Forbidden Doorの試合中に棚橋弘至が飯伏幸太へ送ったメッセージ

棚橋弘至、飯伏幸太【撮影:koba】
雑感




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多くのファンの念願だった新日本プロレスとAEWの合同興行が実現しました。

大会前には負傷者が続出し、NJPW WORLDの配信はメインイベントの途中トラブルにより映像が止まるアクシデントもありましたが、終わってみれば大満足の内容だったのではないでしょうか。

今大会が好評であれば、今後も合同興行は継続されるでしょう。

パンデミック終息後は、日本での開催も期待されます。

 

チケットは即完売だった今興行ですが、大会後のメディアスクラムでAEW社長のトニー・カーンは、PPVは全世界で10万以上も販売されたと語りました。

AEW x NJPW Forbidden Doorは、両プロモーションにとって大きな成功を収めそうです。

6月26日(日)、AEWとNJPWはイリノイ州シカゴのユナイテッド・センターからForbidden Doorを開催しました。この興行はジョン・モクスリーと棚橋弘至がAEW暫定世界王座を賭けメインイベントで闘いました。この夜、解説陣は16,000人以上の観客を動員したことを誇示しています。

大会後のメディアスクラムで、AEW社長のトニー・カーンは、ショーは大成功で、初期のデジタル数字に基づいて、少なくとも10万回の買い物をしたことを明らかにした。

ショーは大成功でした。チケットの売上は110万ドル以上。ダブルオアナッシングに次いで、文字通り数千ドル以内に収まると思いますが、両方とも110万ドル以上のライブチケットの売り上げがあります。PPVは、全世界で10万回の視聴を達成すれば大成功だと思うと言いましたが、初期のデジタル数字からすると、10万回以上視聴できたと言えるので、今はとても安心しています

引用:Fightful Wrestling

 

試合中に棚橋弘至が送った飯伏幸太へのメッセージ

 

今大会、怪我人が多かったことに加え、AEWと新日本に深い関わりのある2人が出場出来なかったは残念なことと言えます。

1人はAEW初期メンバーであるケニー・オメガ。

今大会の実現と成功を誰よりも喜んでいそうなケニーですが、「Forbidden Door2」に出場できることを祈っています。

 

もう1人はそのケニーの最愛のパートナーであり、同じ志しを持った飯伏幸太です。

現在欠場中の飯伏ですが、「Forbidden Door」でのケニーとの共演は、多くのファンが待ち望んでいたことでしょう。

新日本のアメリカ興行に絶対必要なレスラーがオカダカズチカや棚橋弘至なら、AEWとの合同興行に“壮大なドラマ”を盛り込めるのは飯伏しかいないと言っても過言ではありません。

 

飯伏の抱える問題には静観するしかないのかもしれませんが、AEWxNJPW合同興行のメインイベントを務めた棚橋が、試合中に普段はやらない技を繰り出しました

その技とは“カミゴェ”です。

 

米メディアのスポーツ・イラストレイテッドは、棚橋がモクスリーにカミゴェを見舞った写真を掲載しています。

記事本文は合同興行に関する内容ですが、会場を訪れた16000人以上のファン、PPVを購入した50万以上のファンは棚橋のカミゴェの瞬間を見ているはずです。

そしてその瞬間、飯伏の顔が浮かんだことでしょう。

 

棚橋の行動には意味があるはずです。

多くのファンが見守る中でカミゴェを放ったということは、飯伏へのメッセージだったと考えられます。

恐らく、『飯伏の居場所はこのリングだろ?』というメッセージではないのでしょうか

 

禁断の扉は一旦閉まりましたが、新日本のエースは違う禁断の扉を開こうとしているかもしれません。

心を閉ざしているかもしれない以上、禁断の扉を開けることは簡単ではないでしょう。

棚橋のメッセージを本人が見ているかどうか分かりませんが、「Forbidden Door」を見たファンは棚橋のメッセージを受け取っています。

中には私のようにそのメッセージを拡散したいと思うファンもいるでしょう。

 

棚橋は再び禁断の扉の目の前に立ちました。

その扉は何重にも施錠された強固な扉かもしれません。

この扉は1人で開けるには頑丈過ぎるかもしれませんが、多くのファンが後押しすればいつか必ず開くことでしょう。

それでも時間がかかるかもしれません。

願わくば、扉の向こうから鍵を開けて出て来てくれることを祈るばかりです。

飯伏幸太、棚橋弘至【撮影:koba】