1ヶ月の長いシリーズとして始まった「新春黄金シリーズ」。
シリーズ終盤のビッグマッチに向け、様々な選手が火花を散らしました。
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今シリーズはIWGP世界ヘビー級選手権、IWGPタッグ選手権、IWGP USヘビー級選手権、IWGPジュニアヘビー級選手権、IWGPタッグ選手権、NEVER無差別級選手権、NEVER6人タッグ選手権、KOPW2022争奪戦と国内のタイトル全てが行われます。
昨日の後楽園ホール大会でもタイトルマッチを控えた選手が様々なコメントを残していますが、中でも気になったのがジュニア王者であるエル・デスペラードのコメントです。
「『俺だけを見ろ』?イヤです。俺はその先のこともずーっと見てんだ」
“IWGPジュニア王者”デスペラードは“次期挑戦者”ワトを一刀両断!
バックステージで“最多防衛記録更新”に意欲…!
全文は
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『あとね、これね、どうもねぇ、これも何かの縁なんすかねえ、調べたらたぶんHEAT(のプレート)なんだよ、取れたの。HEATって、あれだろ。記録保持者じゃない、確か。連続防衛記録。12回か13回ぐらい、だったはず。俺、数字に興味ないからしょうがないんだけどさ。これはもしかしたらNOSAWAさんからの暗示かもしれない。今持ってる俺が、この記録を塗り替えるために、わざわざその名前を外してくれたのかもしれない。これは天啓ですよ』
引用:新日本プロレス
デスペラードの1つ目の野望
デスペラードの言う通りIWGPジュニアヘビーの連続防衛記録保持者はHEAT(ヒート)という選手です。
11回連続で防衛していますが、この記録は17年経った今でも破られていません。
今新日本プロレスに所属するジュニアの選手で、最多防衛回数を誇るのはタイガーマスク、田口隆祐、高橋ヒロムの4回。
ウィル・オスプレイがジュニア王者時代も最多防衛記録は連続3回なので、HEATの連続防衛記録11回がどれだけ凄い数字なのか分かります。
決して簡単に越えられる記録ではなく、至難の業です。
記録更新を口にしたデスペラードですが、タカタイチマニア興行を利用し他団体の選手との防衛戦も構想しています。
もし実現すれば新日ジュニアだけではなく、日本のプロレス界も大いに盛り上がることでしょう。
『いいか? 俺の未来のビジョンを教えてやるよ。まず最多防衛記録。13だったら月に1回じゃちょっと間に合わないんで、タカタイチで無理矢理相手を見つくろって、ひと月に2回やってもいいよ。防衛記録、記録なんてものは塗り替えるためにある。と、名前が欠
けちゃったんで、これもちょっと直さないといけないんですが、まあワトなんて、1個目は確定です。あと12人!新日本内で探すのも面白れえんだが、リンダマン、T-HAWK、こないだ挙がってた名前で言えば、CIMA。なーんだ、面白そうなのがいっぱいいんじゃん。YO-HEY選手ともやりてえしな。ああ失礼、YO-HEYちゃん。なあ。まあ見てるかどうか知らねぇけどよ、伝わったらいいなあ!俺の防衛ロードは楽しいぜ』引用:新日本プロレス
デスペラードの2つ目の野望
ジュニアの連続防衛記録更新を狙うデスペラードですが、もう一つ大きな野望を抱いています。
先日放送された『新日ちゃんぴおん。』で、対ヘビー級について語っていました。
#新日ちゃんぴおん 。Season1 第10試合【完全版】
タイチ・金丸・デスペ「何撮ってんだ、プライベートだぞ」#新日本プロレスワールド で配信開始!いますぐ見る
⇒https://t.co/oml04Sh3Tu2022年1発目はタイチ選手・金丸選手・デスペラード選手の報道特番『新日ヒールニュース』#ぴおん #njpw pic.twitter.com/c4Kil9nuuZ
— njpwworld (@njpwworld) January 18, 2022
100キロ以上のヘビー級選手とシングルマッチで闘うことを、今年の目標に掲げたデスペラード。
一昨年のNEW JAPAN CUPは石井智宏と闘い、昨年の旗揚げ記念日大会では飯伏幸太と闘いました。
マスター・ワトとの防衛戦に勝利すれば、2年連続となる旗揚げ記念日でのヘビー級王者との対戦も見えてきます。
「ジュニア対ヘビー」という新しい刺激、新しい景色から何が生まれるのか楽しみです。
もしデスペラードが2つの目標を遂行できたならば、ジュニアの顔から新日本の顔へと認知されるでしょう。
来年の東京ドーム大会メインイベントも現実味を帯びてきます。
コロナ禍でまだまだ苦しい状況の新日本プロレスですが、ならず者が金の雨を降らせてくれるかもしれません。