デスペラードが『ようやく視界に入れた』と呟いた理由

エル・デスペラード【撮影:koba】
“独り言考察”




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月20日から始まる「新春黄金シリーズ」の全対戦カードが発表になりました。

残念ながら参戦を直訴していたCIMA率いるストロングハーツ勢の参戦はなし。

オカダカズチカが新日本参戦を提案していた清宮海斗の出場もありませんでした。

それでも1ヶ月の間に何度もビッグマッチがあり、タイトルマッチも惜しまず組まれた豪華なシリーズになった印象です。

「2・11仙台ゼビオアリーナ」

【IWGPジュニアヘビー級選手権】
エル・デスペラード vs マスター・ワト

「2・13エディオンアリーナ大阪」

【NEVER無差別級選手権“ランバージャックデスマッチ”】
石井智宏 vs EVIL

「2・19北海きたえーる」

【IWGPジュニアタッグ選手権】
ロビー・イーグルス&タイガーマスク vs 石森太二&エル・ファンタズモ

【IWGPタッグ選手権】
後藤洋央紀&YOSHI-HASHI vs EVIL&高橋裕二郎

【USヘビー級選手権】
棚橋弘至 vs SANADA

「2・20北海きたえーる」

【『KOPW 2022』争奪戦】
鈴木みのる vs 矢野通

【NEVER6人タッグ王座戦】
EVIL&高橋裕二郎&SHO vs 後藤洋央紀&YOSHI-HASHI&YOH

【IWGP世界ヘビー級王座戦】
オカダカズチカ vs 内藤哲也

 

シリーズ最初のタイトルマッチはIWGPジュニアヘビー級選手権であり、この勝者が3月の旗揚げ記念日大会に出場する可能性が高いと思われます。

過去4年間の旗揚げ記念日大会の内、3回はヘビー級の王者とジュニアの王者のスペシャルシングルマッチが組まれました。(2021年の「内藤哲也 vs 高橋ヒロム」の一戦はコロナの影響で中止)

例年通りなら、2・11仙台大会が終わった時点で、ジュニアの代表者が決まるということでしょう。

IWGPジュニア初挑戦のマスター・ワトか、昨年もジュニア王者として旗揚げ記念日大会のメインに立ったエル・デスペラードのどちらかです。

 

『ようやく視界に入れたって感じかな?』

 

実は数日前、デスペラードがSNSで意味深な呟きを投稿していました。

これだけ見たら何のことなのか検討がつかないでしょう。

 

『ようやく視界に入れた』とは一体何のことなのか?

以前、海外のファン向けのオンラインサイン会を開催した際、闘ってみたい選手の中にオカダカズチカの名前を挙げていました。

 

当時の記事では他団体の選手、ケニー・オメガの名前を挙げたことしか触れませんでしたが、デスペラードは未だ闘ったことのないオカダと闘ってみたいと口にしています

今現在、オカダはヘビー級の王者、デスペラードはジュニアの王者です。

次行われる防衛戦に勝てば、旗揚げ記念日大会で闘う可能性がでてきます。

当然デスペラードは、闘ってみたいと名前を出したオカダを意識しているでしょう。

オカダは意識しているかは分かりませんが…

 

実は先日、ある場所でオカダがデスペラードの名前を出していました

それはバラバラ大選挙のPRのため、三谷アナウンサーとインスタライブを行った際の出来事です。

※バラバラ大選挙は終了しています

 

ライブ配信中の後半ぐらいでしょうか。

視聴者の質問などに答えていたオカダでしたが、旗揚げ記念日大会でヘビー級王者とジュニア王者が闘う可能性について言及し、デスペラードと闘ってみたいと口に出しました。

1時間前後のインスタライブでしたが、恐らくデスペラードはこの配信を見ていたのでしょう。

配信が終わった直後、SNSで呟いた一言があのセリフでした。

ようやく視界に入れたって感じかな?

 

デスペラードは仙台大会でワトと防衛戦を行い、オカダはシリーズ最終日の北海道大会で内藤哲也と闘います。

共に勝てば旗揚げ記念日大会で初対決が実現することでしょう。

 

遂にオカダの視界に入ったデスペラード。

ジュニアの主役から新日本の主役になる日も、そう遠くないのかもしれません。