棚橋弘至と内藤哲也が開幕2連敗で脱落リーチの可能性

内藤哲也、棚橋弘至【撮影:koba】
真夏の祭典『 G1 CLIMAX 』




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藤洋央紀の劇的勝利で沸いたG1クライマックス仙台大会。

過去、4連敗中の後藤が2016年にCHAOS入りして以降、初めて内藤哲也から勝利しましま。

七夕の短冊に小学生の長男が書いた願いを実現するため、G1初戦の勝利は大きな一歩となったことでしょう。

『パパがせかいヘビー級チャンピオンとAEWの所のタッグチャンピオンとIWGPタッグチャンピオンをとれますように』

 

バックステージでは我が子に勝利を伝え、感動的な一夜となりました。

『この3年、新日本プロレス、プロレス界、いや日本全体が苦しい思いをしてきたよ。だがそろそろ失った物を取り返そうぜ、オイ!俺がその先陣を務める。何があろうと、(立ち上がりながら)俺は立ち上がるんだ!

最後に家で(新日本プロレス) ワールドを見ている息子に一言言わせてくれ。 (TVカメラを見ながら) お父さん、勝ったぞ!』

引用:新日本プロレス

 

G1開幕戦を白星で飾った後藤は、7・27後楽園ホール大会で同じく初戦勝利したアーロン・ヘナーレと対戦します。

勝った方は開幕2連勝となる一戦なだけに、どちらも勝ちたい一戦となるでしょう。

 

棚橋と内藤のどちらかが開幕2連敗となる可能性

 

一方で後藤に負けた内藤哲也は、次戦7・24大田区総合体育館大会で初戦黒星スタートの棚橋弘至と対戦します。

30分以内で決着がつかず引き分けの可能性もゼロではありませんが、恐らく30分以内にどちらかが勝ち、どちらかが負けることになるでしょう。

つまり、6試合しかない今回のG1において、棚橋か内藤のどちらかは2連敗スタートになることになります

敗者は緊急事態と言えるでしょう。

 

今回のリーグ戦1位突破のボーダーラインは、最低でも4勝2敗というのが多方の予想だと思います。

3勝3敗でのリーグ戦突破はあり得ないでしょう。

6試合の内の2敗というのは重くのしかかるはずです。

お互い連敗スタートだけは避けたいところでしょう。

 

過去にも連敗スタートから連勝を重ねた選手はいます。

2連敗でもリーグ突破の可能性がなくなるわけではありませんが、Cブロックは猛者揃いで実力が拮抗しています。

棚橋と内藤の残りの公式戦はご覧の通りです。

【棚橋弘至の公式戦日程】

7・24大田区vs 内藤哲也
7・30愛知vs ザック・セイバーJr.
8・5愛媛vs EVIL
8・10広島後藤洋央紀
8・14長野KENTA

 

【内藤哲也の公式戦日程】

7・24大田区vs 棚橋弘至
7・31愛知vs EVIL
8・5愛媛vs アーロン・ヘナーレ
8・9広島 vs KENTA
8・16日本武道館 vs ザック・セイバーJr.

 

メインイベント数1位、2位の棚橋と内藤が、早々にリーグ敗退決定するわけにはいかないでしょう。

7・24大田区総合体育館大会の直接対決は、絶対負けられない一戦となりそうです。

G1クライマックス公式戦スケジュール