「レスリングどんたく」シリーズの待っただ中ですが、続々と今後のスケジュールが発表となっています。
5月には2大スタジアム大会を控え、6月前半には「ドミニオン」大阪城ホール大会、6月中からは「KIZUNA ROAD 2021」の開催が告知済みです。
同シリーズ最終日は7月2日となり、約2ヶ月半後の予定までアナウンスされています。
昨年コロナ禍の影響で延期になったオリンピックも、今夏は開催が有力でしょう。
今現在の予定では東京五輪が7月23日から8月8日まで、パラリンピックは8月24日から9月5日の開催予定です。
恐らく今年も、G1クライマックは秋開催となるでしょう。
ということ、7月からのオリンピック期間は何を行うのか?
今年はWTLとBOSJは別々に開催か?
昨年は「SUMMER STRUGGLE」と題してシリーズの最後に明治神宮野球場で野外大会を行いました。
しかし、コロナ禍1年目の状況で当初の予定が変更になっている可能性もあります。
13大会中9大会が東京・後楽園ホール大会だったことを考えると、各都道府県の会場はキャンセルせざるえを得ない状況だったことでしょう。
では今年7月にどんなシリーズを行うのがベストか考えた場合、WORLD TAG LEAGUE(以下WTL)の単独開催が理想という答えに辿り着きました。
昨年、ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア(以下BOSJ)を同時開催で行ったWTLですが、今年は別々に開催するべきでしょう。
コロナ禍の影響でまだまだ集客が難しい状況で、目的が明確なシリーズは重要です。
シリーズ最終日を東京以外で開催できる集客力のあるWTLとBOSJは、例年以上に一年間で主力シリーズと期待される存在となるでしょう。
オリンピック開催時期に行うシリーズとしては、最適な選択と言えます。
そしてWTLを7月開催が理想と思える理由の一つは、新しいベストタッグチームが生まれそうな予感がしているからです。
トオルとヒロシ #ビーバップ 🏫 https://t.co/zXRIvArna3
— 棚橋 弘至 (@tanahashi1_100) April 14, 2021
今年はNEWタッグチームが増えそう!?
4・13後楽園ホール大会でタッグを組んで試合に出場した棚橋弘至と矢野通ですが、お互い継続的なタッグ結成に積極的です。
外国人レスラーとタッグを組みWTLに出場することが多い棚橋ですが、もし矢野とのタッグで出場となれば2014年以来※1の日本人タッグになります。(※1:パートナーはヨシタツ)
矢野も棚橋も元IWGPタッグ王者であり、2人で出場すれば優勝候補に躍り出ることになるでしょう。
他にもユナイテッド・エンパイアにヘナーレが加わったことで、同ユニットのメンバーが4人になりました。
全員ヘビー級なので、最大2チームでWTL出場も可能です。
またロスインゴも鷹木信悟とSANADAのタッグで固定という訳ではないでしょう。
どちらかがシングル王者になれば、パートナーは内藤哲也になる可能性もあるからです。
WTL日米同時開催の可能性は!?
仮にWTLが7月開催となるならば、オリンピックに勝るとも劣らない話題性が必要です。
コロナ禍の状況で多くの新規外国人レスラーを呼ぶのは難しいでしょう。
最も効果的と思われるサプライズは、WTL日米同時開催なのではないでしょうか?
NJPW STRONGには新日本外国人選手の他に、他団体の魅力的な選手も多く参戦しています。
フレッド・ロッサー、カール・フレドリックス、ブロディ・キング、ベイトマン、ヒクレオ、トム・ローラー、JR・クレイトス、クリス・ディッキンソンなどなど。
Aブロックは日本で開催、Bブロックはアメリカで開催、リーグトップのチームが来日し優勝決定戦を日本で行う。
必ずしも日本ブロックとアメリカブロック出場チームが同数になる必要もないでしょうし、NJPW STRONGで先行して開催するのもありでしょう。
NJPW STRONGの配信は、土曜11時(日本時間)の週1回のみ。
もしかしたらWTLの期間限定で、土日両日配信もありえます。
WTL日米同時開催ならサプライズ選出の可能性も
WTLがアメリカで開催ならインパクト・レスリングのカール・アンダーソンやドク・ギャローズも参戦可能かもしれません。
ROHのあの選手や、AEWのあのタッグチームの参戦など、夢は広がるばかりです。
国内選手とNJPW STRONG参戦選手の初対戦の実現も期待してしまいます。