新日本プロレスワールドの値上げはいくらなら許容か

旗揚げ記念日ポスター【撮影:koba】
雑感




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すべき50周年という「旗揚げ記念日」大会の後日配信問題。

これまでビッグマッチは優先的にライブ配信してきた新日本プロレスワールド(以下ワールド)ですが、突然の後日配信という事実に多くのファンが失望したのではないでしょうか。

 

国内ではCSテレ朝チャンネル2のみでライブ配信が行われ、海外からの視聴はワールドでライブ視聴が可能になります。

これは英語実況なら国内でもライブ視聴できるという訳ではなく、海外からのアクセスに限りワールドでの英語実況がライブで視聴できるということです。

 

「旗揚げ記念日」大会翌日から始まるNEW JAPAN CUPは全大会ライブ配信が決定しており、月額999円とは思えないコンテンツ量であることは今に始まったことではありません。

一方で結果を知ってしまうと見る気が半減するというスポーツ特有のものがプロレスにも当てはまる以上、ライブ配信と後日配信では利用者にとって大きな差があります。

SNSを見ている限りワールドの月額料金を上げてでも、ライブ配信をして欲しいという声は多く見受けられました。

では、これまで通りビッグマッチは必ずライブ配信で見れるなら、いくらまで利用料金が上がっても良いのか。

いくらまでなら解約せずにワールドを継続できるのか。

皆さんの声をお聞かせください。

 

ご存じの方も多いと思いますが、ワールドの運営は新日本とテレビ朝日の共同事業であり、どちらかが一方的に決めれるのもではありません。

売上の分配も恐らく半分以下になるでしょう。

現在、ワールドの会員数は約11万と言われています。

仮に月額料金が倍の1998円になった場合、月の売上は約2億2千万円になり、年間だと約26億。

もし半額が新日本の利益になれば売上の補填になりますが、それでもコロナ禍で落ちた興行収入の全てを補填できるわけではないでしょう。

 

これは私の意見になりますが、値上げするなら今年前半までにすべきだと思っていますね。

Jリーグやプロ野球を中継するDAZNが、1000円以上の値上げをすることになりました。

アメリカではAmazonのプライム料金が値上げすると報道されています。

サブスクリプションだけではなく、日本の様々な商品が原材料の高騰で値上げをしている現在、ワールドの月額料金の値上げも仕方のないことでしょう。

ファンが上げてもいいと声を出しているうちに上げなければ、タイミングを失います。

 

旗揚げ50周年という歴史的な1年に、新日本プロレスはどんな舵を切るのか。

誰が先頭にたって11万というワールド会員を導くのか…

英断を迫るタイミングは、刻一刻と迫っているかもしれません。