オーカーンの発言にNOAHの丸藤正道が反論

グレート・オーカーン【撮影:koba】
WORLD TAG LEAGUE




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WORLD TAG LEAGUE(以下WTL)全勝優勝を掲げていた内藤哲也&SANADA組に、初めて黒星を付け完膚なきまでに蹂躙したグレート・オーカーンとアーロン・ヘナーレ。

11・30後楽園ホール大会のメインイベントで勝利したオーカーンは、試合後珍しくマイクを持ちファンの不安や雑音を消し去るような荒ぶる発言を

『しゃらくせえ。全部、しゃらくせえよ。ヘビー級になりぞこないのチビどもの嫉妬や、ノアとかいう破産したインディー団体の件。ベルトが三つある件。いまやってる、この二つのシリーズ。東京ドームのお膳立て? 外国人が来る来ない? 全部、しゃらくせえんだよ!(場内拍手)。ここはプロレスをする場だ。ガキみてえにガタガタガタガタ、世間に会社に、文句言う場所じゃねえんだよ。やめろ、格が下がる!(場内拍手)。新日本プロレスのレスラーならよ、ドカッと構えて、こう言やいいんだよ。リングで上で実力を示し、新日本プロレスを引っ張ってやるってな!』

引用:新日本プロレス

 

WTL以外の雑音に対し、ファンにも選手にもプロレスラー然とした態度を示したオーカーン。

ファンの不安を一掃する漢気溢れる発言であった一方、他のレスラーに対し全方位網で喧嘩を売る発言でもありました。

 

新日ジュニアに対しては『ヘビー級になりぞこないのチビどもの嫉妬』と罵倒。

1・8横浜アリーナ大会参戦が決まったプロレスリング・ノア(以下NOAH)のことを『破綻したインディー団体』と揶揄。

早速、この発言に反応したのは現IWGPジュニアヘビー級王者のエル・デスペラードです。

 

名前こそ出していませんが、オーカーンの発言に対しての反論でしょう。

ジュニア王者として更なるアクションがあるかもしれません。

 

更に団体侮辱とも取れる発言には、NOAHの象徴でもある丸藤正道が素早く反応しました。

 

興味はないと切り捨てましたが、見逃す訳にはいかない発言だったことでしょう。

試合することはないと言いましたが、対抗戦が決まっている以上、オーカーンと対戦する可能性は十分にあります。

 

リーグ戦を4勝2敗の同率2位に並ぶユナイテッド・エンパイアの2人ですが、内藤&SANADA組以外にもタイチ&ザック組、EVIL&裕二郎組にも勝利しています。

勝ち点が並べば直接対決で勝利している方が有利な為、優勝候補を次から次へと倒しているエンパイアは有利でしょう。

昨日のバックステージでも、WTL優勝と東京ドーム大会でのタイトルマッチを明言しています。

『リングでタッグの実力を示す……分かりやすく言ってやるよ。ワータリで優勝し、東京ドームでチャンピオンベルト、デンジャラス·テッカーズどもにリマッチをさせてやるよ。感謝しろ』

引用:新日本プロレス

 

宣言通り東京ドーム大会でタイトルマッチ挑戦となりIWGPタッグ王座奪取となれば、非常に面白い展開になります。

オーカーンの発言に反論した丸藤は、現GHCタッグ王者です。

パートナーはリビングレジェンドの武藤敬司。

1・8横浜アリーナ大会でIWGPタッグ王者とGHCタッグ王者の一戦が見られるかもしれません

まだ、丸藤の反論に気付いていないオーカーンですが、今後遺恨は深まるのか、対抗戦に繋がるのか気になるところです。