最近、鈴木みのるのつぶやきが誰に対しての発言だったのかずっと考えていました。
何かあった時「会社が決めた」とか言うな。誰かのせいにするな。全ては「自分が選んでいる」だろ？みんなは誤魔化せても自分は誤魔化せない。アイツみたいになるな。ちいせぇぞ。
— 鈴木みのる (@suzuki_D_minoru) November 13, 2018
ファンの間ではオカダカズチカのあの発言に向けた叱咤激励だったのではと、憶測が飛び交っています。
『会社が決めたことですし』
ここでいう会社が決めたこととは、『ワールドタッグリーグ2018』シリーズ中にオカダと棚橋弘至がタッグを組むことに対しての発言です。
１１・２９後楽園大会からタッグを組みことになったオカダと棚橋は、１２・７秋田大会までずっと続きます。
オカダがこの発言をした意図はまた別の機会に考えようと思いますが、この直後に鈴木みのるの発言がアナンサーツイートに聞こえるのです。
何かあった時「会社が決めた」とか言うな。
誰かのせいにするな。
全ては「自分が選んでいる」だろ？
みんなは誤魔化せても自分は誤魔化せない。
アイツみたいになるな。ちいせぇぞ。
引用：鈴木みのるOfficialTwitter
ただし、いくつか疑問符も残っています。
①何かあった時
オカダと棚橋がタッグを組み、何かあった時『会社がきめた』と言うでしょうか？
タッグが組まれた時点で『会社が決めた』と言っているのに、再度話を蒸し返すのか疑問が残ります。
また“何かあった時”というのが、果たしてプロレスのことを言っているのか…
②全ては「自分が選んでいる」だろ？
会社がタッグを組んだ時点で、選択肢はあるでしょうか？
仮に選手から希望や助言などあったとしても、自分の対戦相手を選ぶ権利なんてありません。
対戦相手に納得するという表現で使ったのでしょうか？
③みのるがオカダに“ちいせぇぞ”と言うだろうか？
以前インタビューで、『いまの新日本はオカダの出現がすべて』と語ったみのる。
暇なら読んでな。。。鈴木みのる「オカダ・カズチカが新日本プロレスを成功に導いた」（SmartFLASH） – Yahoo!ニュース https://t.co/aXTsVHDVIR @YahooNewsTopics
— 鈴木みのる (@suzuki_D_minoru) October 17, 2018
そんな鈴木みのるが、オカダに“ちいせぇぞ”と言う気がしません。
そもそも、この発言は身内に向けた発言のようにも聞こえるのです。
勿論、オカダの「会社が決めた」発言に対して、苦言を呈した可能性は十分にあります。
ただ、今は“あの選手”に対しての言葉と考えた方がしっくりくるのです。
それは…
TAKAみちのく
昨日のブログで不祥事を起こしたTAKAみちのくが、何事もなかったかのように新日本のリングに上がったことについて記事にしました。
もし鈴木みのるのあのツイートが身内のTAKAみちのくに対してならば、いろいろと合点が付くのです。
①何かあった時「会社が決めた」とか言うな
TAKAみちのくがザックの相棒としてセカンドに付くのは、新日本の判断以外のなにものでもないでしょう。
その件に対して、自身が所属する“KAIENTAI DOJO”やその仲間に批判の声があるかもしれません。
それでも『新日本（会社）が決めた』からなんて言い訳はできないという、助言なのではないでしょうか？
『誰かのせいにするな』というのも、新日本のせいにするなという意味でしょう。
②全ては「自分が選んでいる」だろ？
今シリーズも引き続きザックのセカンドとして新日本のリングに上がるのは、恐らく新日本から打診があったから。
しかし、不祥事を起こした後ということを考えれば辞退することも可能だったわけです。
つまり、新日本から引き続き継続参戦の打診がありリングに上がったとしても、それは出場するか辞退するか選ぶことができたということ。
結局は、『自分で選んでいる』ということなのではないでしょうか。
『みんなは誤魔化せても自分は誤魔化せない』という言葉にも納得できます。
TAKAみちのくの不祥事により、新日本にへの風評被害がどれほどあるかは分かりません。
しかし、鈴木軍ブランドには傷が付いたことでしょう。
偶然にも今年のワールドタッグリーグには、鈴木軍から最多の３チームが選出され、総当たり戦になっていることから鈴木軍同士の闘いに注目が集まっています。
週末行われた鈴木軍同士の前哨戦も、鈴木軍同士の公式戦も、身内同士の闘いとは思えないほど白熱していました。
誰かが誰かのために闘っているようにも見えるのです。
引き続きTAKAみちのくがザックのセコンドに付くでしょうが、観客動員数やNJPW WORLD視聴数には影響はないでしょう。
それどころか、鈴木軍がこのWTLの主役になりそうな気配もしてきました。
何かあった時「会社が決めた」とか言うな
もしかしたらこの発言は、鈴木みのるが自分に対しても言っている発言なのかもしれません。
『会社が決めたから闘うんじゃない。
俺が闘いたいから闘うんだ。
それ以上の理由なんてないだろ？』
すべては、さらなる高みを目指すために…
