永田がWTLのパートナーにタイガーマスクを指名した理由

永田裕志、タイガーマスク【撮影:koba】
WORLD TAG LEAGUE




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POWER STRUGGLE」大阪大会まで遂に今週末となりました。

各地で熱い前哨戦が繰り広げられていますが、残念ながらNJPW WORLDでの配信はなし。

新日本プロレス公式サイトの試合結果かSNSを見るしか情報は得られませんが、なにやら昨日の郡山大会で不思議なやり取りがあったようです。

次期シリーズのWORLD TAG LEAGUE(以下WTL)を目指す永田裕志が、パートナーにジュニアのタイガーマスクを指名しました。

 

WTLのパートナーを探していた永田裕志

 

今シリーズ、パートナー探しをSNSで呟いていた永田ですが、郡山大会直後意味深なツイートしていました。

 

この時点ではタッグを組んだ棚橋弘至をパートナーに指名するかと思われましたが、永田が指名したのはタイガーマスクです。

バックステージではこんな問答がありました。

永田「タイガー、見つけた。黙って俺の気持ちに乗ってほしい」
タイガー「エッ、何がですか?」
永田「『WORLD TAG LEAGUE』、俺のパートナーで出てほしい」
タイガー「ウッ……。ちょっと待ってください」永田「わかってるよ、『(BEST OF THE)SUPER
Jr.』があるの。一番大事な『SUPER Jr.』に出るの、わかってる」
タイガー「(※慌てて否定するように)いえいえいえ、ちょっと待ってください、待ってください……。ホントにいま、『SUPER Jr.』もあるし……」
永田「それはわかってる!だけどやっぱりタイガーの、大病をして欠場して復活した、そしてベルトを獲った心意気に、俺は感銘を受けましたよ」
タイガー「それはそれで……」
永田「冗談抜きで……」
タイガー「そう言っていただけるのはありがたいですけど……」
永田「パートナーのいない(俺と)。これは何としても。いますぐ結論を出せとは言わない」
タイガー「ハイ……」
永田「タイガー……『SUPER Jr.』も大事だど、ヘビ一級のタッグリーグも、ぜひ俺と組んで出てほしい。いますぐに結論出さなくていいから。しばらく考えてほしい」引用:新日本プロレス

※バックステージ全文はこちらをご覧ください。

 

IWGPジュニアタッグチャンピオンであるタイガーマスクは、WTLと同時開催されるベスト・オブ・ザ・スーパージュニア(以下BOSJ)に参加するつもりでいたでしょう。

永田の意外過ぎる誘いに困惑しています。

 

一方で、永田がタイガーマスクを誘う理由も理解できます。

中西学引退の影響もあって、昨年出場できなかったタッグリーグ。

昨年から大会数の増えたWTLは、10チームから12チームに増えることが予想されています。

同シリーズ中には東金大会もあり、今年の出場を狙う永田にはパートナーが必要です。

下記は今年出場するだろう出場メンバーと、パートナーのいない選手になります。

【昨年と同チーム】

①後藤洋央紀&YOSHI-HASHI

②タイチ&ザック・セイバーJr.

③鷹木信悟&SANADA

④EVIL&高橋裕二郎

⑤タマ・トンガ&タンガ・ロア

 

【今年出場しそうなチーム】

⑥グレート・オーカーン&アーロン・ヘナーレ

⑦天山広吉&小島聡

⑧真壁刀義&本間朋晃

⑨KENTA&チェーズ・オーエンズ

 

【パートナー不在な選手】

棚橋弘至、永田裕志、矢野通、鈴木みのる

 

どのチームも確定ではなく、来年の東京ドーム大会を見据えてWTLはオフになる選手もいるかもしれませんが、現在考えられるチームは9チームです。

棚橋のパートナーである飯伏幸太は負傷欠場中、矢野のパートナーである石井智宏はアメリカに遠征に行く予定、鈴木みのるは鈴木軍にパートナーがいない状況、永田は…。

今年のWTLが10チームであろうも12チームであろうと、パートナー不在の永田はこのままではリーグ戦参加は不可能です。

個人的に往年のライバルである鈴木みのるとの緊急合体を期待していますが、こればかりは可能性が低いでしょう。

 

ヘビー級にパートナーが望めない永田はジュニアのタイガーマスクに助けを求めましたが、恐らくタイガーマスクはBOSJに出場するため、この誘いを断るものと思われます。

永田のパートナーは誰になるのか?

まだ永田のパートナー探しは苦戦しそうです。