G1クライマックス28の全カードが発表になり、気分はすでにG1モードとなっているでしょう。
以前のブログでも書きましたが、Aブロックは遊びなしで実力が拮抗したメンバーが揃ったと思っています。
その中でも特に注目しているのが、開幕戦の7・14太田区体育館。
初戦から因縁深いカードが並べられた印象です。
今回はAブロック出場選手5人の注目ポイントと、見どころを簡単にまとめてみました。
YOSHI-HASHI
今年で3年目の出場となるG1クライマックス。
1年目は3勝→2年目は2勝→3年目は?
昨年は2勝のみですが、今年は大番狂わせに期待しています。
昨日のブログで書いた通りYOSHI-HASHIにはまだ1度しか披露していない新技“緊箍児(きんこじ)”(変型エビ固め)があります。
Aブロックを混戦に導びけるのは、YOSHI-HASHIだと思っています。
そして一番楽しみにしているのが、同門対決となるオカダカズチカ戦。
同じタイミングで凱旋帰国しましたが、常にオカダの後ろを歩いてきました。
G1初遭遇となる2人だけの特別なストーリーに、どんな感情が爆発するのか…
真壁刀義
直近3年間は、すべて4勝5敗。
今年は、久しぶりにタイトルマッチを闘いましたが、残念ながら敗れています。
2年連続NJCに出場していないだけに、今年のG1では存在感をアピールしたいところでしょう。
そして、真壁には絶対負けたくない相手がいます。
3年連続G1で負けている…
バッドラック・ファレ
今年こそはファレを降した姿を見たいです。
ハングマン・ペイジ
初出場となるペイジですが、今年に入り新日本の選手相手にシングルマッチを3回行っています。
3・25 IWGP USヘビー級選手権 vs ジェイ・ホワイト
4・7 スペシャルシングルマッチ vs 飯伏幸太
5・3 スペシャルシングルマッチ vs ケニー・オメガ
共に負けてはいますが、26歳とは思えない闘い振りで激闘を繰り広げました。
正直、どれだけの成績を残せるか分かりませんが、すべての試合が見応えのあるものになることでしょう。
マイケル・エルガン
今夏の主役のひとりになるだろうエルガンは、肉体改造に成功し、先日のNEVER無差別級選手権でも後藤洋央紀と白熱した試合を繰り広げました。
昨年は4勝5敗と期待に応えられませんでしたが、5回負けた選手の内、今年同じブロックに入っているのはオカダカズチカただひとり。
私が期待しているのは、パワーで圧倒するエルガンの姿。
体格で勝る選手はファレしかいないので、Aブロックにエルガン旋風が巻き起こる可能性大です。
バッドラック・ファレ
最近試合に出場していませんでしたが、エルガンと同様に肉体改造に取り組んでいました。
約22kg減量に成功したとのことなので、その成果が試合内容にどう現れるかに注目です。
昨年は6勝上げ、優勝した内藤哲也に次ぐ勝ち点を獲得しました。
NJCではザックが優勝しているだけに、第2戦のオカダに勝てばストップ・ザ・ファレになる可能性も十分あるのではないでしょうか。
Recently incorporated weights into my training with @benfit_pt
Down 22kgs(48.5lbs) since I’ve started#investinyourself pic.twitter.com/CN4VhlxR5L— TheUnderboss (@TOKSFALE) June 10, 2018
ここまででAブロック5人の分析は終了。
簡単に分析してポイントをまとめてみましたが、昨年以上の活躍を見込める選手が多いので、この5選手だけでもAブロックが魅力的に感じられます。
残りのAブロックの選手は、また明日以降。
その時まで、トラ…