証拠発見!BOSJ及びWTL出場選手が縮小されていた可能性を検証

ドラゴン・リー、高橋ヒロム【撮影:koba】
“独り言考察”




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上初の同時開催』という響きが先行しているWORLD TAG LEAGUE2020(以下WTL)とベスト・オブ・ザ・スーパージュニア27(以下BOSJ)。

一度中止になったBOSJが復活したこと、例年通りWTLが開催したことは嬉しい限りですが、個人的には10人(組)という少人数精鋭のリーグ戦に少し寂しさを感じています。

BOSJに関しては外国人レスラーの参加は1人しかいなく、WTL常連のテンコジやG.B.Hのエントリーはなく、先日タイトルマッチを闘ったばかりの鈴木みのるはシリーズにすら参加していません。

 

さらに感染拡大防止の観点から1大会の試合数を6大会に限定し運営してきた興行は、開幕戦と最終戦で10試合ずつ組むという大胆な行動に出ました。

他団体を見渡せば既に10試合前後行なっている大会もありますが、新日本プロレスがそれをしなかったのは感染リスクを最小限に抑えたかったからでしょう。

次期シリーズの開幕戦と最終戦の10試合は、新日本プロレスにとって本意ではなかったと予想しています。

もし当初から10人(組)参加の1リーグ戦にする予定なら、大会数を2試合増やせば解決するはずです。

 

恐らく、当初予定の出場選手はもっと多かったのではないでしょうか?

当ブログで予想していた各8人(チーム)×2リーグ制なら、開幕戦からリーグ最終戦まですべての大会で試合数を7試合に設定することができます。

 

ここまではあくまで私の妄想に過ぎませんが、当初の予定から変更した証拠を新日本プロレス公式サイトで見つけました

皆さんも記憶にあると思いますが、WTLとBOSJ開催発表当初は『出場選手は“大会ごと”に変更となります』とアナウンスされています。

 

今秋のG1クライマックス同様感染拡大防止の観点から、開幕戦と最終戦を除いてWTLに出場している選手はBOSJの大会には出ない、BOSJに出場している選手はWTLの大会には出ないというもの。

しかし、BOSJの公式戦が行われる12・5鹿児島大会の第4試合には、WTLに出場しているSANADAと鷹木信悟の試合が組まれてします。

 本間朋晃 

 小島聡  

 飯伏幸太 

vs

SANADA

鷹木信悟

内藤哲也

 

新日本プロレス公式HPに、下記の様に書いてあったのにも関わらずです。

・12月5日(土)鹿児島・サンアリーナせんだい
『BEST OF THE SUPER Jr.27』公式リーグ戦・他
※『WORLD TAG LEAGUE 2020』参加選手の出場はございません。

引用:新日本プロレス

 

出場させないとアナウンスしてきたにも関わらず出場させたということは、予定していた大会編成を変えなければいけない何かが起きたと推測できます。

恐らく、当初予定から変更したのは大会に参加する選手が少なくなってしまったからでしょう。

来日予定の選手が来れなくなってしまい、リーグ戦出場メンバーを縮小したというのが私の予想です。

 

本来ならエル・ファンタズモやリュウ・リー(ドラゴン・リー)も、日本に来日しBOSJに出場したかったんだと思います。

今回のBOSJでの参加は叶いませんでしたが、来年こそは2人の対決が実現することを祈っています。

 

結果的に普段見られないような公式戦も出揃い、決して残念なことばかりではありません。

BOSJでは同門対決となる高橋ヒロム vs BUSHIが11・20後楽園ホール大会で実現します。

エル・デスペラードとDOUKIの兄弟分対決も楽しみで仕方ありません。

今大会は目の前の相手だけではなく、交互に行われる違う階級の大会も意識し合うでしょう。

切磋琢磨する中で生まれる化学反応。

ベストバウト多発の予感が漂っています。