伏 幸太 (@ibushi_kota) August 18, 2022
『おめでとう。本当に』はオカダへの賛美。
そして『もう10ヶ月か』と欠場期間を呟いた飯伏は、復帰に向けどんな気持ちでいるのでしょう。
10ヶ月前、目の前で絶望を目の当たりにしたオカダは、昨夜のバックステージで飯伏との再戦を望みました。
『もちろんスッキリした部分もありますけど、やっぱり飯伏幸太とやってないですから。 肩の調子がどうなるか分からないですけど、 そこはまたどこかでしっかりと闘って、飯伏さんを倒してね。 『G1 CLIMAX』は一区切りつきましたから、 飯伏幸太を倒して、まだ残ってるモヤモヤっていうのは解消するんじゃないかなと思います。 会社がOKなら下半期も自由な時間も出来ると思いますし、 そこはしっかりとプロレス総選挙第1位としてプロレスをいろんな人に届けつつ、 まだジョナにも1敗してますんで、まあ権利証じゃなくてもスペシャルシングルマッチとしても僕は借りを返したいんで、 まだまだ下半期は盛り上げて行きますんで、引き続きよろしくお願いします。 ありがとうございました! 引用:新日本プロレス |
G1クライマックスの優勝決定戦が行われた8月18日は、盟友であるケニー・オメガが怪我から復帰し、久しぶりにAEWに帰ってきた特別な日でもあります。
#AEW Exclusive: Kenny Omega Comments After His AEW Return https://t.co/kSeWzIz2YI pic.twitter.com/C3YkyM1fgx
— All Elite Wrestling (@AEW) August 18, 2022
ケニー復帰関連のツイートに“いいね”で反応した飯伏。
盟友の復帰を祝うと共に、自分の復帰についても意識したことでしょう。
ゴールデン☆ラヴァーズを再び披露するためにも、飯伏の復帰は不可欠です。
いつ、どこで、どんな心境で復帰できるのか。
ゴールデン☆スターの復帰と、その復帰を喜ぶファンの反応で溢れかえる瞬間を楽しみに待ちたいと思います。