新日本プロレスの秋の祭典「G1クライマックス31」開幕が遂に明日と迫りました。
例年だと選手が集まり開幕前会見が行われるところですが、コロナ禍の影響で昨年から会見はなし。
今年もこのままG1突入と思われましたが、出場選手全員のオンラインインタビューが公開されました。
これは嬉しい限りです。
【超必見!】『G1 CLIMAX 31』全出場選手オンラインインタビュー!
● “Aブロック編”を緊急公開!!
飯伏幸太
石井智宏
矢野通
鷹木信悟
内藤哲也
ザック・セイバーJr.
グレート-O-カーン
KENTA
タンガ・ロア
高橋裕二郎YouTubeで配信中!
⇒https://t.co/9HqgmvWOrU#G131 #G1開幕 pic.twitter.com/tEhLYsiN3h— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) September 16, 2021
今回は個別のインタビューということで、他の選手を気にせず各レスラーが大会に向けての意気込みと、意識している対戦相手について語っています。
緊張感のある会見も気持ちが昂ぶりますが、オンラインインタビューも各選手の秘めた想いを感じることができました。
これを見るのと見ないのでは、G1開幕へ向けての期待値も変わってくるでしょう。
非常にお勧めしたいオンラインインタビューになっております。
一方で動画を見るのは億劫という方、応援する選手のコメントだけ見たいという方もいるでしょう。
そこでインタビューでの選手のコメントを活字化しました。
では、Aブロック出場選手のインタビューコメントをご覧ください。
【飯伏幸太】 僕は今年もし優勝決定戦に行くことになれば、4回連続、優勝決定戦進出。そしてここで勝つことができれば3年連続優勝。これは誰も成し遂げてない。是非僕はこの夢を実現させたいと思っています。 そうですね、意識している選手はやっぱり同い年の内藤哲也と鷹木信悟。この2人ですね。これはもうずっとG1じゃなくても意識はしているので、この2人には負けられないなと。最悪でも、優勝決定戦に仮に行けなかったとしても、この2人にだけは負けたくない。これだけは言います。 今年も逃げない、負けない、諦めない。この精神で生きたいと思います。 |
【石井智宏】 まあ普段と変わんないな。G1だからと言って気合いせず平常心で挑むよ。 (意識する相手はという質問に)全員一緒だな。コイツだからこうとか、アイツだからこういこうとか、そういうのは全くないから、全試合同じテンションでリングに向かうよ。 毎年一緒だけど、今年も結果・内容・インパクト。この3つに拘って試合するよ。 |
【矢野通】 今回のG1クライマックス、矢野通のテーマはKOPW。KOPWの威厳を示す闘いになっております。 Aブロックで意識する選手、そんなものいません。何故ならこれは私自身の闘い、KOPWの威厳を示す闘いだからです。 G1クライマックス、どんな矢野通が出てくるか?皆さんお楽しみに。はい〜、ヤノ、トー、ルー。 |
【鷹木信悟】 (レスリング)どんたくではね、タイトルマッチでオスプレイに敗れて、これはまたIWGPに辿り着くためには、G1でね、結果を残して行くしか無いなと思ったけど、まさか今回のG1自分がIWGP世界ヘビー級王者として参戦するとは思わなかったんで、確かに自分でも言ってたけど、運とタイミング、まあ運がいいんだなと思ったけど、ただ鷹木信悟、運がいいだけと思われたら嫌なんでね、しっかりこのG1は結果を残したいと思ってるんでね。結果はなんだって言ったら、最低でも決定、最高で優勝しかないと、やるからには優勝しか狙ってないんでね。 (意識する相手はという質問に)発表のムービーをメットライフドームで見てたけど、飯伏か内藤か、Aブロックに飯伏、内藤と来て、その次鷹木信悟と来たときに、お客さんも声出さないけどリアクションがでかかったじゃない。実は俺も控え室で『おぉ!』ってなってたけど、言ってみたら俺が新日本でも特に意識する同級生であり、飯伏は同年デビューということもあるし、その2人は特に特別な想いがあるんでね。特に負けたくない2人。逆を言えば飯伏も今年の内藤も、特に俺には負けたくないと思ってるので。2人との試合は想像つかないけど、ある意味壮絶な試合になるんじゃないかな。簡単では済まないと思ってるよ。ただこの前の東京ドームみたいに、俺たちの世代がまだプロレス界を引っ張りたいという想いがあるから、結果は勿論大事だけど、しっかり内容もプロレス界だけじゃなく世間に届くような内容の試合を提供したいなと思ってます。 チャンピオンだろうが、なんだろうが関係ねぇ。今年のG1もランペイジ・ドラゴン、暴れ龍の如く、とことん暴れくるってやるぜ。ということで、俺の言いたいことは以上だ。 |
【内藤哲也】 エントリーしている以上、全員が優勝目指しているわけで、それは勿論俺も一緒。優勝するためにG1クライマックスにエントリーしました。皆様、忘れているかもしれませんが、今年の1月4日東京ドーム大会のバックステージコメント思い出してください。俺は普段使わない『必ず』という言葉を使って、必ずこの舞台に帰ってくると言ったんで、あの舞台に立つための一番の近道がこのG1クライマックス優勝かなと。あと俺ジンクスとかあまり気にしないんですけど、2013年初めてG1クライマックス優勝し、その4年後、2017年2目の優勝をした。その4年後、今年2021年の優勝者は、まあ俺でしょうね。 やっぱり昭和57年生まれ、同い年である飯伏幸太と鷹木信悟は意識しますね。飯伏とは何度も対戦してますが、毎回彼とプロレスすると楽しくなってしまうので、今回も俺も楽しませてくれるかなと。それから鷹木信悟は、アニマル浜口ジム時代からもう20年以上意識してる相手なんで。そして彼は今、我々ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンの先頭を走って、そしてIWGP世界ヘビー級チャンピオンである彼の準地元と言っていいんですかね。会場は神戸なんで、その辺も全て舞台は整ったかなと思いますよ。 あとは高橋裕二郎ですかね。皆様が思っているほど、俺は今の彼に対してあんまり興味はないですけどね。内藤戦にかける意気込みはきっと強いでしょう。今の高橋裕二郎、全部ぶつけてこいよ。その3試合っすね。 今年のG1クライマックスの優勝者は一体誰なのか?その答えはもちろん、トランキーロ!あっせんなよ! |
【ザック・セイバーJr.】 5年連続5回目の出場だ。タッグ王者として出場するのは今年で2回目になる。この1年半はタッグ戦線に全力投球してきたが、このG1でもう一度俺が世界最高のテクニカルレスラーだということを証明する。 (意識する相手はという質問に)もちろんチャンピオンとの対決は楽しみに決まっている。仮にタカギがベルトを巻いていなかったとしても、俺はやっぱりアイツを意識してた。アイツがニュージャパンに来てからずっと一対一で闘いたかった。2009年にドイツで一度俺たちは対戦してる。当時の俺たちは髪型は今思い出すと…ちょっとひどい。俺はそのトーナメントの準決勝でタカギに敗れた。それから7年後に俺は同じトーナメントで優勝した。だけどアイツは2年そこらでIWGPのベルトを巻いた。今度は7年も待っていられない。今年のG1のゴールはタカギに勝ってIWGP世界ヘビー級王座に挑戦表明する。 じゃあな、バカなファンどもよ。 |
【グレート・オーカーン】 ギャハハハハ、この時期がやっときたか。新日本プロレスの支配者、そしてG1の支配者になってやる。目標だぁ?決まってんだろ、負けることだ。なんでか分かるか、バカな愚民ども。全勝優勝は決まってんだよ。だから、余を倒す男が現れるのを待ってるよ。そんぐらいかなぁ。 ただし、ザック・セイバーJr.のような関節技に特化した相手、ああいうヤツをギブアップさせたり、KENTAみたいな生意気なヤツを蹂躙しまくるのが楽しみじゃのう。 いいか、余の全勝優勝はもう決まってるんだよ。あとはこのG1初対戦のヤツらが多いだろ。そいつらをどう蹂躙してやるかだ。そして決勝もBブロックはコブが上がって来るだろう。だが仲良しこよしじゃねぇんだよ。同盟者と言えども圧倒的な力を見せつけて余が優勝する。いいかG1のGはグレート・オーカーンのGだ。それをバカな愚民でも分かるように教えてやる。 |
【KENTA】 まぁ、テーマ…やってる側も見てる側も楽しめればいいんじゃないかなと、感じかなぁ。 (意識する相手はという質問に)もうYOSHI-HASHIでしょ。(スタッフが『YOSHI-HASHI選手はBブロックです』と伝えると)え、別なの?別なの?あっそう…ちょっと参ったなぁ。アイツがいないんだったら、あとは同じ様なもんかな誰でも。 結局Zoomでやるのは中々ハードル高いんだけど、結局俺が何が言いたいかって言うと、なんだかんだ初対決の“グレオカ”は楽しみだってこと。 |
【タンガ・ロア】 G1は世界最強の男を決める、プロレス界で最も過酷なリーグ戦だ。俺がこのチャンスを掴んだ理由?俺がG1に相応しい選手か?そんな事はどうでもいい。俺は全公式戦を全力で闘ってやる。だから勝っても負けても悔いのない闘いになる。このチャンスを絶対に掴んでやる。 全公式戦が同じくらい大事だ。俺はタッグのイメージが強いと思うが、G1を通しシングルプレイヤーとしての実力を見せてやる。全力でやってやる、見とけよ。 |
【高橋裕二郎】 確か去年のG1クライマックスの最終戦?最後の公式戦で、ジェフ・コブに勝ってんだ俺。それね、言ったんだよ。試合後のコメントでさあ、ジェフ・コブに勝ったから来年もG1に出ると。そして今年2年連続G1クライマックス出場。俺の言った通りだよ。 もうこれねぇ、単刀直入に言うよ。内藤チャン、やっぱオマエだよ。スゲェ久しぶりだよ。この時を待っていたよ、内藤チャン。オマエとは凄い、なんつうの、ヒストリーがヒストリーがあるんだよ。この時を待っていたよ、内藤チャン。スゲェ楽しみだよ。待ってるぜ。なぁ、内藤チャンよ。 今年のG1はよぉ、あのピーターを全試合連れて来るよ。そしてオマエらにピーターのスペシャルのダンスを拝ませてやるよ。これマジ! 引用:新日本プロレス |
取り急ぎAブロックの選手だけですが、Bブロックの選手コメントも次回更新で活字化しようと思います。