二冠王者として初めてG1クライマックスに出場している内藤哲也。
Bブロックにエントリーしている内藤ですが、リーグ最終戦に勝利すれば優勝決定戦に進出できる可能性を残しています。
当然、内藤自身は二冠王者として初のG1クライマックス優勝を目指しており、優勝後のビジョンをスポーツ紙の取材で語りました。
『近年ではG1覇者に翌年東京ドーム大会でのIWGP挑戦権利証が与えられることが通例となっているが、王者が優勝すれば流れは一変する。内藤は開幕前から制覇後の青写真として「1・4にふさわしい相手を自分で指名する」と豪語する』
引用:東スポWEB
[LOS INGOBERNABLES de JAPON]
para @okamotospo.
¿Quieres ir al restaurante?https://t.co/3mDL2FtchL— 内藤哲也 naito tetsuya (@s_d_naito) October 15, 2020
自分が優勝したらG1に出場している選手は全員候補にならないとし、今年の旗揚げ大会で闘う予定だった同じロスインゴの高橋ヒロムも11月のベスト・オブ・ザ・スーパージュニアが優先だろうと語りました。
ヒロムとの一戦は特別なシチュエーションでやりたいと願うでしょうが、今現在はIWGPジュニアのベルトを石森太二に奪われ無冠状態。
夢の師弟対決はもう少し先になりそうです。
更に二冠王者としてG1を優勝した場合、対戦相手は新日本プロレスの選手ではなく、過去に外敵と闘った歴史があることから他団体の選手に目を向けたいと語っています。
『IWGP王者の優勝が新しい戦いの始まりということは歴史が証明してる。95年も2000年も他団体との大一番がありましたしね。もしかしたら俺も、今まであまり興味のなかった外に目を向けないといけないのかもしれない』
引用:東スポWEB
生粋の「新日本至上主義」の内藤ですが、他団体の選手に目を向けるとはかなり以外でした。
内藤にとっても東京ドーム大会を盛り上げる為、様々な思案があるのでしょう。
東京ドーム大会での他団体の選手との一戦は、ドリームカードになることは間違いないと思います。
しかし、気になることもあります。
第一に来年の東京ドーム大会が無事開催できるかどうか。
そして、観客動員の上限が増えるかどうかという問題です。
未だ来年の東京ドーム大会開催のアナウンスはありませんが、今週末行われるG1クライマックス両国国技館大会で開催の発表になる可能性はあります。
ただし、現状の観客動員上限は5,000人かキャパの50%か少ない方と定められています。
この上限数が緩和されない限り、東京ドーム大会は赤字になってしまうでしょう。
今後、緩和される可能性は十分ありますが、今のところ不透明です。
当面ウィズコロナが続く時代背景の中で、置観客動員数に左右される興行が主体のビジネスモデルより、映像配信コンテンツに力を入れるべきでしょう。
つまり「新日本プロレスワールド」の会員数を増やす施策が必要になってくると思います。
コロナ禍の影響で多少増減があった会員数ですが、近年は会員数10万人から大きく増えていません。
今の「新日本プロレスワールド」の会員構成比は、日本と海外が半々ぐらいと言われています。
日本での会員数の増加は一筋縄ではいきません。
逆に海外の会員数の増加は、出場する選手次第で増加する可能性は十分あるでしょう。
結論を言ってしまえば、内藤哲也がG1を制したなら東京ドーム大会で闘う相手にケニー・オメガを指名すべきだと思っています。
内藤とケニーのシングルマッチは、2018年のG1公式戦が最後。
リーグ初戦で負けケニーが勝ち逃げしている状態です。
もし、ケニーが来日しレッスルキングダムに出場するとなれば、「新日本プロレスワールド」の会員数も増える可能性が十分にあると思っています。
新日本とAEWの交流に期待を抱くファンもいるでしょう。
特に海外の契約が増えるのではないかと期待してしまいます。
国内外問わず、どの国のプロレス団体も未曾有の危機に面しているでしょう。
仮に一時的だったとしても、このタイミングでの助け合いは非常に有効です。
そして、今ケニーの力が必要な時だと思っています。
【お知らせ】
只今、新日本プロレスで行われているG1クライマックスの優勝決定戦のアンケートを行なっています。
ファイナリストの可能性を残すはAブロックから4選手、Bブロックから3選手、合計12通りの組み合わせです。
あなたはどの対戦カードを優勝決定戦で見たいか、是非投票ください。
締め切りは本日13時59分です。