内藤哲也がワザとタイチを挑発した理由

“独り言考察”




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ルチャドール達の華麗でありながら、感情剥き出しの闘いに魅力された『CMLFANTASTICA MANI 2019』。

クライマックスの最終日、この日で終わってしまうファタスティカマニア(以下ファンマニ)で“ある事件”が起きました。

試合の途中でタイチら鈴木軍が乱入し、内藤哲也をインターコンチのベルトでノックアウト。

 

タイチが急襲するキッカケを作ったのは、ファンマニ最終戦前日の内藤のこのコメントです。

『ところで、もう間もなく次のシリーズが始まるわけで。

次、俺の持つインターコンチネンタル王座に挑戦する選手は、一体どこに行ってしまったのかなぁ

(中略)

どこで何してるんだろうねぇ。

まぁこのまま、静かに静かに、シリーズが開幕するのを待つのであれば、それで構わないけどね

引用:新日本プロレス

 

実はこのコメントを聞いたとき、ある疑問を感じました

 

なぜ内藤はワザとタイチを挑発したのか

 

ファンマニ前半戦は参加していたタイチが、自身のシリーズ最終戦岐阜大会でこんなコメントを残しています。

『内藤よ、もしかして毎日毎日、俺が行動起こすの、待ってたんじゃないか? お前、そういう見方するの好きだろ?

もしかして、どっかで期待してたんじゃないの?

ごめんね。そう簡単には、お前の言うことには乗らないよ。お前の言ったことによ、全部応えてっと、キリがねぇしよ

引用:新日本プロレス

 

この時点で、タイチは内藤の急襲を否定していました

もし内藤を襲ってしまっては、相手の思う壺になってしまうから。

 

勿論このタイチのコメントを、内藤が読んでいないはずはありません。

しかも、『そう簡単には、お前の言うことには乗らないよ』と言われたにも関わらず。

 

なのに敢えてタイチを挑発しました

タイチが言ったことに対して反論する訳でも、論破する訳でもなく、ただ淡々と。

しかも、襲ってくださいと言わんばかりにです。

あのコメントを聞いたタイチなら、『襲って欲しいのか?暇じゃないけど、しょうがねぇなぁ』となるのではないてしょうか?

 

なぜ内藤は急襲を誘導したのか?

 

恐らく内藤は、次期シリーズ前に行われるインターコンチの調印式開催を、知っていたのでしょう。

 

ファンマニ終了後、次期シリーズ『Road to THE NEW BEGINNING』まで約1週間あります。

 

その1週間、ファンマニの余韻にだけ浸って次期シリーズを待つのか。

 

それとも…

ロスインゴと鈴木軍の抗争の行方を考えて待つのか

 

内藤がタイチをワザとらしく挑発し急襲を誘導したのは、お客様に考える時間を提供するためではないでしょうか。

 

タイチは内藤襲撃後、こんなコメントを残しています。

『だってさ。冬の札幌はよぉ、さっき言ったろ?

何か起こるんだろ?

起きるか起こさねぇかは、全部俺次第かもしれねぇな! 俺とこの2人次第』

引用:新日本プロレス

 

このコメントを聞いたファンは前哨戦タイトルマッチタイトルマッチ後の展開と妄想を膨らますことでしょう。

 

これもプロレスを楽しむ醍醐味

 

そしてその醍醐味を自ら犠牲になって提供したのが、内藤哲也という男なのではないでしょうか。

 

もしかしたら、タイチはとんでもない行動にでるかもしれません。

そして、内藤は想像もできないサプライズを考えているかもしれません。

 

“冬の札幌は何かが起きる”というキーワードも定着してきました。

ファマニの余韻を残しつつ、次期シリーズの期待に胸を膨らますファンも多くなったはずです。

 

まずは、IWGPインターコンチネンタル選手権の公開調印式で、何が起きるか…

レッスルキングダムのインターコンチの調印式は、クリス・ジェリコが内藤をテーブルにパワーボムという暴挙にでました。

https://twitter.com/njpwworld/status/1080726346383249410?s=21

 

勿論、タイチはあの事件を意識しているはずです。

手を出すのか、それとも手は出さないのか…

 

気付けば調印式まであと2日。

期待と妄想が膨らませ、試合のない余白を楽しむことができそうです。