7・10真駒内大会で行われるIWGPジュニアヘビー級選手権に向け、現王者であるエル・デスペラードと挑戦者である石森太二のインタビューが公開されました。
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☠️ 7.10札幌 ジュニア二冠を目論む
挑戦者・石森太二が
王者エル・デスペラード、
さらにあの男についても語る☠️https://t.co/MRONQ6bgxo#njpw #njsst pic.twitter.com/sDy94avebM— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) July 3, 2021
今までプロレスラーをしてきた中で、心の底から嫉妬した人間が2人いると語った石森。
一人は同じ歳の飯伏幸太。
ビジュアル、肉体美、運動神経など、何を切り取っても完璧な飯伏に嫉妬する選手は多いのでしょう。
共に57年会のメンバーであり、いずれ階級という枠を越えて闘いたい相手なんだと思います。
もう一人の嫉妬の対象して名前を挙げたのは、現ジュニアチャンピオンであるエル・デスペラード。
巧みな試合巧者振り、天性の声、ついつい聞きたくなってしまうバックステージコメントなど、自分に持っていない部分を多く持っているのでしょう。
高橋ヒロム欠場というアクシデントの中、4日間でジュニア二冠を達成したデスペラードに嫉妬したと語りました。
石森がデスペラードに嫉妬する理由
ジュニアの中でも圧倒的な強さと巧さを兼ね備え、肉体美に優れ、他団体でも結果を残してきた石森。
石森を嫉妬の対象と見るジュニア戦士は多いでしょう。
インタビューで嫉妬の理由を語った石森ですが、本当にそれだけが嫉妬する理由なのでしょうか?
デスペラードが持っていない殆どを石森は持っています。
新日ジュニアの中で最も完成されているとも言える石森が、デスペラードに嫉妬する理由とは何なのか。
インタビューの内容を総括すると、恐らく“ファンの支持率”なんだと思います。
強さを身に付けることも、チャンピオンになることも、全てのレスラーが目指すところではありますが、それ以上に大切なのは“ファン支持率”でしょう。
新日本には多くの人気レスラーが存在しますが、ヒールという立場で最もファンの支持を得ているレスラーはデスペラードと言えるのかもしれません。
ファンの支持率は目に見えるバロメーターの様なものはありませんが、一つ分かり易い指標がグッズ展開なんだと思います。
例えば一部のレスラーしか販売されていない“マネくま”や“ぴょんすけ”ですが、ヒールレスラーで両方販売されているのはデスペラードだけです。
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同じヒールレスラーとして、ファンから絶大な支持を得ているデスペラードは、石森にとっても目指すべき高みなのかもしれません。
口に出していなくても、仮に気付いていないとしても、デスペラードのファン支持率の高さに嫉妬しているんだと思います。
一方、チャンピオンのデスペラードも完成されたレスラーである石森を認める発言をしています。
自分より遥かにレベルの高い相手と語り、今現在刺激を与えてくれるレスラーは石森を含め3人しかいないと語りました。(残る2人はエル・ファンタズモと金丸義信)
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☠️ IWGPジュニアヘビー級王者、
エル・デスペラードが、
7.10札幌での防衛戦を前に、胸中を語る☠️https://t.co/AFNRDjMm4X#njpw #njsst pic.twitter.com/9wfvKIzIId— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) July 4, 2021
早くからデスペラードのベルトへ挑戦表明していた石森。
満を辞して組まれたタイトルマッチは、ビッグマッチ2DAYSの初日メインという大役です。
石森のレスラーとしての実力と、デスペラードの支持率の高さで獲得したチャンスとも言えるでしょう。
今現在、ジュニアで最も完成されたレスラーである石森と、ヒールレスラーにして圧倒的なファン支持率を持つデスペラードの一戦は、面白い試合にならない訳がないでしょう。
圧倒的な身体能力と技術で攻める石森に対し、デスペラードがどう試合巧者振りを発揮するのか…
次の挑戦者が現れるかどうかも含め、ジュニアのタイトルマッチには期待しかありません。