ゲイブリエル・キッドがヤングライオン卒業か?意味深なリクエストとは

ゲイブリエル・キッド【撮影:koba】
“独り言考察”




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019年6月のRPW(レボリューション・プロレスリング)の大会で柴田勝頼と握手を交わしLA道場入りを表明したゲイブリエル・キッド。

2020年1月には新日本プロレスでデビューを果たし、現在まで野毛道場で鍛錬しています。

ヤングライオンとしてLA道場・野毛道場の両方で鍛錬を積むという、異色の経歴の持ち主と言えるでしょう。

将来が非常に楽しみな英国人のヤングライオンです。

 

そのゲイブですが、昨日の横浜武道館大会のバックステージで意味深な発言をしていました。

『俺はツジより7年も長いキャリアがあるって言うのに……。今日の自分のミスは許し難い。それ以外は何も言えない。本当はコメントで来月の大会に向けてひとつリクエストをするつもりだったけど、負けてしまった俺にそんなこと言う資格はない。明日のシズオカでユーヤに勝ってから改めて言うつもりだ』

引用:新日本プロレス

 

そろそろヤングライオン卒業か

 

来月の大会に向けて“リクエスト”があると語ったゲイブ。

10代の時から英国でレスラーとしてのキャリアを築いてきたゲイブにとって、そろそろ次のステップに進みたいということでしょう。

今年、ザック・セイバーJr.と闘ったNEW JAPAN CUP一回戦は、ヤングライオンとは思えない堂々とした闘い振りでした。

『多くのイギリス人レスラーがザック・セイバーJr.を目標にしている。ザックはイギリス人レスラーとして日本、アメリカ、そしてヨーロッパ全土のリングに上がってきた、俺たちイギリスプロレス界の可能性を開いてくれた先駆者だ。今はニュージャパンのリング一本で闘ってる。だけど、イギリスのプロレス界にとって、未来のリーダー的存在がいるだろうか?自分がその一人になって、イギリスのプロレスをもっと世界中に広めていきたい。それがこれからの俺にできることだと思う。でも今のままじゃ全然ダメだ。今の俺に何ができる? シバタサンのインタビューを読んだけど、俺はもう次の段階に進む時が来たと言っていた。これからの俺がどうなるのか見守っていてほしい』

引用:新日本プロレス

 

恐らく、ゲイブの言うリクエストとは新日本プロレスを象徴する選手とのシングルマッチであり、ヤングライオン卒業に向けての壮行試合ということでしょう

家族を大切にしているというゲイブは、先日更新された新日本の公式スマホ日記でも両親、祖父母に対する想いを語っていました。

第19回 家族の大切さについて

 

2019年の9月から今日まで、家族と過ごした期間は10日間しかなかったことを語ったゲイブ。

海外武者修行を意識しているから出てきた家族愛なんだと思います。

 

RPWがヤングライオンの海外遠征を予告

 

実は、RPWの公式Twitterアカウントで下記のようなやり取りがありました。

RPW公式アカウントが定期的にファンと行っているQ&Aに対するアンサーです。

“Who is the next Young Lion to come to RevPro on excursion?
Will it be Tsuji or Uemura?”

(遠征でRevProに来る次のヤングライオンは誰ですか?辻か上村か?)

“If everything goes according to plan everyone should have that answer very soon!”

すべてが計画どおりに進んだ場合、誰もがすぐにその答えを得るはずです!

 

ゲイブのリクエストがヤングライオン卒業へ向けての壮行試合なら、RPWの言う“その答え”とはゲイブリエル・キッドのことなのでしょう。

ロッポンギ3KのYOHが長期欠場した際、代打としてスマホ日記を始めたのはゲイブです。

先日の新日本プロレス公式Podcast番組『SHOのしびれない話』でも、YOHがゲイブに依頼して日記が始まったことを告白していました。

欠場中はスマホ日記を休んでいたYOHですが、復帰を果たした現在は再び日記を再開することを明言しておりゲイブに相談しようかと言っていたばかりですが…

 

本日の「Road to レスリングどんたく 2021」静岡大会では、第1試合に上村優也とのシングルマッチが組まれています。

試合に勝つことができた場合、ゲイブは来月の大会に向けたリクエストを口にするのでしょう。

もしかしたらそれは尊敬する“タナハシサン”とのシングルマッチかもしれません。