5月に行われる予定の2大スタジアム大会「WRESTLE GRAND SLAM」ですが、雲行きが怪しくなってきました。
現在、東京、大阪、兵庫、京都の都府県に出されている緊急事態宣言ですが、期限を延長する方針で調整しているとのこと。
7日に対策本部を開催し延長期間を決める見通しで、延長幅は2週間にする案や5月末までにする案が浮上しているそうです。
また感染が増加している地域へのまん延防止措置も同様に延長の見通し。
さらに、福岡と愛知も緊急事態宣言の対象地域に加える方針とのこと。
【速報 JUST IN 】緊急事態宣言31日まで延長へ 政府 愛知と福岡も加える方針 #nhk_news https://t.co/qRbWcN3jtY
— NHKニュース (@nhk_news) May 6, 2021
「WRESTLE GRAND SLAM」シリーズの横浜スタジアム大会は5月15日に神奈川県で開催され、東京ドーム大会は5月29日。
シリーズ前哨戦4大会の内、3大会は後楽園ホール、1大会は愛知で開催されます。
シリーズ通して中止の危機に直面しました。
もし、都の緊急事態宣言が31日まで延期され無観客での開催が政府から要請されれば、東京ドーム大会の赤字興行は免れません。
その際は、開催するか中止にするか判断を迫られることになるでしょう。
イベントなどの開催制限は緩和される可能性もあるとのことですが、正式な発表を待ちたいと思います。
濃厚接触者6人が横浜スタジアム大会欠場へ
新日本プロレスは発熱者と2大会前からの濃厚接触者の欠場を発表し、5・4福岡大会では該当6選手の試合をカード変更しました。
また、スポーツ紙の報道の通りなら濃厚接触者にも感染者との接触から14日間の行動自粛が求められる為、この期間試合に出場することができません。
【新日本】2選手コロナ陽性…今後の感染対策とビッグマッチへの影響は? https://t.co/fZlybd4lHb
— 岡本佑介@東京スポーツ新聞社 (@okamotospo) May 6, 2021
『プロレス界の盟主団体は、これまで徹底した感染対策を行ってきた。シリーズ開幕前には選手・スタッフ全員がPCR検査によるスクリーニングをクリアし、検温やマスク着用義務化はもちろん、夜間は外出自粛。メディアの対面取材ルールも厳格化した。昨年6月の興行再開から実に140大会以上を開催してきたが、これまで感染者ゼロを保ってきたのはこうした努力のたまものでもあった。
感染症に詳しい医療ガバナンス研究所理事長で内科医の上昌広氏(52)は「たいしたものだと思いますよ、これだけ流行しているのに。全国を回られますから、感染リスクは高いですよね。接触スポーツですし」と高く評価する。感染力の強い変異株の出現もあり、スポーツ界全体でも感染者は急増している』
引用:東スポWEB
つまり、5・4福岡大会を欠場することになったオカダカズチカ、 SHO、YOH、鈴木みのる、金丸義信、エル・デスペラードの6人は横浜スタジアムでのビッグスタジアムに出場できないことになります。
本来なら「レスリングどんたく」福岡大会で開催予定だったIWGPジュニアヘビー級選手権。
横浜スタジアム大会での実施も難しく、最短でも東京ドーム大会まで延期されることでしょう。
選手達のモチベーションも懸念されます。
しかしさすがにYOHには同情を禁じ得ない・・・
3週間にわたって罵詈雑言を浴びせられて
さあ最終戦・・・無し!
オチ無し!
ま次会う時はキチンとタイトルマッチさせてあげるから
少し考える時間もできたことだし
楽しみにしとくわ
考えられるんならだけど#njpw
— El Desperado (@ElDesperado5) May 6, 2021
昨年7月以来の無観客試合開催か?
昨年、コロナ禍の影響で無観客試合を開催した6.7月ですが、期間が空いた影響で試合感の欠如による選手の負傷もありました。
あまり長い期間の大会中止は選手への悪影響も考えられ、大会再開がビッグマッチでは不安が残ります。
大会を開催するも中止するもリスクが大きい状況ですが、プロレスをファンに届けて欲しいというのが本音です。
恐らく、2大スタジアム大会の開催有無、対戦カード発表は政府の正式発表を待って週明けぐらいの発表になるでしょう。
新日本プロレスがどんな判断をするのか見守りたいと思います。