内藤哲也欠場によりG1クライマックスシリーズ中に、G1参戦選手(KENTAと石井智宏)とシングルマッチが組まれた高橋ヒロム。
『ジュニアとヘビーの違い』がどこにあるのか?
その答えを求めて闘いに臨むはずだった試合に、別角度から正解を突き付けました。
『ああだこうだ言うんだったら、まずテメェのとこのジュニアヘビー、ヘビー級より面白いもん見せてから発言しろ』
答えを見つける闘いから答えを否定する闘いに変わったKENTA戦。
ヒロムの答え探しはKENTA戦で終わったかのように感じていましたが、再び違う答えを求めたのは石井でした。
『どうしたジュニア!』
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🔥G1 CLIMAX 31🍁13日目‼️
\スペシャルシングルマッチ‼️
両者序盤からフルスロットル💥果たして勝つのは⁉️🆚 石井智宏 × @TIMEBOMB1105
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10・9大阪大会の第2試合に組まれた高橋ヒロムと石井智宏のスペシャルシングルマッチ。
G1公式戦からゲスト解説に入る予定だったエル・デスペラードは『ヒロムと石井の試合でしょ?そりゃ砂かぶりで観るさ』と言って最前席でスタンバイ。
試合早々フルスロットルで飛び込んだヒロムに対し、新たな答えを求めたのは石井でした。
石井『どうしたジュニア!』
NJPW WORLDで視聴していた私にもはっきり聞こえた石井の『どうしたジュニア!』発言。
この試合を改めてジュニア対ヘビーの構図に戻した石井の言葉に、ヒロムは勿論のこと解説席のデスペラードも反応します。
デスペ『ジュニア?』
ジュニアのトップのヒロムとヘビーの最前線で闘う石井。
どちらが上なのか白黒はっきりさせようと火をつけられたヒロムは、全てを出し切って石井をタイムボムを食らわせました。
結果は2カウント。
全てぶつけても勝てなかったヒロムに対し、そのリングにすら立てなかったデスペラードがこぼした一言が印象的でした。
『悔しー』
ヒロムが来年のG1出場を示唆
リング上でヒロムを焚き付けた石井は、バックステージで『ジュニアとヘビーの違い』に対する持論を述べました。
石井「『ああ、俺もジュニアになりてぇ』っていう、それぐらいの試合を見せろよ。そしたらジュニアがもっと、今以上に激しさを増して、それでお前に自信がつけば、そうしたらな、“そういう言葉”ってだんだん減ってくんだ」
コメント全文は
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恐らく、ヒロムを認めているから出る発言なのでしょう。
もっとジュニアの自信を持てよと。
一方で、KENTAと石井との一戦にヘビーとの差を感じたヒロムの口からは、意外な発言が飛び出しました。
ヒロム「ここまで(石井、KENTA)2人にボコボコにされたら自分でも笑えてきたよ(笑)。この笑いは決してムダじゃねえ。意味のある……面白そうだ。超えがいがある。俺の夢はスゲー険しいもんだなって改めてわかったよ。『G1 CLIMAX』面白いな。次は1年後か。十分だ」
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ジュニアをもっと盛り上げることは勿論のこと、更に上のステージに上げるにはヘビーにも勝るレスラーの存在が必要なのでしょう。
ジュニアの選手がヘビーの選手と闘い勝つことが、ファンの目をジュニアに向けさせる一つの手段なんだと思います。
バックステージで『G1 CLIMAX面白いな。次は1年後か。十分だ』と語ったヒロム。
『十分だ』とは石井とKENTAと対等に闘うため、1年間という時間は成長する時間として『十分』ということなのでしょう。
まずは来月行われるベスト・オブ・ザ・スーパージュニアを盛り上げること。
IWGPジュニアのベルトを奪還し、ジュニアをさらに盛り上げることが必要不可欠ですが、どこかのタイミングでG1出場を直訴するんだと思います。
一方、石井とメインイベント級の試合を魅せたヒロムに対し『悔しー』とジャラシーを魅せたデスペラードも、ヒロムと同じ道を見ていることでしょう。
KENTAに挑発され石井を特別視するデスペラードが、ヒロム同様にG1出場を直訴する可能性は十分にあると思います。
新日ジュニアのシンボル2人が、来年のG1クライマックスに揃って出場することになるのか?
これは面白いことになりそうです。
2人が言うとおりだね
俺がまだクソ弱いだけか!
KENTAさん、石井さん、あなたたちからの言葉忘れないよ。BOSJめちゃくちゃ盛り上げて優勝してやる!
負け犬の遠吠えでも、俺は新日ジュニアの高橋ヒロムだから。— 高橋ヒロム / Hiromu Takahashi (@TIMEBOMB1105) October 9, 2021