先日、タマトンガ選手によるSNS等での不適切発言を問題視した新日本プロレスが、然るべき処置を行うと発表しました。
https://www.njpw.co.jp/160024
ご存知の方も多いと思いますが、SNSでのポイ捨て動画や…
— 'Bad Boy' Tama Tonga (@Tama_Tonga) August 5, 2018
大阪大会での野次おじさんとのトラブルが、直接的な原因ではありません。
海外ファンがタマ・トンガのアカウントに侮辱的なコメントをし、それに対し挑発的なツイートで反論し続けたことが原因と騒がれていました。
NJPW’s Tama Tonga Continues to Harass Navy Veteran & Other Fans
これは新日本の日本語版HP以外にも、海外版HPでもほぼ同内容の処置が発表がなされています。
『新日本プロレスは事態を重く受け止め、選手本人に対して、しかるべき処置を行う事としました。』
引用:新日本プロレス
このコメントを見たファンは、タマが翌日の横浜大会に出場できないのではと、不安に感じていたことでしょう。
しかし、結果は何も変わらず。
むしろいつも以上に、試合に没頭しているようでした。
この光景を目の当たりにしたファンは、皆安堵の表情を浮かべたことでしょう。
しかし、本当に処分はなかったのか?
新日本は“事態を重く受け止め”と言っているのです。
そして、気になるのがタマ・トンガの試合後のコメントです。
『お前たちみんなが理解できるように、ハッキリと説明してやろうか。
処罰でも何でも好きにしろ。
俺は強い。どんな困難にも屈しない。
この世界は俺の物だ。俺がルールを変えてやる。お前たちは恐がって動かない羊だ。
(中略)
誇り高い、歴史のある名前だ。絶対にお前たちに。
好き放題言ってろよ。俺は自分の思った通りやってやるぜ。
いいな?BAD BOYはただのニックネームじゃないぞ。
俺のアイデンティティーだ。』
引用:新日本プロレス
このコメントはプロレスの一部かもしれませんが、本心を言っているようにしか思えません。
そして、会社から厳重注意を言い渡された選手が、ここまで本心を語るとは思えないのです。
あの騒動のあとにこんなコメントをしたら、普通この動画は公開されないでしょう。
でも、削除されていなかった。
つまり…
重い処分が下ってしまっているのではないかということ
処分が言い渡されているから、G1が終わるまで自分のアイデンティティーを守る発言をしようと心に決めたのではないでしょうか。
あくまでタマ・トンガの発言に違和感を感じてしまった、私の先読みに過ぎません。
あの処置発表以前より生き生きしているタマ・トンガに、最後の抵抗を感じてこんなブログを執筆してしまいました。
事実は闇の中でしょうが、タマ・トンガ選手が心置きなく闘える環境になることを、切に願っています。