新日本プロレスで全選手PCR検査した結果、新たに7選手が陽性判定

後楽園ホール【撮影:koba】
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日本プロレスは「レスリングどんたく」シリーズ帯同の全選手に対しPCR検査を実施した結果、新たに7選手が新型コロナウイルス陽性判定を受けたことを報告しました。

結果、先に陽性判定を受けた2人に加え合計9人が感染したことになります。

『5月4日福岡大会以降、シリーズ帯同の全選手を対象に実施したPCR検査にて、選手7名が新たに新型コロナウイルス陽性判定を受けましたので、ご報告いたします。

既報通り、5月4日福岡国際センター大会の午前中に発熱のあった選手2名を新型コロナウイルス判定基準に従って検査したところ2名とも陽性となりました。その後、濃厚接触者を含むシリーズ帯同の全選手に対して行ったPCR検査の結果、新たに選手7名の陽性が判明いたしました』

引用:新日本プロレス

 

幸い、新たに陽性判定を受けた7選手は軽症もしくは無症状とのことです

現在、保健所、医療機関の指導の下、隔離措置の上、治療に専念しているとのこと。

 

今回新たに7人も感染者が出たことは残念なことではありますが、新日本が専門家の元、徹底した感染予防対策を行なってきたことは常々公表しています。

『新日本プロレスではこれまで、専門家の指導を踏まえ作成した対策ポリシーに基づき、日常的な体温、血中酸素飽和濃度の把握、定期的なPCR検査等をはじめとした事前対策とあわせ、巡業中には会場入りの際の検温、練習中や控室でのマスク着用義務化、弁当形式の夕食を支給しての夜間外出自粛等を実践してまいりましたが、今回の事象を重く受け止め、更なる感染対策の強化に努めてまいります』

引用:新日本プロレス

 

昨年のコロナ禍以降、10回以上新日本プロレスの大会を観戦しに行っている筆者ですが、常に可能な限りの感染予防対策をしていました。

ここにその記録を残したいと思います。

 

ここまで陽性者が出てしまったのは、国内プロレス団体では初めてのことでしょう。

今回の事態を重く受け止めるとあるように、今後のシリーズ再開に大きな影響を及ぼすことになりそうです。

 

次回の興行再開は5月22日の愛知大会。

現在(5月9日13時)はチケットの販売を休止していますが、今後新日本がどういう対策を取るのか注目が集まります。