偏見に悩んだグレート・オーカーンの8年前の誓い

グレート・オーカーン【撮影:koba】
雑感




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っ払いから女児を助けて、一躍時の人となったグレート・オーカーン。

ユナイテッド・エンパイアというユニットに所属するオーカーンは、リングの上ではヒールとして振る舞い新日本プロレス侵略を目論んでいます。

見た目が怖いオーカーンが女児救出を完璧な対応で守ったのですから、一般世間も注目したのでしょう。

プロレスラーは強そうなだけではなく、困っている人を助ける強さと正義感を持ったアスリートということを証明してくれました。

 

今回のニュースで多くの人にその名が知れ渡ったオーカーンですが、アニメ・オタクであることは有名で本人もオープンにしています。

VチューバーとコラボしたTシャツが発売されたレスラーは、史上初の快挙ではないでしょうか。

 

偏見に苦しんだ過去

 

イギリスでデビューしたオーカーンですが、その前の記憶はないそうです。

新日本プロレスの公式サイトにも生年月日、出身地不明と書かれていますが、ファンの間では元ヤングライオンの岡倫之ではないかという噂もあります。

実際にオーカーンと岡の共通点はアニメオタクということぐらいしか知りませんが、岡は過去偏見に苦しんでいたことを激白しています。

これは8年前、ブジロード所属時代の岡がレスリング世界選手権代表に選ばれ、ポーランドに旅立つ前のインタビューです。

熱狂的なアニメ・ファン、アニメ・オタクを公言している岡にとって、最近、残念なことがあった。岡山県で小学5年生の女児を誘拐監禁して逮捕された49歳の男が、部屋中に少女アニメを飾るなどの“アニメ・オタク”と報じられたこと。アニメ・ファンがすべてそうであるかのような報道に腹を立てている。

 「悪いことをした人の部屋が車の本ばかりだとしても、『車オタクは…』とは報じないでしょ。なぜ、アニメの場合はそうなるんですか。アニメ・オタクが悪いような扱いはおかしい」と、根底にあるアニメへの偏見に納得がいかない様子。そこまでアニメ・ファンを特別視するのなら、自身が5月の新日本プロレス横浜大会で暴漢を取り押さえた時、「『アニメ・オタクが暴漢を逮捕』って書いてほしかったですよ」と言う。

 「自分を貫きます!」。アニメ・ファンに対する偏見を変えるためにも、世界選手権でいい成績を残したいそうで、「そのためにも、この大会を頑張ってきます」と話した。

引用:日本レスリング協会公式サイト

 

当時はオタク文化の市民権が今ほどなかった時代でした。

今ではアニメオタクと言っても偏見が無くなった時代ですが、プロレスに対してはまだまだ偏見があり市民権を得ていません。

ただし今回のオーカーンの活躍は日本中の人々に伝わりました。

プロレスとプロレスラーのイメージアップに繋がったと言っても過言ではありません。

 

グレート・オーカーンと岡倫之が同一人物かどうかは定かではありませんが、お互い自分の正義を貫くため、色々なモノを背負って闘っているのでしょう。

今後のオーカーンの活躍次第では、プロレスが市民権を得られる日もそう遠くないのかもしれません。